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クラーク・テリーのリヴァーサード盤

2015-03-10 | JAZZ
先月、クラーク・テリーの訃報を知ったので、時々聴いていた彼のアルバムを再び引っ張り出してみました。

クラーク・テリー(Clark Terry) 1920年12月14日 - 2015年2月21日)ミズーリ州セントルイス生まれ

マイルス・デイヴィスにも影響を与えたとされるクラーク・テリー、
その活動履歴は優に60年を越え、この間、エマーシー、リバーサイドを始めとして多くのレーベルに録音しています。
その中で、リバーサイド・レーベルの4枚のリーダー・アルバムの中から、最初に録音された1枚を取り上げました。

「SERENADE TO A BUS SEAT」 RIVERSIDE RLP 12-237 (日本ビクター SMJ-6209(M))
  
1. DONNA LEE
2. BOARDWALK
3. BOOMERANG
4. DIGITS
5. SERENADE TO A BUS SEAT
6. STARDUST
7. CRUISING
8. THAT OLD BLACK MAGIC
CLARK TERRY(tp) JOHNNY GRIFFIN(ts) WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
録音 1957年4月27日

このアルバムは、ご覧の通りの豪華メンバーによる完全なハード・バップ作品です。
主役のクラーク・テリーはジョニー・グリフィンのブローに影響されたかのように、何時もよりハードな演奏を展開しています。
6番目に演奏されているホーギー・カーマイケルの作曲した「スターダスト」、
このアルバム唯一のバラードで、ここではヴァースから入り美しいメロディを歌いあげていますが、エンディングで吹くファンファーレのような部分については、なぜだ!との思いです。
最終曲のスタンダード「ザット・オールド・ブラック・マジック」は、僅か2分足らずでフェイド・アウトされています。
折角のいい曲なのに、チョッピリ欲求不満が残りますが、クラーク・テリーのせいではないので、ここはガマン。

コメント
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