とおっしゃったのは、会社のご近所のお寿司屋さんだそうで。
昨日の個人ミーティングの時に、相方が、そんな話を切り出した。
どこかでお昼でも、ということで、そのお店にたまたま、入った。
そうで。
女性が握っていて、店内は、まさに、山ガール感漂いの写真が張り巡らされ、と。
そのお母様が、表題のような話だった、というんだね。
僕らが引っ越してくる前の会社さんの名前を出して、というわけだ。
さらに、あたしは、と。
このブログでは、ご近所の賢人、としてご紹介している方、会社のお隣さんなんだけど。
その家からこちらのお寿司屋さんへ嫁に来た、というんだね。
そう言えば、その賢人、若かりし頃は、冬の富士山なんかへも登ったというから、山ガールの寿司職人さんは。
きっと、その姪っ子、ということになるな、なんて勝手に話は膨らんでいったのでした。
ことほどさように、ご縁というものは、凄まじいものがあるかもですね、なんてことごとが。
個人ミーティングの主題にもなり、楽しい時を過ごしたわけだ。
テレビ、SNSのない時代には、そこここで、そんなご縁の確認、驚き、安心、みたいなことが繰り返され。
寝物語であったり、夕餉の楽しい話題を提供であったり、なんてことが、あったんだろうね。
縁に縛られた、とも表現できる時代は、そりゃ、鬱陶しいことの数々、この上なし。
なんてこともあっただろうし、だいたい、象徴的に語られるのが。
嫁姑だよね。
外へ出張っている男は暢気なもので、縁は大切じゃ、くらいのことを豪語しまくり。
縁尋機妙(えんじんきみょう)多逢聖因(たほうしょういん)。
【良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある
いい人に交わっていると良い結果に恵まれる】
なんて言って、酒でも飲みながら大言壮語、なんて書くと、叱られちゃいそうだけどさ。
ま、いずれ、そんな構造ですね、きっと。
と書きつつ、SNS真っ盛りのこの時代、バーチャルのご縁にご縁を重ね、なんてことになると。
ひょっとしたら、だけど、この肉体を持たない世界と同じような仕儀に擦り変わるかもね。
以心伝心なんて言い方あるけど、思いは瞬時に届く、なんて話ね、その延長線上で。
そのうち、こめかみあたりにペタッと貼ると、肉体を持ちながらの、以心伝心のリアル版。
なんてね。
さて、妄想はこのくらいにしておきますか。