監禁状態

妻の友人に、魔女と呼ばれる子がいるんだけど、その子の友達の話。

あんまり、夫婦関係、よくないらしいんだけど。

休みの日、といったかな、夫と喧嘩した日かな、家事のことから子供の世話から、一切やらずに、寝ているんだって。

ひたすら、寝ている。

夫のお母さんと同居、ということだから、食事など、不都合ではないらしい。

というか、逆に、お母さんが、なにもかも、やってくれちゃう、と。

ま、ある意味、うらやましい、というシチュエーションだけど。

で、その子。

よく、監禁事件、あるけど、わたし、耐えられそう、と言うんだって。

直接聞いたわけではないので、わからないけれど、その話をきいて、それ、ありだな、と思った。

彼女に限らず、ひとり監禁芝居って、わりと多いからね。

この時代、夫に刃向かい、親に刃向かいしたって、お縄になることはないけど、自分で、お縄にしちゃうってケース、ありがちだからね。

話しかわって、その魔女だけど、やっぱり、今回もパチンコ、勝ったらしい。

厳密に言うと、この台でるから、と教えられて、何年ぶりかで、やった妻が勝った、ということだけど。

今年のゴールデンウィーク

どこへ行ってきた、と言えずに、終わってしまいそうなゴールデンウィーク。

十里木へ来ていた友人のところにも行かずに終わりそう。

夫唱婦随、とよく言われるけれど、今回は、それをやめた。

合意のもとで決めようと、どこかに、あった。

今までは、決めてしまえば、妻が、それについてくる、というパターン。

それで、行ってみれば、百聞は一見にしかずで、楽しかった、となるケースが多かったけれど。

やめた。

どこかへ行きたい、って、考えてみれば、僕が行きたいんで、妻が行きたいわけではない。

そんなめんどくさいこと考えずに、行っちまえばいいじゃん、だけど。

ふと、妻が漏らした言葉が気になっていた。

私は自分がしたいことをしたいんだ、と。

自分がしたい、ということを、夫のしたいことに合わせることもない。

自分のしたいことは自分で決めることなわけで。