美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

多分

2024-04-05 14:07:00 | Weblog
どの蟹も好きだけど

個人的には蟹は毛蟹

48年生きて

どれくらいの毛蟹を消費してきたのか。。

多分、一番愛を注がれる親から
どれほど与えられたか分からない
青森人ってのもあるのかも知れない。
道産子師匠も良く食べさせてくれた。

…自分で買って食べた事がない
蟹料理屋さんも一度だけ興味本位で行ったけど、記憶にない。

ウニは私と妹に、ひとおりづつ。
贅沢食べをして育つ。

食材には、魚介類には不自由なく贅沢に育ってきたと思う。
料理は、やはり師匠に教えてもらった。

仕事で毛蟹は初めて使う。
高級すぎるし、そのままがいい。
料理したくない。

しかし今回
やはり市場で買うメリットが発揮された。
多分、最初で最後の売物であろう。
私にはきっと買えない。

蟹の身を出す
ここからが、私の本領だ

そして苦ではない

自分で言うのもなんだが
環境のお陰様だと思う
蟹の身を出すのが上手い

なるべく、フレークにならぬよう
塊で取り出す

毛蟹は楽だ

ウキウキしてきた







なるようになるさ

2024-04-05 09:45:00 | Weblog
と、いつの間にかアルバの逞しい黒子になっていた父の不在という先の不安は考えずに
この頃過ごしております。

幾度となく山がありました
これからもあるでしょうし

何よりも私の場合、
どん底からスタートですから

紀尾井の父ちゃんに言われた

あの頃を思い出してごらん
それに比べればなんてことないさ

思い出し
日々コツコツに精進します。

さて


父さん最後に、毛蟹をチョイス

店で茹でて
まだ引越しやる事あるぞと帰っていきました。

市場の朝は、私には身体がしんどく
同じ事はできる訳がないので
せっせと父任せに仕入れてくれて
今までありました。

今年に入ってから、毎回市場に付き合いましたが、どうにも、今更。
やはりできる訳がないと思う。
子供の頃、ついて回っていましたが
その頃からずっと付き合っていたら
違ったのでしょうが
今日の金曜の市場の雰囲気は
日曜とまるで違って
車を止めるのもちょっと怖い
昔に比べれば全く魚も少なければ活気もないって言うけれど
ただでさえぼーっとしてる私に
あのスピード感はついていけない
邪魔者感満載

今後の仕入れ、青森直送はあれど
不安ばかりが募るのであります。



なんとかなるを念じます。

幸い、今晩のご予約様は毛蟹好き。

その他、明日の分は冷蔵庫で加工を待機。

残りは小さな店にて捌けるわけではないので

冷凍保存。

このブログ見てくださって
ご予約して頂ければ

せっせと剥きまして
食べるばかりに致しますので

前日までのご予約の際に、みほちゃん毛蟹頼むねとお申し付けください。

はぁー。
不安って嫌ねぇ。