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ヴァチェスラフ・ガーネリン・トリオのライブ盤

2020-06-05 | JAZZ
リトアニア出身のガーネリン・トリオのライブを収録したアルバム
「ANCORA DA CAPO」 SPURAPHON 1115 3014H
  
ANCORA DA CAPO Part 1 & 2
VYACHESLAV GANELIN(p, g, perc) VLADIMIR CEKASIN(as, ts, cl, bcl, vol, prec) 
VLADIMIR TARASOV(ds, perc)
録音 1980年10月13日

これは、チェコスロバキア時代のプラハで行われたライブを捉えたもので、ガーネリン・トリオの「LIVE IN EAST GERMANY」に続くものです。
内容は、何時演奏が開始されたか分からないような打楽器の連打から始まり、それにガーネリンのピアノが入り、更にウラジミール・チェカシンのアルト・サックスが加わりますが、3人の演奏は最初と中間部と最後のほうに限られています。
このライブ盤は、全員が打楽器を使った部分が多く、実際に会場にいた人達は奏者のパフォーマンスと、各人がそれぞれ発する音を耳だけでなく目と体でも感じることが出来ますが、レコードでその雰囲気をつかみ取るのは難しいです。
収録されているのは1曲のみの40分を越える演奏となっていて、テーマらしきものは無いですが、注意深く聴いていると、ピアノとサックスが交互にモールス信号の様な合図を出して演奏を進めていることが分かります。
演奏の終盤になって、3者のやり取りが表われて本格的なぶつかり合いとなりますが、収録時間の関係で途中で終わってしまいます。
よって、前作のEAST GERMANYの演奏の方が、面白さもあり内容も良いです。

コメント
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