先日、砕いた原土を水に漬けていましたが、しっかりと溶けたようです。
砕いた時のバラツキがそのまま色として出ています。
まさに、大地の色です。
この土は、このまま酸化で焼くと『白ベースに赤』の発色です。
よく混ぜると、緋襷がキレイに発色します。『抜け』も白くなります。
さて、これを静かに掬って『ドベ鉢』で水分を抜きます。
夏は、石膏製のドベ鉢が早く乾きます。石膏自体が水分を吸って乾燥するので。
冬は、植木鉢なんですが。
さてさて、そろそろドベ鉢の置き場所をもうちょっと効率の良いところに移したいのですが、なかなか時間がありません。
直射日光が当たらないで、日当たり、風通しが良いところ……、かつ、作業動線が良くて……あるんですけどねぇ。
今は、一番最初に造った「とりあえず」の場所に設置したままです。こういう事は、最初からきちんとしておかないといけませんなぁ。
まっ、今の場所もそれなりに良いんですが。
そろそろドベ鉢の棚自体も新しくしないといけません。10年モノの竹が割れてきました。築窯の時に切った竹を「とりあえず」で使ってそのまま。
これの取替え作業がきっかけになるのでしょうか。
何だかその時が来ても『その時のとりあえず』で済ましそうな気もするなぁ…。
このまま「とりあえず」の連続で終わるのかも。いや、ポジティブにさっ、『その時のベスト』と捉えよう。
そうだ! 『「とりあえず」は、その時のベスト』
これだな。うん。(*^ー')b
まずは朝のうちに、「とりあえず」ドベ鉢に粘土を移そう。 (涼しいうちにするのがベスト)