まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

煙草

2006年05月25日 | Weblog
昨日、たまには、オヤジの墓参りでもするか、と菩提寺に行く。

墓石に水をかけようとしたら、お線香たてのところに、煙草がおいてあった。

一本は火をつけてあり、残りは、箱ごとあった。

どなたかが、オヤジの墓前で、一緒に煙草を吸ったんだろうな、と嬉しくなった。

そういえば、入院中、意識朦朧としている中、さかんに、布団カバーを手探りして、煙草をさがしていたっけ。

人間て、いいもんだね。

つくづく、人間でよかったな、と思う瞬間。



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南朝

2006年05月25日 | Weblog
最近、どうも、南北朝の南朝方のことが気にかかる。

たまたま、連れて行ってもらったお店の女将さんが、名和さんといって、鳥取にある名和神社の末裔という方だった。

その神社は、官幣社、ということで、それなりのお墨付きをもらっているようだけど、社は小さくて、とおっしゃっていた。

神社って、戦に負けた側の怨霊を鎮める、みたいななりたちもあるからね。

北朝に追討を受けた南朝方の末路は、筆舌には尽くせないものだったろうな。

だって、人が住めないところへ逃れていくしかなかっただろうからね。

相良から信州、飯田にぬける塩の道があるけれど、その途中に、御室さんが護りつづけている神社があるらしい。

御室神社といったかな。

この御室さん、南朝の重臣で、都落ちし、戦いに敗れ、人里はなれたところを住処にしたんだろうな。

富士吉田の小室浅間神社も、どうやら、そんな気配がする。

護良親王の首級が眠っている、と由緒にかかれているしね。

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運命

2006年05月25日 | Weblog
ある人が言う。

この半年くらいで、親しい方、5人を送ることになる、と。

つまり、今生からあの世へ、ということなんだけど。

いい人が早く死んでいくのはなぜだろう。

天国で待ちきれないからだよ、と軽口めかして言ってみても、どうもなぁ。

精神世界系の言いかただと、人間は生まれてくるとき、どういう人生を送るかを、すべて、決めてくるんだよ、と。

そして、今生は、修業の場である、とも。

魂の成長のための場だ、と。

実際のところ、よくわからない。

けれど、人生と運命という言い方に最近出会う。

人生、といってしまうと、あまりにも、自分に偏りすぎ、狭く小さく短い。

むしろ、運命、のほうが、しっくりくる。

命を運ぶ、と書いて、運命。

つまり、命をつないでいく、つながっていく。

つないてきてくださった命を、また、次へとつないでいく。

それにしても、よくわからない。

なぜ、地球に理不尽な負荷をかけてまで、人間としての命はあるんだろう、というのが、最近のテーマだな。










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