あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

私の愛聴盤 (第87回)

2016-05-07 | 私の愛聴盤
第87回は板橋文夫の「濤」です。
このところ、立て続けに彼の曲を取り上げてきたことから、好きな1枚をピックアップしました。
「濤」 FRASCO FS-7011
  
1. ALLIGATOR DANCE
2. GOOD-BYE
3. TOH
板橋文夫(p) 岡田 勉(b) 楠本卓司(ds)
録音 1976年3月1日

1曲目の「ワニのダンス」は、その名の通りリズミックで、コミカルな曲です。
2曲目の「グッドバイ」の初演が、このアルバムに収録されています。
岡田勉とは1975年のニューヨークでの行動を共にしていますが、その時に浮かんだメロディがこの曲に反映されているのだそうです。
哀愁を帯びた涙ちょろちょろの佳曲ですが、ここでは迫力あるプレイを聴くことができます。
B面全体を占めるタイトル曲「濤」は3拍子で演奏され、カラフルなサウンドに仕上げています。

板橋のピアノは、鍵盤をフルに使うダイナミックな奏法に特徴があり、好きなピアニストの一人でもあります。
最近は音楽の幅を広げ、カルメン・マキとの共演アルバアムも制作されています。

また、このアルバムでは今は亡き岡田勉の強力なベースも一役買っています。

コメント (4)
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森山威男の「スマイル」から

2016-05-05 | JAZZ
ジャズ・ピアニストの板橋文夫には数多くのオリジナル曲があります。
これは森山威男のリーダーアルバムですが、先のデュオ作品に収録されている曲が入っていることから、改めて取り上げてみました。
「SMILE」 DENON YF-7013-ND
   
1. EXCHANGE(松風)
2. 渡良瀬 (板橋)
3. STEP(松風)
4. SMILE(C.Chaplin)
5. GOODBYE(板橋)
森山威男(ds) 国安良夫(ss, ts) 板橋文夫(p) 望月英明(b)
松風鉱一(as,ts,fl)
録音 1980年11月10~12日

森山威男は1975年末に山下洋輔トリオから独立し、自らのグループを結成しています。
これは彼の4作目となる作品で、板橋のオリジナルである「渡良瀬」と「グッドバイ」を聴くことができます。
板橋の出身地である栃木県の渡良瀬(川)をタイトルにした2曲目は、3拍子で演奏される親しみやすい曲で、国安(ts)と松風(fl)がユニゾンでテーマを演奏した後、国安~板橋の順でソロ・スぺーズが与えられています。
一方の「グッドバイ」、最初にピアノがテーマを弾き、サビの部分からは国安(ts)に引き継がれ、板橋のしっとりしたソロの後、最初と同じパターンで終わっています。
この2曲はいずれもマイナー調の佳曲です。

全5曲の内、1~3には松風鉱一が参加しています。
2人のテナーサックスによる「EXHANGE」は、まるでコルトレーン・グループのような分厚いサウンドです。
森山のタイコはエルヴィン・ジョーンズ、そして板橋のピアノは、マッコイ・タイナーのようでもあります。
3曲目の「ステップ」は、モンクの曲のようにゴツゴツ感のある曲で、松風(as)が最初にソロを取っています。
そしてタイトル曲である「スマイル」、
チャールズ・チャップリンの作曲によるこの曲が、ここに収録されていることがアンバランスのような気もします。
これは当時のプロデューサーの考えだったのか、リーダーが演りたかったのかは不明ですが、ミデアム・テンポで国安(ss)も板橋のピアノも淡々とプレイしています。

このアルバムの企画をされた川村年勝さんの経歴です。
(株)アクトコーポレーション 代表  1947年東京都生まれ
1970年代からジャズミュージシャンを中心に「サマーフォーカス・イン」などさまざまなイベントをプロデュース。
平成2年、コンサートの打ち上げ中に脳溢血で倒れ、治療とリハビリのため一時シーンから離脱。
平成3年札幌に移住。
その後、数々のイベントプロデュースやCD制作を手掛ける。


コメント (2)
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なごみの2作品

2016-05-03 | JAZZ
ピアノとドラムスのデュオによる2作品

日本の唱歌、ポピュラー・ソング、それにスタンダードを森山×渋谷のデュオで・・・
「しーそー」 TOKUMA JAPAN TKCB 72228 


上記に続いて最近発売されたアルバム、日本の童謡や唱歌を森山×板橋のデュオで・・・
「おぼろ月夜」 PIT INN MUSIC PILJ-0010
 
この2作品は、テーマも似通っていて微笑ましい限りですが、お互いの個性がぶつかり合うスリルもまた格別です。
休日の昼間、このようなシンプルな作品を、できる限り大きい音で聴いてみました。

おぼろ月夜の歌詞に出てくる菜の花、
近くの畑の花もそろそろ終り、こいのぼりと共にもうすぐ新茶の季節がやってきます。
  

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芝桜の丘へ

2016-05-01 | 旅行
「はる らんまん」のポスターに誘われて、
秩父羊山公園の芝桜を見に行ってきました。
  

最寄駅は秩父鉄道の「お花畑」です。
  

ここのところの暖かさで、お花は最盛期を過ぎていましたが、それなりに楽しめました。
  

  

午前中の早い時間でも人波は多かったのですが、午後になっても次から次へと入場してきました。
ここにもアジア系の人たちがチラホラと・・・

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