10月だというのに

10月も中旬近くなったのに、残暑というより今日(9日）も「真夏日」、
東京の日中の気温は２９℃でまで上がり、連日「暑い」です。
新潟(糸魚川）は、温帯低気圧に向かって流れ込んだ南風の影響で、なんと３５．１℃でした。
何時になったら “天高く馬肥ゆる秋” という声が聞けるのでしょうか。

この言葉の意味を、故事ことわざ辞典から…
秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもある。
秋の季節の素晴らしさをいう句で、多く手紙などで時節の挨拶として用いられる。
「肥ゆる」は文語動詞「肥ゆ」の連体形。
杜審言の詩『蘇味道に贈る』に「雲浄くして妖星落ち、秋高くして塞馬肥ゆ」とあるのに基づく。
昔、中国では、北方の騎馬民族の匈奴が収穫の秋になると大挙して略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、
今年もその季節がやってきた」と、警戒の言葉として言った。
しかし匈奴が滅びた後は、現在の意味で使われるようになった。
「天高くして馬肥ゆる秋」「天高く馬肥ゆ」ともいう。

そして夕方も、まだ蒸し暑さが残っていますが…
西の空に太陽が沈み…

コンパクトカメラのモードを「風景」から「夕焼け」に切り替えると…
日没後の「富士山」がはっきり見え、気持ちが和らぎます。
　　　

早朝、同じアングルからはこのように見ることができます。