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ベルント・ローゼングレンのストックホルム・デュース

2020-02-09 | JAZZ
スカンジナビア・グラモフォンに録音されたベルント・ローゼングレンの比較的初期の演奏ですが、このレコードは、今から20年程前に中古店で購入しそのままになってたので、久しぶりに取り出してみました。
「STOCKHOLM DUES」 COLUMBIA SSX 1013
  
1. TOP TEN
2. FOR ALL WE KNOW
3. YOU′VE CHANGED
4. ALLAN′S BLUES
5. INSENSITIVE
6. TRIBUTE TO DON ~ THEME
LALLE SVENSSON(tp) BERNT ROSENGREN(ts) 
GLAS-GORAN FAGERSTEDT(p) LARS SJOSTEN(p)
BJORN ALKE(b) TROBJORN HULTCRANTZ(b) BO SKOGLUND(ds)
録音 1965年4月1日、5月31日
スエーデンのベルント・ローゼングレンはストックホルム生まれのサックス奏者で、ハード・バップからアグレッシブな演奏まで、数多くのミュージシャンとの共演がありますが、ここでの演奏は60年代の音造りのものです。

1曲目の「TOP TEN」は、リー・モーガンの「ザ・サイドワインダー」に似たジャズ・ロック調の曲ですが、サイドワインダーの録音が1963年12月であるからして、明らかにその影響を受けているものと思います。
2曲目の「FOR ALL WE KNOW」は、ラーレ・スヴェンソンのトランペットをフューチャー、
4曲目の「ALLAN′S BLUES」、及び最終曲の「TRIBUTE TO DON ~ THEME」は、典型的なハード・バップ演奏であり、ここでのリーダーのプレイはジョー・ヘンダーソン似で、聞こえる音はそれを少し細くしたような感じのスタイルです。
このアルバムの中で、「YOU′VE CHANGED」と「 INSENSITIVE」の2曲で歌を披露している紅一点のナンニー・ポーレスが華を添えています。

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