奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ボチボチ農業

2014年08月26日 | 晴耕雨読

 本日も陽射しの強い一日でしたが、いく分か夜明けが遅く、日暮れが早くなったような気がします。
本日の予定も、終日、カボチャの誘引棒の作成、午前に頑張り過ぎて、午後は小1時間でサンテナ1箱分の作成を終えました。
さすがに、三日目になると、この単純作業にも飽き、そんな時は、あっさりと作業を止めて市街に散髪に出掛けました。

 散髪から帰って、トンネルハウスの育苗箱を観ると、播種から3日目でキュウリがポツポツと発芽をしていました。温度条件がそろえば、発芽に要する日数は4日、明日あたりからニョキニョキと発芽することでしょう。

 明日は、島の南北2ヶ所で開かれる、春カボチャ栽培の反省会に参加します。時間があれば、同時開催の新規栽培者を対象としたカボチャの栽培講習会にも参加しようと思っています。
キュウリの定植までは、ボチボチ農業です。


誘引棒作りの一日

2014年08月25日 | 晴耕雨読

 猛烈な陽射しに作戦を変更して、ブルーシートによる日除けタープを設営し、カボチャの誘引棒の作成に取掛りました。001
誘引棒の材料となるススキの刈取りは、炎天下で大汗をかきながらの作業になりましたが、その後の作業は、タープの下でラジオを聴きながら快適な作業になりました。作業環境もちょっとした工夫が必要だなとつくづく感じました。

 1日がかりで1千本(10a分)の誘引棒を作り、残り2千本もこの時期に作成して、秋と春作のカボチャ栽培に備えたいと思っています。
作業は、百姓の千時間を絵に描いたような超~地味な作業で、004_3
ラジオを聴きながらボチボチやることが長続きの秘訣と思っています。

 画像は本日の作業風景、いつものようにあの手この手で臨機応変に過ごしています。押切は3年前にネットで購入し、島内の販売店にはないユニークな構造をしています。刃は上向きで、刃の上にススキを載せ、取っ手を押し下げてカットします。切れ味は良好で手頃な価格で購入できます。


何事も段取り八分で

2014年08月24日 | 晴耕雨読

 珍しく予報が当たって、スコールの多い蒸暑い一日でした。
予定作業とキュウリの播種も終え、日曜日と言うこもあってちょっとした余裕感でスタートしました。

 天候が定まらない日は、取り敢えず畑を巡ればとの思いで倉庫に出向き、昨日播種したキュウリのハウス内の温度が気掛かりで、早速、トンネルハウス内に温度計を設置しました。温度は40℃を超えていて、ビニールを巻上げてハウス内の換気を行い、30℃近くに下がりました。

 帰宅して、午前は秋作の作業計画を作成して過ごしました。 キュウリ3種、カボチャ2種、リーキ、玉ねぎ6種、スナップエンドウ、実えんどう、001ズッキーニ、パッション、これらの作物の苗作りから収穫までの作業段取りを表計算ソフトでコンパクトにまとめました。11月期に作業のピークが予想され、天候と相談しながら仕上げて行こうと思っています。
また、収穫期を早めるために、スナップエンドウや実エンドウの育苗も検討しています。

 秋作の作業計画が出来たところで、肥料業者に肥料単価の見積もりをメールで依頼しまし た。円安や石油の高騰で肥料価格は上がり、消費税率アップが更なる負担になっています。008
だからと言って、生産費用の高騰が農産物の価格に転化することは皆無のようです。

 午後はスコールが強くなり、食料品の買出しに出掛けました。
何事も段取り八分で、秋作のイメージが掴めましたので、あとは天候と相談しながら、淡々と進めて行きたいと思います。

 画像は、夕方に何気なく撮ったアダンの花とアダンの株元に咲く名も知らない花です。何故か、亜熱帯には、濃緑色の葉に白い花が映えるような気がします。


何とかなるものです!

2014年08月23日 | 晴耕雨読

 イメージと出来映えには珍問難問があって、本日もまたあれこれと思考錯誤で一日を過ごしました。002
倉庫近郊で育苗を行うと、散水用の水の問題が浮上し、倉庫の隣りには沢水が流れていて、年中枯れることもないので、何とか堰き止めることで水の確保ができないものかと思い立ちました。
先ずは、刈払機で周囲の草木を切取り、スコップやクワを駆使して、いい感じで程良い堰ができました。水量も豊富で洗い物にも活用できそうです。

 水の確保が終わると、昨日完成した育苗用のトンネルハウスの手直しと、実際に育苗箱を置いて、育苗箱を載せる台木の設置を行いました。005 台木は、解体したビニールハウスの25mm鉄管で代用しました。

 午後イチも、トンネルハウスの設置であれこれと修正を行い、終わると、地這えキュウリの播種に取掛りました。品種は、「ときわ」、「新ときわ」、そして地場産の赤毛瓜の3品種で、来月上旬の定植で、10月中旬頃からの収穫を見込んでいます。
まだまだ続く、台風シーズンを考えれば地這え栽培がいいかなとの判断です。

 予定作業が早めに終わり、もうひと頑張りとの思いで、冬瓜畑と秋カボチャのほ場のソルゴーの追肥を行いました。010_2 ソルゴーは、ひと月で1m伸び、いくらかでも台風からの防風になればと思っています。

 画像は今日一日の活動で、沢水の確保、キュウリの播種、いい感じで仕上がった育苗用のトンネルハウスです。播種したキュウリは、早速沢水をジョロで撒き、トンネルハウスの中に入れました。
また、夕方にはポツポツと降り、ソルゴーの追肥がグットタイミングになりました。


育苗用のトンネルハウス作り

2014年08月22日 | 晴耕雨読

 終日降ったり止んだりで蒸暑い一日でした。
予定作業が終了し、経理や支払いから始めて、終わると鉄筋の購入に名瀬市街に出掛けました。購入は極めて簡単で、径や長さを依頼し目の前で鉄筋の切断をしてくれました。5本で400円ほどの金額でした。

 午後は猛烈な湿感の中で、育苗用のトンネルハウスの設置に取掛りました。地盤は固く、悪戦苦闘しながら購入した鉄筋で差込み用の穴を掘り、その後にアーチ支柱を差込み、何とか幅1.6m、長さ5mの育苗トンネルハウスが完成しました。003ハウス内には防草シートを敷いて雑草対策をしています。

 もちろん、育苗ハウスは持っていますが、台風シーズンが終わるまではビニールの展張できず、いろいろと思案した挙句、割と台風害の少ない倉庫裏に、育苗用のトンネルハウスの設置を考えました。ここでは、キュウリから始まって、玉ねぎ、リーキ、ズッキーニ、そして秋カボチャの苗作りに活用したいと思っています。

 明日から、早速、キュウリの苗作りを始めようと思っています。