あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

MJQとNJQ

2013-03-10 | JAZZ
MJQ(MODERN JAZZ QUARTET)と、NJQ(NEW YORK JAZZ QUARTET)

頭文字が「M」と「N」の違いですが、メンバーは全く違います。
MJQの方が有名ですが、私はNJQについて想い出の1枚のLPがあったので、ここで2つのバンドを取り上げてみました。

まずはNJQです。
このバンドは、フランク・ウエス(fl,ts)とローランド・ハナ(P)の双頭バンドで、ベースとドラムスは何度かメンバー交代がありました。
最初のオリジナル・メンバーは上記2人の他に、ロン・カーター(b)とベン・ライリー(ds)が参加し、1974年6月のニューポート・ジャズ・フェスティバルでデビューしています。
その後、1981年までに5作品を残しています。
ここで紹介するのは、1977年2月19日にニューヨークで録音し、西独のENJAレーベルから発売された「SURGE」です。
このLPは東独のAMIGAレーベルからも発売されていますが、恐らく西側のオリジナル・テープを元に作られたものと思われます。
そしてこのLPは、前回ハンガリー・ジャズのところで紹介した、現地の人から頂いたもう1枚のレコードでもありました。
ウエスとハナの写真のジャケットが、東独盤、右側の青いビルの写真が西独のオリジナル盤で、フランク・ウエスの熱いフルート演奏が聴きものです。
右側のリンゴのジャケットは、CTIから発売された1975年3月に来日した時のライブで、RVGがミックス・ダウンしています。
       
1. SURGE
2. PLACITUDE
3. BIG BAD HENRY
4. 87TH STREET
5. WHAT, DOES IT MATTER ?
6. TEE PIECE
FRANK WESS(fl) ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) RICHARD PRATT(ds)

そしてMJQです。
このバンドの前進は、ヴァイブラフィン奏者のミルト・ジャクソンが、1951年に結成したミルト・ジャクソン・カルテットです。
イニシャルが同じMJQであり、翌年モダン・ジャズ・カルテットに変更しています。
1951年8月24日~52年4月に、サヴォイ・レーベルにレコーディングされた最初のアルバムは、「ザ・カルテット」となっていて、ピアノはジョン・ルイス、ドラムスは初代のケニー・クラークが担当しています。
一方、ミルト・ジャクソンがリーダーとなったアルバムでは、ホレス・シルバーがピアノを担当しています。
   

モダン・ジャズ・カルテットは、ドラマーがケニー・クラークからコニー・ケイに代わっただけで、解散するまで同じメンバーでした。
コニー・ケイに代わった最初のアルバムは、1955年7月にプレスティッジへ録音したコンコルドです。
その後、アトランティックに移動し、1974年の解散まで続きましたが、その時のラスト・コンサートがアルバムになっています。
 

MJQは上記レーベルの他に、アップル・レコードへも録音し、2枚のアルバムを作っています。
その内の1枚「UNDER THE JASMIN TREE」を紹介します。(1968年作品)
 
1. THE BLUE NECKLACE
2. THEREE LITTLE FEELINGS(PARTS Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ)
3. EXPOSURE
4. THE JASMIN TREE

MJQは1981年に再結成され、最後の録音は1993年に発売されています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月の富士山 | トップ | 本当の春は »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

JAZZ」カテゴリの最新記事