あしたのブログ!趣味や日々の報告ページ

このページを活用し趣味や日々のことなどを中心に報告しています。

キース・ジャレットに影響を与えたピアニスト

2013-10-08 | JAZZ
キース・ジャレットが少し続いたので、今度は彼が影響を受けたとされるピアニストを取り上げました。
その人とは、ジョン・コーツ・ジュニア(John Coates, Jr.)です。

彼は東海岸で活躍するピアニストで、本LPの裏面には3歳でピアノを始め、音楽学校で学び、17歳でプロデビュー、その後2年間は、米国、ヨーロッパで演奏活動をした後、ニュージャージーの大学で再び学んだとされていました。
キースはニュージャージーの出身ですし、このLPを聴いてみると「そう言われれば、そうかも」と納得する部分が多くあります。
そして、このレコード会社の住所も、お隣のペンシルべニアでした。
「THE JAZZ PIANO」 OMNISOUND N1004
  
1. LOVE IS ENOUGH
2. TUNE NO.4
3. A MINOR WALTZ
4. DEEP STRINGS
5. YESTERDAY
6. LITTLE ROCK GETWAY
JOHN COATES.Jr.(p) DEWITT KAY(b) LEN DAVIS(ds)
録音 1974年2月3日 

このレコードは、キース・ジャレットがソロ・ピアノ演奏で注目を集めた70年代中頃に、SJ誌で紹介され購入しました。
その後、長い間レコード棚に眠っていましたが、ここで改めて全曲聴きなおしてみると・・・
1.~4.は自身のオリジナル、5.はレノン - マッカートニーの有名曲で、クラシカルなピアノ・ソロです。
そして、キースに影響を与えたというところを探してみると、オリジナル曲はピアノ・タッチが良く似ているし、特にピアノ・ソロの部分で、キースの手癖と同じような弾き方をしているところがありました。
また、トリオ演奏でのゴスペル調の部分などは、ブラインド・ホールドで聴かせると、キース・ジャレットと答える人が出てきそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする