「災害時要援護者を地域で支える」

2010年03月29日 | news
2010年3月29日(月)13:30~16:00

社会福祉協議会にて「災害時要援護者を地域で支える」が開催されました。

講 師 安藤 雄太氏(東京ボランティア・市民活動センターアドバイザー)


災害により、コミュニティーは3回崩壊する。

1回目は、災害発生時
2回目は、仮設住宅に移転時
3回目は、復興住宅に移転時

阪神大震災の時には、抽選で、仮設住宅や復興住宅に入居を決めたため、顔見知りがバラバラになり、人の交流・人間関係が作れない状況があった。

人が交流する場の大切さを「仮設住宅での孤独死」から学び、10年後に発生した中越沖地震の際には、集落ごとに仮設住宅への入居をした。

行政には仮設・復興住宅やライフラインの復興等ハード面の復興支援はできても、人のつながりというソフト面はなかなか難しい。

緊急物資が行き渡り、ある程度落ち着くと、被災地に必要なのは人とのつながり。
地域で見守る取り組みが大切。

人は人との関係がないと生きていけない。





「災害時要援護者を地域で支える」

2010年03月29日 | news
阪神大震災の当日の火事の様子。

このほかにも、混雑する避難所の様子や住宅の焼け跡の様子の多くの映像や写真を観ました。

あらためて災害に備えて、
今できること(家具転倒防止器具の設置等)をすることの大切さを痛感しました。

参加者の中にも、「東村山市家具転倒防止器具助成制度」についてご存じない方も居られ、
広報の大切さも感じました。