掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

開春20BY・入荷

2009-10-23 17:40:33 | 日本酒
今月の4日日曜日に、島根県浜田市で鳥取酒造組合の主催で、島根の地酒を楽しむ会が有り参加してまいりました。
島根県のお酒は、当店でも少々扱いをさせて頂いておりますが、十旭日(旭日酒蔵)さん・開春(若林酒造)さん・扶桑鶴(桑原酒場)などお取り引きが有る蔵元様や、何度か蔵にお邪魔させて頂いた玉櫻(桜尾さん)も勿論ご参加されておりました。【向かって右から十旭日のエリさん弟様】
【蔵の紹介をされる「開春」若林社長】
【玉櫻 蔵元桜尾さん】
本題に入りますが、今回入荷のお酒についてです。
この会の時に島根県太田市温泉津町の蔵元・「開春」の若林酒造さんは、「開春竜馬」改め「開春山口」(生もと純米)・開春辛口純米(速醸純米)・開春西田(地元西田地区産山田錦をヨズクハデという独特なハデ掛をし、そのお米を生もと造りで醸した純米酒)を持って来ておられました。
この次期、若林酒造さんのお酒も20BYの火入商品が揃ってまいりますが、例年この時期のお酒はまだかなり硬さが目立っており、味わいもまだ開いていない印象でした。
当店でも、「開春竜馬改」め「開春山口」と「開春西田」は扱っているので、20BYの火当ての状態を見るべく試飲させて頂きました。
「開春山口」の方は、先ほど述べたようにまだ、酒質は硬めで鋭角的な部分は有りますが、味の開きはまだ今ひとつでしたが、(勿論時間が経てば満開になるのですが・・・現在19BY は、いい状態に成っていますよ~それに対して「開春西田」は、まだ全般的には硬さは有るものの、思ったより早めにも旨味が出ており少々ビックリ致しました。これからもっと厚みも出てきて、旨味もうんと増して来るでしょうし、その旨味を受け止める力強さや酸も感じますので、これからの経過も大変楽しみです。『開春西田 純米生もと仕込 20BY』原料米:山田錦(温泉津西田地区産) 精米歩合:60% 酸度:2.0 日本酒度:+6.0 アミノ酸度:1.7 酵母:無添加
1,800ml=価格¥2,940 720ml=¥1,470
夜も冷えてくるようになり、お燗がより美味しく感じるように成ったこの時期、是非お試し下さい。
併せて、当店では若林酒造の商品は「開春竜馬19BY」「開春山口20BY」1,800ml=¥2,625 「イ宛おん(精米歩合90%木桶仕込・生もと造り)1,800ml=¥2,700も販売中です。