というわけで、スズメくん達の数は30羽でもなく、ほんの片手くらいか。
彼らなりに、微調整し、今朝は、あそこへ行こう、なんて手筈を整え、なんだろうな。
その辺りの会話が聞けたらめちゃ面白いんだろうけどね。
中西悟堂さんなら聞けたのかも。
七夕の朝は、マインドの「夏のぶれんど」。
そんな朝に、母親の友人から送られてきた葉書。
昭和2年生まれの96歳。
なんか、乙女のようなハガキでしょ。
可愛いよね。
早速、あすなろの里にいる母親に届けてあげよう。
文中、七十二候の半夏生なんて物言いがごく自然に出ているところが、素敵だね。
昨日までの第31候が、半夏生ず(はんげしょうず)。
半夏雨という名の大雨による洪水を半夏水と言うなんて書かれていて、昔から恐れられていた。
なんて但し書きがあるんだよね、わが暦には。
今日からは32候、温風至る(あつかぜいたる)ということで、七夕の別名は「星あい」だそうだ。
星の逢引だ、と。
七夕信仰が隆盛を極めていた頃は、星信仰だったのかもね。
古い古い、わが列島の暮らしが思い出されるな。