備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

路上観察 @横浜 @倉敷

2015-10-06 10:44:15 | 路上観察


倉敷でのグループ展『けらもす6.0~倉敷deびぜんやきマルシェ』が終了し、現在は、ヤレヤレなところ心情であります。
多くのご来場の皆様、有難う御座居ました。また来年。たぶん。

特に今回は……ねぇ、備前焼ガチャが……。『10人目のけらもす』の登場でしたな。
しかし、間もなく備前焼まつりも来るなぁ。モノが無いねぇ。どうしよう……。作る? 窯焚く? いやぁ……。


さて、お出掛けした時のお決まりは路上観察である。その報告。需要の有無は無視しての報告で御座います。


まずは横浜。
横浜ではあまりウロウロしなかった。自主的なソロ深夜パトロールを1度のみ。その為、路上観察にもさほど成果はなかった。
既に酔っ払っていたので、場末やら裏路地に入り込むのは避けた。トラブル回避の大人な対応ですな。キリッ。
そもそも都市型観光地には食指の動く物件は少ない。どちらかといえば、建材断面の化石の方が成果があったりするが、既にそういう建物は閉まっている。

成果無くヨロヨロ(疲れではなく酔っ払って)宿泊先に戻る。その玄関先で、ニョロニョロの大群を発見!


う~~ん、車止め? それにしても数が多過ぎやしないか?
ウ~~ン、ヨッパライスギタカ? 沢山に見えるぞ。
フラフラ、ヨロヨロとその場で酔っ払いステップを踏みながら撮影する。あとで見返すとピンボケ写真多数……。さもありなん。
題して、『ニョロニョロの兵馬俑』としておこう。


翌日はギロッポンへ。つか、健全なお昼間に行ったので、普通に六本木ね。

歩き疲れて休憩したカフェの店先。配電盤のくっついた大木。「お前も大変だな……」と見ていたけれど、俄かに思い至る。

これは『二宮金次郎へのオマージュ』であろう。
燃料の薪ではなく電力を背負わされて、人々を見守り木陰を提供している『ながら族』。(←死語)


帰宅して、すぐに倉敷の会場入り。正確には帰宅せずに直接倉敷だったが。

これは既にお馴染みの『カメレオン電柱』

赤いペンキが秋空に映える。違っ、「赤レンガとの親和性が良いですね(棒読み)」

裏通りでは、良い雰囲気の野地板を見つけた。風雨に晒された味わい。


正直、これ欲しいわ。


見飽きないテクスチャーです。『建築の積層』と言ったところでしょうか。
持ち主は敢えて放置しているのかしら……。


今回はトマソン物件の発見はありませんでしたが、個人的に好きなモノには出会えたので良かったなぁ。


完全に個人的嗜好なので共感は頂けないかとも思いますが……まぁ、そういう事ですよ。ハイ。オシマイ。m(_ _)m