チェット・ベイカーとジャック・シェルドンの2トランペットによる未発表盤です。
「CHET BAKER & JACK SHELDON IN 1972」 JAZZ DETECTIVE DDJD-015
1. This Can't Be Love
2. Just Friends
3. Too Blue
4. But Not For Me
5. Historia de un Amor(ある恋の物語)
6. Once I Loved
7. You Fascinate Me
8. When I Fall in Love
9. I Crird For You
10. I'm Old Fashioned
11. Evil Blues
Chet Baker & Jack Sheldon (trumpet, vocals)
Dave Frishberg (piano)
Jack Marshall (guitar)
Joe Mondragon (bass)
Nick Ceroli (drums)
録音 1972年
このアルバムをメーカーの紹介記事から拾ってみると・・・。
「西海岸ジャズ・シーンを代表する2人のトランペッターによる極上のジャズ!
ジャック・シェルドンとチェット・ベイカー、2人の失われた音源が半世紀を経て発掘!
闘病後のチェットの気迫あふれる旋律が爆発した一枚。」
ジャック・シェルドンとチェット・ベイカー、西海岸ジャズ・シーンを代表する2人のトランペッターが残した世に出ることのなかった音源『In Perfect Harmony: The Lost Album』が180g重量盤LPにてリリース。
今作はチェットにとって1966年の闘病以来初のレコーディングとなった。
ということで、聴いてみての感想ですが・・・
チェット・ベイカーのラッパと歌が聴けることと、何れも演奏時間が短いながら、興味深い曲目が並んでいることから期待していましたが、ヴォーカルがメインとなっている中で「Once I Loved」だけはチェットのラッパを中心とした1曲丸々インスト演奏で、
またステレオ録音で、チェットが右チャンネル、そしてジャック・シェルドンが左チャンネルに分かれていますが、少しだけ両チャンネルに音が被っているという完全なセパレートでは無いところは聴いていて違和感は感じませんでした。
このような中で、チェットは十八番の4曲をフル・コーラスを歌っており、「Just Friends」「But Not For Me」「When I Fall in Love」はしっかりした音程で、また「I'm Old Fashioned」は、ミディアム・テンポで快調に歌っていて、曲によっては中間部ではトランペットも吹いています。
そしてチェットが歌っている間、ジャック・シェルドンはトランペットでバックに回っていました。
一方、相方のジャック・シェルドンは、「This Can't Be Love」の1stコーラス(2ndはチェットに交代)の他、「Too Blue」、ラテン曲の「ある恋の物語」、そして「I Crird For You」で渋い喉を披露しており、この間のチェットはバックでオブリガートを付けており、曲によっては2人のトランペットの共演部分も収録されていました。
・・・ヴォーカルが全体を占めている中で、各曲の演奏時間が短かいこともあり、なんとなく中途半端で欲求不満の残る演奏集でした。
「CHET BAKER & JACK SHELDON IN 1972」 JAZZ DETECTIVE DDJD-015
1. This Can't Be Love
2. Just Friends
3. Too Blue
4. But Not For Me
5. Historia de un Amor(ある恋の物語)
6. Once I Loved
7. You Fascinate Me
8. When I Fall in Love
9. I Crird For You
10. I'm Old Fashioned
11. Evil Blues
Chet Baker & Jack Sheldon (trumpet, vocals)
Dave Frishberg (piano)
Jack Marshall (guitar)
Joe Mondragon (bass)
Nick Ceroli (drums)
録音 1972年
このアルバムをメーカーの紹介記事から拾ってみると・・・。
「西海岸ジャズ・シーンを代表する2人のトランペッターによる極上のジャズ!
ジャック・シェルドンとチェット・ベイカー、2人の失われた音源が半世紀を経て発掘!
闘病後のチェットの気迫あふれる旋律が爆発した一枚。」
ジャック・シェルドンとチェット・ベイカー、西海岸ジャズ・シーンを代表する2人のトランペッターが残した世に出ることのなかった音源『In Perfect Harmony: The Lost Album』が180g重量盤LPにてリリース。
今作はチェットにとって1966年の闘病以来初のレコーディングとなった。
ということで、聴いてみての感想ですが・・・
チェット・ベイカーのラッパと歌が聴けることと、何れも演奏時間が短いながら、興味深い曲目が並んでいることから期待していましたが、ヴォーカルがメインとなっている中で「Once I Loved」だけはチェットのラッパを中心とした1曲丸々インスト演奏で、
またステレオ録音で、チェットが右チャンネル、そしてジャック・シェルドンが左チャンネルに分かれていますが、少しだけ両チャンネルに音が被っているという完全なセパレートでは無いところは聴いていて違和感は感じませんでした。
このような中で、チェットは十八番の4曲をフル・コーラスを歌っており、「Just Friends」「But Not For Me」「When I Fall in Love」はしっかりした音程で、また「I'm Old Fashioned」は、ミディアム・テンポで快調に歌っていて、曲によっては中間部ではトランペットも吹いています。
そしてチェットが歌っている間、ジャック・シェルドンはトランペットでバックに回っていました。
一方、相方のジャック・シェルドンは、「This Can't Be Love」の1stコーラス(2ndはチェットに交代)の他、「Too Blue」、ラテン曲の「ある恋の物語」、そして「I Crird For You」で渋い喉を披露しており、この間のチェットはバックでオブリガートを付けており、曲によっては2人のトランペットの共演部分も収録されていました。
・・・ヴォーカルが全体を占めている中で、各曲の演奏時間が短かいこともあり、なんとなく中途半端で欲求不満の残る演奏集でした。