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アイ・ジョージ・アット・ローオン

2020-04-23 | 演歌・ポップス
ローオン(労音)とは、全国勤労者音楽協議会の略称で、1949年11月に大阪で創立しています。
当時私も、色々とお世話になった内の一人ですが、労音主催のコンサートの中にはアイ・ジョージの2種類のライブ・アルバムがあります。
「I・GEORGE AT ROON」 TEICHIKU NL-2050-1
   

「I・GEORGE AT ROON」 TEICHIKU SL-1017
   

1962年(昭和37年)に、大阪、神戸、東京を始め全国各地で開催されたアイ・ジョージの労音主催のコンサートから、神戸国際会館と大阪フェスティバル・ホールでのものが2種類の実況録音盤として発売されています。
2枚組はモノラル録音で、シングル盤はステレオ録音(モノラル盤も存在するようです)で、この2種類に収録されている曲目は大半がダブっています。
各アルバムのみの曲もあり、2枚組の神戸録音では、「俺は一人で行く」「鶯の夢」「夏は来ぬ」「哀愁のトランペット」がそれで、シングル盤の方はライブならではの「流し~ジョージとの一問一答」が収録されています。
構成・演出と司会の一部に永六輔さんが関わっており、録音技師は翌年のカーネギー・ホールでのライブ盤も担当した吉田悦造となっていて、録音状態も良いです。
(ジャズ・レコードで話題となるレーベル面の溝も、しっかり付いていることから、当時は盤中央の穴との関係で必然的に溝が必要だったのでしょうか)

このレコードは、弱冠29歳のアイ・ジョージの張りがある若々しい歌声と、楽しいトークが詰まった懐かしい記録であり、これは虫干しを兼ねて年に一度は聴いています。


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