奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

予定作業の終了

2014年08月21日 | 晴耕雨読

 朝から猛烈な陽射しで、これぞ奄美の夏だと少し観念しながら、菜園の耕うん作業に取掛りました。半月遅れでオフシーズン前の作業は全て終了しました。013

 相変わらず、狭隘な菜園は、肩こりがするぐらいギヤーやスロットルの切替えがひんぱんで、終わった時には大汗をかいていました。それでも、秋作の植付けまでトラクター作業はなく、やっと一息ついた思いです。

 午後は暑さもあってスロースタートで、トラクターの洗車を行い、その後はトラクターのメンテナンスで、ラジエターフィルターの清掃と各部のグリスアップを行いました。006
久しぶりにエンジンが停止しないと言う珍現象が起こり、エンジンルームのサイドパネルを外し、ブーツを押して停止させました。トラクターには良くある現象で、取説には記載されていますので一読することをお勧めします。

 昼には、注文したキュウリの種が届きましたので、いよいよ育苗トンネルハウスの設置に取掛りました。予想どおり、倉庫周辺は、地盤が固くて支柱が挿せない状況で、中断して鉄筋の確保を検討しました。002 明日、鉄工所に出掛け、2、3本の鉄筋を購入したいと思っています。

 画像は、盛夏に映えるサルスベリ、そして防風対策のソルゴーの生育と招かざる客の足跡・・・その足跡から、でかくて老獪で、たてがみを連想します。早速、役場に電話を入れ、電柵の設置時期の確認を行いました。


研修OB会

2014年08月20日 | 晴耕雨読

 各地でゲリラ豪雨が発生して大きな被害が発生している様子です。この奄美でもそうでしたが、災難は忘れた頃にやってくる、対岸の火事ではなく、明日は我が身として捉えることが肝要と思います。

 さてと、廃プラスチックの回収と午後の定例会を念頭に、何とか春カボチャのほ場の耕うん作業ができないものかと思案した挙句、早起きして耕うん作業に取掛り、終わると一気に廃プラの回収まで終わらせました。我ながら良い判断だと自賛しています。

 午後はランチもそこそこに島の北部に向かい、定例の研修OB会に参加しました。参加者の近況では、台風によるパッションの被害とハウスの損壊があって、改めて台風の洗礼に戸惑っている様子でした。パッションもマンゴーもハイリスク・ハイリターンの作物で、奄美の自然環境と言うものを見極めながらの栽培が肝要と再認識しました。

 敢えて苦言を呈すれば、パッションの定植時期を11月上旬にし、少なくと7月中旬までには収穫を終わらせることが、台風害を避ける最良の策と思います。
そのためには、農政がパッションの育苗に本腰を入れて、苗の価格を半額にして欲しいと思います。パッション農家が、脆弱なハウスで苗作りをすると定植時期が遅れ、その結果として収穫と台風が遭遇する確立がうんと高くなります。
今さら、呈するほどのものでもありませんが・・・。

 小生の方は、近況として、農政担当者に「くりほまれ」の栽培データの提供を依頼した他、新規栽培の玉ねぎやリーキの紹介を行いました。
参加者は、台風の洗礼でいつも以上の真剣さでした。


畑人日和

2014年08月19日 | 晴耕雨読

 久しぶりに終日晴れて、猛暑の中、イメージ通りの作業になりました。
午前は、ほ場の乾燥を待ちながら、昨日に続いてカボチャの誘引棒の制作を行いました。途中、建設会社のTさんや化粧品会社の方が来畑し、暑い最中、立ち話になりました。Tさんは建設会社をリタイヤして、農業にいそしんでいる様子で、パッションの苗の入手先や植え時期を尋ねての来畑でした。
誘引棒はサンテナ1箱分を作り、暑さもあって早々の内止めになりました。

 午後は春カボチャのほ場の耕うんに取掛り、ほ場の程良い乾燥にいい仕上がりになりました。
今季は、ソルゴーによる土作りに替えて、敢えてほ場の雑草をすき込み、耕うんの回数も増やして、雑草の腐食を促進して有機物化を図りたいと思っています。002

 今季の春カボチャ栽培は半減(20a)を考えていましたが、トラクターに揺られて耕うん作業をしながら、ふと、30aの面積でもいいかなと思いました。カボチャ栽培を始めて、まだ収量の目標達成をしていないので、30a・・・3tで再挑戦をしてみようと思います。
耕うん作業は4時頃まで掛り、久しぶりに畑人気分に浸りながら倉庫に帰投しました。

 明日は、定例の農業廃プラスチック(マルチ、ビニール、農薬の容器など)の供出を行い、午後は北部で行われる研修OB会に参加しようと思っています。


誘引棒の作成

2014年08月18日 | 晴耕雨読

 週間予報が日替わりメニューで、今朝の予報では曇りと雨マーク、夕方には全て晴れマークに変わっていました。予報士も天候が中々読めないのでしょうね。

 相変わらずの高温多湿の中、敢えて倉庫周辺の草刈を選択し、衣服は汗でずぶ濡れになりながら終りました。ついでに、隣接する保育所の山側の草刈まで行いました。昨年の今頃は、この場所で久しぶりにハブと遭遇しました。

 ランチにはまだ早く、ビニールハウスから脚立を移送して、倉庫の雨どいの異物除去を行いました。倉庫周辺の松は、松喰い虫の害で伐採され、すっかり夏場の日陰もなくなってしまいました。雨どいの異物は、枯れて朽ちた松の枝と葉でした。003

 午後は、暑さの中いつもより気合を入れて、カボチャの誘引棒の作成に取掛りました。作業は、春カボチャほ場の土手周辺にあるススキを刈払機で刈倒し、5本ずつ束ねて押切で25センチぐらいにカットします。
誘引具には針金等いろいろありますが、手間さえ惜しまなければ、ススキが一番ベストかなと思っています。回収の必要がなく、そのまますき込むことができます。

 本日は小手調べを兼ねて、サンテナの2/3ほどを作成し打ち止めになりました。サンテナ3個分を作成し、秋と春栽培に備えたいと考えています。


万屋の日々

2014年08月17日 | 晴耕雨読

 天候不安定で出たとこ勝負の日が多く、万屋で過ごしています。
昨日は管理機のスロットルワイヤーを交換し、午後は松喰い虫の害で立ち枯れ状態になった松の伐採作業を行いました。001

 管理機のスロットルワイヤーは、北部の農機店に行くこともなく、自転車販売店で自転車のブレーキワイヤーを購入して代用することができました。掛った費用はブレーキワイヤー代が500円で、百円ライターとワイヤーカッター、そして半田ゴテを使用して簡単に終わりました。

 本日は朝から体調が今一つで、久しぶりにMonotaroで草刈り用具や育苗用のトンネルハウスの設置に備えてロープの留め金を注文しました。004 Monotaroも随分と農資材の取扱いが増え、草刈用のフェイスガードやサロペットが1000円以下で掲載されていました。

 午後は、倉庫周辺の草刈を始めようとした途端にスコールになり、刈払機の刃の交換を行っただけですることもなく帰宅しました。この雨で、2、3日は耕うん作業ができず、いよいよ、カボチャの誘引棒作りで時間を潰そうかなと思案しています。

 画像は、ほ場周辺にある立ち枯れ松と、事前にチェンソーで切り倒して倒壊による被害防止をしている様子です。農業の他に林業の真似事をするとは、努々思いませんでした。