美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

ワイングラス

2012-11-30 23:41:01 | Weblog
個人用に足のないリーデルのグラスがずっと欲しかった。

見ては、ま、いいかぁ。
って、買わずに眺めていただけだった。

買うんだったら、
仕事用に足のあるものを買い足した方が良いと思っていたので。

そしたら。
頂いた。

めちゃ嬉しい。

早速、当然使った。

グラスも大事。
勿論、中身が良くての話ですが
ワインを最大限に引き出してくれる。

とても重要。

あーもう!やだ。

2012-11-30 20:10:33 | Weblog
って、精魂尽き果てそうでしたが。

今年の年末に
お客様が一年のご褒美?でしょうか。
名古屋でご馳走してくれる事になっていて。

コテコテの名古屋ではありながら
お忍びの名店をリストアップしてくれているらしい。

うーん。楽しみ。

しかも、何年かぶりだろ名古屋。

八丁味噌大好きなんだけど、料理するのは
富士育ちの私には難しい。

そして、ここら辺で食べる八丁味噌は不味い。
でも、名古屋いや愛知で食べる八丁味噌は美味い。

見たかんじ甘くて濃そうだけど
私が今まで師匠に食べさせてもらった
名古屋の味噌文化は
品があって優しい深い味。

土手煮の言葉を聞いたらテンション上がってきた。

頑張るぞ。

ストゥルーデル

2012-11-27 15:21:33 | 仕事
何ですかの説明が難しいので、たまには写真で説明。

いつもストゥルーデルって言うリンゴのパイって言ってまうんだけど

折込み生地のアップルパイでもないし
飴色に仕上げるタルトタタンでもない。

細かい説明が面倒で省いてしまう私の悪いところ。。。


薄力粉で作った生地

それを透き通る位薄く伸ばす。
ピッツァの要領でとにかく極薄にする。

リンゴと胡桃とレーズン、シナモン。
最強タッグを敷き詰めて。

端からロールケーキのように巻いていく。

後は、バターを何度もぬりながら焼いていきます。

焼きたてを出したいところですが。
お客様が来てから作る事は不可能ですから。
あらかじめ、作っておいて。

コースの逆算をして最終の焼きをしてご提供。

厨房内は甘い良い香りで満たされております。

テラコッタ

2012-11-26 19:06:02 | Weblog
私の場合はイタリアを強く感じるけど。

スペインあたりもよくあるテラコッタ。

イタリアのお土産屋にはよくあるやつ。

田舎のドライブでも無造作にテラコッタを山積みになっているのを見かけた。

店ではパン入れに使っている。

私の家では…
いや、マスターがそれなりに揃えてたので。
今も引継いで
私は日常にマグカップから皿に至るまでテラコッタだ。

ジノリと違って、欠けやすく壊れやすい。

だけど、とても使いやすい。

レンジでチンしても
中身だけが温まるから。

感動する。

日記

2012-11-26 13:46:10 | Weblog
あれやこれやと、やるべき事が常にいっぱい。

次々とあるのは性格上
丁度良い。

ただ、この頃体力が続かない。
どうしたものか?

何とかしたくて。
生活時間も今度ばかりは
本当に頑張っている。

妹に泣きながら怒られた事が
心底響いているから。

家の事をやってくれる母の傘に入って甘えてて、
頭が上がらないから。

応援してくれる温かい常連様に応えたいから。

と。
心で何時も思って奮い立たせる。

書いてまた奮い立たせる。

ラッタイオーロ

2012-11-26 13:01:19 | Weblog
ビンサント系のワインを入れて作った
わかりやすく言えば、ブリュレ。

本当は、表面カラメリゼしなくても充分美味しいのだけど。

ワインの風味を効かせてあるので
アルコール苦手な方には
焼いた方が食べやすいかなって思って。

皆、バリバリ好きだし。

平目

2012-11-25 18:40:13 | Weblog
このところの魚料理はこれ。
平目を昆布締めして
マッシュルームデュクセルを引き
折り込みパイで包み焼き。

…フレンチだね。

折り込みパイは少し塩分強めに作っているので。
パイをまとった素材が引き立ちます。

焼きあがり、成形した切れ端の部分は味見を兼ねて
私の口の中。

自分に惚れる瞬間。