ってものがあるらしい。
夕べの会合の後、二次会。
いつもの大将が、そう言う。
フグの肉、それをひれ酒のようにして呑む。
お酒は白濁して、なんとも言えない妙味だそうで。
そりゃ、楽しみだね、と応じ、どうやら、12月も寒くなってからの、フグに脂ものり、と言う時期らしい。
知らないこと、あるね。
しこたま、あるね。
ってことが、楽しいことでもあり、知るとは知らないことを知ること、だったか。
安富さんが、論語を論じている中にあった言い方ね。
もっとも、そこから学び、にまで至るには、つまり、知ったことを身に染み込ませるまでには。
と言うか、身につかなければ知ったことにならず、学んだ、とも言えず、ってことだったか。
ところで、いきなり場面転換で、口呼吸。
これは、言葉を、話すことを身につけた人間だけにある欠陥らしいけど。
口から空気中の微細菌、微生物が体内へ入る。
それは、ある経路を介して白血球の中へ、同時に、体内を経めぐる。
空気中からの菌だから、好気性、ま、酸素が好きな菌たちだね。
それが、例えば、膵臓に落ち着くと、そこで、ミトコンドリアとの、酸素の奪い合い、って具合で。
ミトコンドリアの勢力、生命力、見えないエネルギーを奪い取る。
ので、糖尿病になる、って記述が、「内臓が生み出す心」と言う西原克成さんの著書にあって。
そうなんだ、ってなもんで。
わが社で、健康診断の結果、つまり、なんとかの数値、糖尿病の階級をしめす数値ね。
あれとにらめっこをしている御仁方を思い、と言うわけだ。
とにかく、この西村先生。ミトコンドリア、なんだよね。
外呼吸と内呼吸の二つ、つまり、鼻から吸う吐く、それが外呼吸。
そこから取り入れた空気、ま、酸素なのか、それを細胞の中でミトコンドリアが消費するのが、内呼吸。
それで、生命のエネルギーが作り出される、と。
そこに加えて、ミトコンドリアの環境、温かいのか冷たいのか、ってわけだ。
それらのバランスが、人間の肉体を左右し、健康であったり病であったり、と言うね。
ま、そんな括りが、くだんの本での話なわけです。
いきなり、健康オタク、になったわけでもないんだけど、医学や科学方面で言われていることも。
すべてがすべて、固定化された、確立されたことでもなく、って視点だな。
なんて、健康方面の話題にしつつ、肉酒を賞味するのを楽しみにしてもいるのです。