MJQ(MODERN JAZZ QUARTET)と、NJQ(NEW YORK JAZZ QUARTET)
頭文字が「M」と「N」の違いですが、メンバーは全く違います。
MJQの方が有名ですが、私はNJQについて想い出の1枚のLPがあったので、ここで2つのバンドを取り上げてみました。
まずはNJQです。
このバンドは、フランク・ウエス(fl,ts)とローランド・ハナ(P)の双頭バンドで、ベースとドラムスは何度かメンバー交代がありました。
最初のオリジナル・メンバーは上記2人の他に、ロン・カーター(b)とベン・ライリー(ds)が参加し、1974年6月のニューポート・ジャズ・フェスティバルでデビューしています。
その後、1981年までに5作品を残しています。
ここで紹介するのは、1977年2月19日にニューヨークで録音し、西独のENJAレーベルから発売された「SURGE」です。
このLPは東独のAMIGAレーベルからも発売されていますが、恐らく西側のオリジナル・テープを元に作られたものと思われます。
そしてこのLPは、前回ハンガリー・ジャズのところで紹介した、現地の人から頂いたもう1枚のレコードでもありました。
ウエスとハナの写真のジャケットが、東独盤、右側の青いビルの写真が西独のオリジナル盤で、フランク・ウエスの熱いフルート演奏が聴きものです。
右側のリンゴのジャケットは、CTIから発売された1975年3月に来日した時のライブで、RVGがミックス・ダウンしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/47/53dbe2dcc0797a8b10f81543d9f95289_s.jpg)
1. SURGE
2. PLACITUDE
3. BIG BAD HENRY
4. 87TH STREET
5. WHAT, DOES IT MATTER ?
6. TEE PIECE
FRANK WESS(fl) ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) RICHARD PRATT(ds)
そしてMJQです。
このバンドの前進は、ヴァイブラフィン奏者のミルト・ジャクソンが、1951年に結成したミルト・ジャクソン・カルテットです。
イニシャルが同じMJQであり、翌年モダン・ジャズ・カルテットに変更しています。
1951年8月24日~52年4月に、サヴォイ・レーベルにレコーディングされた最初のアルバムは、「ザ・カルテット」となっていて、ピアノはジョン・ルイス、ドラムスは初代のケニー・クラークが担当しています。
一方、ミルト・ジャクソンがリーダーとなったアルバムでは、ホレス・シルバーがピアノを担当しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/b6/275c519dfa5d4a03af0ef6957e374096_s.jpg)
モダン・ジャズ・カルテットは、ドラマーがケニー・クラークからコニー・ケイに代わっただけで、解散するまで同じメンバーでした。
コニー・ケイに代わった最初のアルバムは、1955年7月にプレスティッジへ録音したコンコルドです。
その後、アトランティックに移動し、1974年の解散まで続きましたが、その時のラスト・コンサートがアルバムになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/ab/57c53785bac932a895ad981c5fc9414a_s.jpg)
MJQは上記レーベルの他に、アップル・レコードへも録音し、2枚のアルバムを作っています。
その内の1枚「UNDER THE JASMIN TREE」を紹介します。(1968年作品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/4c/bb92bda01d712235378de39c6a1cbadf_s.jpg)
1. THE BLUE NECKLACE
2. THEREE LITTLE FEELINGS(PARTS Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ)
3. EXPOSURE
4. THE JASMIN TREE
MJQは1981年に再結成され、最後の録音は1993年に発売されています。
頭文字が「M」と「N」の違いですが、メンバーは全く違います。
MJQの方が有名ですが、私はNJQについて想い出の1枚のLPがあったので、ここで2つのバンドを取り上げてみました。
まずはNJQです。
このバンドは、フランク・ウエス(fl,ts)とローランド・ハナ(P)の双頭バンドで、ベースとドラムスは何度かメンバー交代がありました。
最初のオリジナル・メンバーは上記2人の他に、ロン・カーター(b)とベン・ライリー(ds)が参加し、1974年6月のニューポート・ジャズ・フェスティバルでデビューしています。
その後、1981年までに5作品を残しています。
ここで紹介するのは、1977年2月19日にニューヨークで録音し、西独のENJAレーベルから発売された「SURGE」です。
このLPは東独のAMIGAレーベルからも発売されていますが、恐らく西側のオリジナル・テープを元に作られたものと思われます。
そしてこのLPは、前回ハンガリー・ジャズのところで紹介した、現地の人から頂いたもう1枚のレコードでもありました。
ウエスとハナの写真のジャケットが、東独盤、右側の青いビルの写真が西独のオリジナル盤で、フランク・ウエスの熱いフルート演奏が聴きものです。
右側のリンゴのジャケットは、CTIから発売された1975年3月に来日した時のライブで、RVGがミックス・ダウンしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/81/359c42cfae2544fbba09bdb2f97cf889_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/37/31cd53ecef4c0d6b80d0a68ff197b634_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/03/3d/e0f533d1165aabe33f12bc19cf728e1f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/47/53dbe2dcc0797a8b10f81543d9f95289_s.jpg)
1. SURGE
2. PLACITUDE
3. BIG BAD HENRY
4. 87TH STREET
5. WHAT, DOES IT MATTER ?
6. TEE PIECE
FRANK WESS(fl) ROLAND HANNA(p) GEORGE MRAZ(b) RICHARD PRATT(ds)
そしてMJQです。
このバンドの前進は、ヴァイブラフィン奏者のミルト・ジャクソンが、1951年に結成したミルト・ジャクソン・カルテットです。
イニシャルが同じMJQであり、翌年モダン・ジャズ・カルテットに変更しています。
1951年8月24日~52年4月に、サヴォイ・レーベルにレコーディングされた最初のアルバムは、「ザ・カルテット」となっていて、ピアノはジョン・ルイス、ドラムスは初代のケニー・クラークが担当しています。
一方、ミルト・ジャクソンがリーダーとなったアルバムでは、ホレス・シルバーがピアノを担当しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/0b/b45ff453ce3318f62f0de88e59e8270c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/60/46b855651f62278b406df02df21e846b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/b6/275c519dfa5d4a03af0ef6957e374096_s.jpg)
モダン・ジャズ・カルテットは、ドラマーがケニー・クラークからコニー・ケイに代わっただけで、解散するまで同じメンバーでした。
コニー・ケイに代わった最初のアルバムは、1955年7月にプレスティッジへ録音したコンコルドです。
その後、アトランティックに移動し、1974年の解散まで続きましたが、その時のラスト・コンサートがアルバムになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/7f/5ffe7dd7f3ec2b46c94818701bc094ea_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/ab/57c53785bac932a895ad981c5fc9414a_s.jpg)
MJQは上記レーベルの他に、アップル・レコードへも録音し、2枚のアルバムを作っています。
その内の1枚「UNDER THE JASMIN TREE」を紹介します。(1968年作品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/b6/c87df5d2d6bedce573cc0a431c7b0838_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/4c/bb92bda01d712235378de39c6a1cbadf_s.jpg)
1. THE BLUE NECKLACE
2. THEREE LITTLE FEELINGS(PARTS Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ)
3. EXPOSURE
4. THE JASMIN TREE
MJQは1981年に再結成され、最後の録音は1993年に発売されています。