美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

サルティンボッカ

2018-05-28 10:52:38 | 仕事
ローマの仔牛肉料理 サルティンボッカ

サルティン=飛び込む

ボッカ=口

口に飛び込むほど美味しいという意味の仔牛肉のローマ料理です。



チンタセネーゼをローストでシンプルに提供が多いですが

サルティンボッカにしてもいいなと

久々に作っています。

白ワインとレモンの爽やかなバターソース
本来は仔牛肉ですが
まあ、うまい豚肉にプロシュートとセージを挟んで
軽くソテー。

酸味と甘みとバターと小麦の風味が堪らない。

何気ないものですが
私はとても好きな料理になります。

フラスカティとか手頃なワインと相性も良い。

爽やかな季節にピッタリです。

今なら付け合わせはホワイトアスパラ!

北海道は桜の開花がゴールデンウィーク。
当然、野菜も本土より遅れて旬になります。

以前、と言っても20年近い前。
フランスやドイツなどのヨーロッパから仕入れていた時もありますが

北海道のホワイトアスパラは質がとてもよく
何より鮮度がいい。
そして野菜の旨さは鮮度が命。

ヨーロッパからのは根元の硬い部分が
乾燥して割れてしまっている。
道産も天候に恵まれない年はそんな物になってしまう時もあるけれど

どうやら今年はいい感じです。

師匠が半分道産子だったので
北海道食材には随分と影響されているアルバトロスです。


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