備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

冬茹(どんこ)

2006-09-18 11:18:33 | 料理・食材

忙しさにかまけていたが、
自然の変化は 個人の都合を考慮しない。

数年前に 窯場の山の木を伐採した折に、
太いものは、窯焚きで使うとして、
細いものはキノコのホダ木としていた。

シイタケが 割と成績が良い。
春秋に出てくる。

あまり傘が開いていない丸いものを 『冬茹(ドンコ)』という。
年に2回の 春の冬茹 と 秋の冬茹。
焼いて美味しいのは秋の冬茹だと思う。
定かではないが 水分量の違いでもあるのだろうか。

ちょくちょく ホダ木を覗いては採取。
美味しく戴いています。

タイミングを 逸すると、
フライパン一枚分の
巨大なシイタケ ステーキとなってしまいます。

これから、山では、ジイタケ、マツタケ……と続いていきます。