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JRモンテローズの「ボディ・アンド・ソウル」

2020-02-02 | JAZZ
J.R.モンテローズの「ボディ・アンド・ソウル」
「BODY AND SOUL」 MUNICH 6803 635
  
1. SHORT BRIDGE
2. BODY AND SOUL
3. FOR HANK
4. JUST BLUES
5. OLD FOLKS
6. HOW DEEP IS THE OCEAN
J.R.MONTEROSE(ts) JOE EARDLEY(tp) 
REIN DE GRAAFF(p) HENK HAVERHOEK(b) PIERRE COURBOIS(ds)
録音 1970年1月31日
このレコード、
録音されてから丁度50年が経ちましたが、これは、JRモンテローズの名盤であるJAROの国内盤や、studio4のV.S.O.Pからの再発盤が出た当時、その合間を縫って発売されました。
アルバムの裏面では、デクスター・ゴードンが「BODY AND SOULは、テナーマンにとってとても重要なバラードである」とコメントしています。
モンテローズによるこの演奏は、JARO盤の「コートにすみれを」の如く、ソウルフルでありながらロマンティックなバラード演奏となっていて、最初のテーマ部をソロで出て、中間部は情感たっぷりなアドリブで、最後は再びソロで締め括るという構成になっています。

アルバムの最初に戻って、
「SHORT BRIDGE」の出だしはコルトレーンの至上の愛のような雰囲気を持っていますが、その後は少し早めのテンポの4ビートとなり、モンテローズ、ジョン・アードレイ、レインデ・グラーフのソロへと受け渡されます。
5曲目の「OLD FOLKS」は、アードレイをフューチャーしたカルテットで、彼の貴重なトランペット・プレイを聴くことができます。
3曲目の「FOR HANK」と、最終曲の「HOW DEEP IS THE OCEAN」はピアノ・トリオ演奏となっていることから、モンテローズとアードレイの出番が少ないアルバムですが、それでも2人の演奏が聴ける貴重な1枚でもあります。

このレコード、
演奏の出来は申し分ないのですが、風呂場の中で聴いているような録音が惜しいです。

コメント
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