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ハリー・ベラフォンテを聴く

2023-04-28 | 演歌・ポップス
ハリー・ベラフォンテの訃報を知って、久しぶりに彼のレコードを聴きました。

1枚目は、日本ビクターの古い盤で、「Hava Nageela」、「Shenandoah」、「Cu Cu Ru Cu Cu Paloma」等、よく知られた曲は何時聴いても心に響き、ここでは「When The Saints Go Marching In」のような比較的珍しいナンバーも歌っています。
その中でも極めつけは「Danny Boy」で、オーケストラによるイントロの演奏が開始されると、ベラフォンテ自身によるアイルランドの語りがあり、コーラスに入るとギターだけのシンプルな伴奏による感動的な歌で魅了され、目を閉じていると、アイルランドの情景が浮かんでくるような錯覚に陥ります。

「An Evening with Belafonte」 VICTOR SHP-5060
  


2枚目は、1963年のツアーからのもので、ロサンゼルスのグリーク・シアトレで収録された2枚組です。
大きなホールでの録音であり、ベラフォンテのスピーチも多く入っていて曲間の流れも良く、ライブの雰囲気がたっぷりと味わえます。
知名曲は少ないですが、その中で、「Try To Remember」は上記アルバムの「Danny Boy」と同じような感動を味わいました。

「Belafonte at the Greek Theatre」 VICTOR LSO-6009
  

3月1日に96歳になったばかりのベラフォンテですが、彼の歌は1959年4月のカーネギー・ホールのライブ盤を聴いたのが最初でした。
今回は、上記の2枚のアルバムを聴いて、ハリー・ベラフォンテを偲びました。


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