奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

研修OB会

2014年08月20日 | 晴耕雨読

 各地でゲリラ豪雨が発生して大きな被害が発生している様子です。この奄美でもそうでしたが、災難は忘れた頃にやってくる、対岸の火事ではなく、明日は我が身として捉えることが肝要と思います。

 さてと、廃プラスチックの回収と午後の定例会を念頭に、何とか春カボチャのほ場の耕うん作業ができないものかと思案した挙句、早起きして耕うん作業に取掛り、終わると一気に廃プラの回収まで終わらせました。我ながら良い判断だと自賛しています。

 午後はランチもそこそこに島の北部に向かい、定例の研修OB会に参加しました。参加者の近況では、台風によるパッションの被害とハウスの損壊があって、改めて台風の洗礼に戸惑っている様子でした。パッションもマンゴーもハイリスク・ハイリターンの作物で、奄美の自然環境と言うものを見極めながらの栽培が肝要と再認識しました。

 敢えて苦言を呈すれば、パッションの定植時期を11月上旬にし、少なくと7月中旬までには収穫を終わらせることが、台風害を避ける最良の策と思います。
そのためには、農政がパッションの育苗に本腰を入れて、苗の価格を半額にして欲しいと思います。パッション農家が、脆弱なハウスで苗作りをすると定植時期が遅れ、その結果として収穫と台風が遭遇する確立がうんと高くなります。
今さら、呈するほどのものでもありませんが・・・。

 小生の方は、近況として、農政担当者に「くりほまれ」の栽培データの提供を依頼した他、新規栽培の玉ねぎやリーキの紹介を行いました。
参加者は、台風の洗礼でいつも以上の真剣さでした。