夏におばあちゃんが作って送ってくれるんです
ナスに味噌絡めて紫蘇で巻いて焼いたやつを
おばあちゃんの自作料理だとずっと思っていたら
津軽の家庭料理らしい
これを作ったものをタッパで送ってくれて冷めてても美味しくて
紫蘇の実と茗荷の味噌漬と同様に
おばあちゃんの作る料理で好きなものでして
去年の夏
お婆ちゃん宅に帰郷した際に
おばあちゃんの畑からナスと紫蘇を取って
父が作ってくれたんだけど
やっぱり
兎に角めちゃくちゃ夏らしくて美味しい
津軽の料理逸品だと私は思うんだ。
父曰く
ここの紫蘇でないとこの味にならないって彼はいつも言うのです
彼はとにかく青森の食が身体の根底にあって
青森の食を愛しているので
子供の頃から
青森のは美味い
ここにも美味しいものはあるけれど
これは青森、東北でないと旨くないと
いつも口癖のように言うのです
その一部として
紫蘇をよく上げていました
どこも変わらないでしょうよと
グダグダと面倒くさい話がまた始まったと娘は思うのです
私はずっと彼にそう思っていましたが
父は正しかった
いや
私の遺伝子も同じなのでしょう
実際
青森のあの味を
ここで再現しようとしても
全く似て似つかわしくないものになり
全くもって美味しくなかった
茄子の紫蘇まき本当に美味しいんで
食べたくて食べたくてさ
作ったものの
父の言う通りでした
美味しくない!
びっくり。
何故?
風土の違いとしか言えないのかな
夏は紫蘇大量に持って帰ろと
思うこの頃です
以下に貼り付けました
津軽の紫蘇が興味ありましたら読んでみてください
追伸
津軽はしょっぱいと皆さんのイメージがありますよね
たしかに塩分強めです
が
そうでないものもありますし
塩分強いものを好む=品がないとか田舎もんだとかと言うイメージを
もう少し暖かく見ていただきたいと思うのです。
いやしょっぱいで片付けてほしくない
美味いんだもん。
その事について
今度いつかちゃんと私なりに経験して感じたことを書きたいと思います。
子供の頃
青森の食の話をする父を面倒くさいと思っていた私も
歳を取り同じく津軽の食に魅了されてしまった(いや根本に植え付けられてた)
から父と同じになってしまいました。
ちゃんといつか
まとめて書くつもりです。