引き続き、竹鶴の呑切会のリポートです。
バインダーに用意された呑切評価表と鉛筆を持ってを持って、いよいよ「きき酒」開始です。【上の写真は、当店とも御付き合いして頂いている京都烏丸御池に在る飲食店「魚の匠・あさきぬ」の佐藤さん。真剣そのもの】勝手に使って申し訳御座いません。
今年のきき酒は、前回申しました通り56種類。内13が「生もと」というなんとも楽しみなラインナップです。
本酒造期(20BY)のお酒の特徴・傾向としては、石川杜氏から「きき酒」前に概要説明がありました。少し一端をご紹介しておきます。
仕込本数:33本 一仕込み:600~1290Kg 生成数量:410石
仕込内容:全量純米 精米歩合:40~70% 平均精米歩合:63.8%
使用米:山田錦の使用を廃止し、加工用米以外はすべて広島県産の酒造好適米(八反錦・八反など)雄町の契約栽培(竹原宿根地区・三原市大和町・東広島市福富町)を始めて13年目
麹歩合:平均23.7%
醪:平均醪日数28.9日 完全発酵を目標に最後までしっかり切らせる
上槽:生もと純米大吟醸は袋吊(柿渋で染めた綿の酒袋使用)平均粕歩合:15.8% 平均アルコール分:19.5 平均日本酒度:+12.7
火入:小笹屋シリーズ・にごり酒は熱酒瓶燗(一つ火)それ以外は蛇管で火入(2つ火)
56種類のきき酒をした事を、事細かに書いていると年が明けてしまいそうです・・・・。しかし雄町6号系のお酒はやはり、鋭角的な切れ味と雄町の味わいが、とってもインパクトが有る味わいで、興味を引かれます。
また、皆様気に成っておられる今月出荷・発売間近の「生もと19BY」達ですが・・・・
「生もと純米大吟醸原酒」は、滑らかで上品な口当たりのアタックら、旨味溢れる味わいを感じがあり、思わず「美味い」と平凡ななコメントを書いてしまいそうな位、普通に美味いのです。しかしながらその中に確りした味わいと切れ味のよい酸が味を引き締めてくれ、フワついた感じ全くはなく、脱帽の味わいです。
「生もと純米吟醸原酒」は、アタックに心地好い甘味・出味を感じます。中盤以降まだ若さから来る渋・苦味を少し感じ、また一見ナチュラルでスマートな味わいですが、盃を進めるごとに旨味を増す印象でした。
「生もと純米原酒」ですが、仕込2号酸味も力強く、かなり鋭角的でシャープな印象です。仕込3号は若さに伴う苦・渋味も感じ引き締まった味わを感じました。仕込4号は、渋・苦味は仕込3号より大人しく感じましたが、やはり味はまだ開いてるとはいえない状態です。
どれも総じて硬めの酒質でまだ、若さから来る苦味・渋味・しっかりとした酸味を受け止める味わいが、しっかり出ているているとはいえない状況ですが、これから間違えなく乗って行きますので、ご安心を。この味わいが出ると、厚みの有る非情に立体感のある味わいになるのは必定、思わずほくそ笑んでしまう事でしょう。
今年は、19BY純米大吟醸原酒に加え今年は、「生もと・純米加水火入18BY」発売される事に成りました。この話はまた次回・・・・・。
告知
11月1日(日曜日)正午より「竹鶴・生もと純米を呑む会」竹鶴酒造・石川杜氏をお迎えし行います。この企画は、「割烹ホテル・一ぷく」さんの会席料理と、この度発売の「生もと純米原酒」(純米大吟醸・純米吟醸を含む)すべてを楽しむ事が出来る会です。早速すでに10数名のご予約を頂き、有難う御座いました。定員は20名(多少+α)ですが、まだ少しは余裕が有りますので、ご興味の有るお方は、こちらをクリックして詳細をご覧下さい。
バインダーに用意された呑切評価表と鉛筆を持ってを持って、いよいよ「きき酒」開始です。【上の写真は、当店とも御付き合いして頂いている京都烏丸御池に在る飲食店「魚の匠・あさきぬ」の佐藤さん。真剣そのもの】勝手に使って申し訳御座いません。
今年のきき酒は、前回申しました通り56種類。内13が「生もと」というなんとも楽しみなラインナップです。
本酒造期(20BY)のお酒の特徴・傾向としては、石川杜氏から「きき酒」前に概要説明がありました。少し一端をご紹介しておきます。
仕込本数:33本 一仕込み:600~1290Kg 生成数量:410石
仕込内容:全量純米 精米歩合:40~70% 平均精米歩合:63.8%
使用米:山田錦の使用を廃止し、加工用米以外はすべて広島県産の酒造好適米(八反錦・八反など)雄町の契約栽培(竹原宿根地区・三原市大和町・東広島市福富町)を始めて13年目
麹歩合:平均23.7%
醪:平均醪日数28.9日 完全発酵を目標に最後までしっかり切らせる
上槽:生もと純米大吟醸は袋吊(柿渋で染めた綿の酒袋使用)平均粕歩合:15.8% 平均アルコール分:19.5 平均日本酒度:+12.7
火入:小笹屋シリーズ・にごり酒は熱酒瓶燗(一つ火)それ以外は蛇管で火入(2つ火)
56種類のきき酒をした事を、事細かに書いていると年が明けてしまいそうです・・・・。しかし雄町6号系のお酒はやはり、鋭角的な切れ味と雄町の味わいが、とってもインパクトが有る味わいで、興味を引かれます。
また、皆様気に成っておられる今月出荷・発売間近の「生もと19BY」達ですが・・・・
「生もと純米大吟醸原酒」は、滑らかで上品な口当たりのアタックら、旨味溢れる味わいを感じがあり、思わず「美味い」と平凡ななコメントを書いてしまいそうな位、普通に美味いのです。しかしながらその中に確りした味わいと切れ味のよい酸が味を引き締めてくれ、フワついた感じ全くはなく、脱帽の味わいです。
「生もと純米吟醸原酒」は、アタックに心地好い甘味・出味を感じます。中盤以降まだ若さから来る渋・苦味を少し感じ、また一見ナチュラルでスマートな味わいですが、盃を進めるごとに旨味を増す印象でした。
「生もと純米原酒」ですが、仕込2号酸味も力強く、かなり鋭角的でシャープな印象です。仕込3号は若さに伴う苦・渋味も感じ引き締まった味わを感じました。仕込4号は、渋・苦味は仕込3号より大人しく感じましたが、やはり味はまだ開いてるとはいえない状態です。
どれも総じて硬めの酒質でまだ、若さから来る苦味・渋味・しっかりとした酸味を受け止める味わいが、しっかり出ているているとはいえない状況ですが、これから間違えなく乗って行きますので、ご安心を。この味わいが出ると、厚みの有る非情に立体感のある味わいになるのは必定、思わずほくそ笑んでしまう事でしょう。
今年は、19BY純米大吟醸原酒に加え今年は、「生もと・純米加水火入18BY」発売される事に成りました。この話はまた次回・・・・・。
告知
11月1日(日曜日)正午より「竹鶴・生もと純米を呑む会」竹鶴酒造・石川杜氏をお迎えし行います。この企画は、「割烹ホテル・一ぷく」さんの会席料理と、この度発売の「生もと純米原酒」(純米大吟醸・純米吟醸を含む)すべてを楽しむ事が出来る会です。早速すでに10数名のご予約を頂き、有難う御座いました。定員は20名(多少+α)ですが、まだ少しは余裕が有りますので、ご興味の有るお方は、こちらをクリックして詳細をご覧下さい。