奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カボチャ苗の仕分け

2015年01月14日 | 晴耕雨読
 予報では、南岸低気圧が発生して夜半から大荒れの様相に・・・予期していたこととは言え、朝からの早々の雨に勘ピューターは停止してしまい、出たとこ勝負の一日になりました。

 小雨の中、秋カボチャを観てズッキーニの受粉と収穫、その後は、3回目のカボチャの苗作りに備えて、育苗台の整理を行いました。
先ずは、発芽が始まった1回目の苗の仕分けを行い、生育の状態に応じてトレーにまとめました。例年2割ぐらいは発芽にばらつきがあって、これを集約して育苗することにより苗の無駄をなくすことができます。セルトレーではなかなかできない小技で、少し遅れての定植になります。
  

 ハウスの外では、春一番のような生暖かい南風と時折の雨、2時間ほどで作業を終え、倉庫に戻って出荷の準備をして直売店に届けました。正月明けにズッキーニを購入したお客さんが、ズッキーニでリッチな気分になったとか・・・市の農政担当者も地方創生に絡めて真剣に考えて欲しいものですね。

 午後も降ったり止んだりで、取り敢えず、夜半の強風に備えて、エンドウの倒伏防止に誘引ヒモを取付け、終わるとスナップエンドウの収穫を行い、いよいよ本降りになってきたので帰宅しました。
帰宅して、久しぶりに農薬関連の勉強で時間を潰しました。

 農薬の予防剤と治癒剤の相違や展着剤の効果などで、いずれも浸透性がキーポイントのようです。