美保の厨房日記

アルバトロスの日常に起こる小さな変化

すみません

2022-09-09 00:28:00 | Weblog
今日は休みました。

店主の趣味で休みました。

時折はまるものがあるのですが

2年、1年越しのある人の舞台のチケットが

手に入れる事ができまして
楽しんでまいりました。

1人自営業の特権を使わせてもらいました。

今、渋谷のホテルで書いてます。

久々の1人東京お泊まりです

東京は妹といつも来るところにいつのまにかなっていますから
一人で来て泊まるのは10年ぶりぐらいかもしれません。


そして
美味しい料理とワインも楽しんできました




とてもとても良いお店でした

料理も美味しい
ワインもとても好み

そしてお店の方の熱意とか雰囲気とか
接客の気持ち良さが

今の私に欠けている
過去、昔に置いてきてしまったものでした

元には戻れませんが

久々に今、欲しかった刺激を受けました

慣れは怖いなって

改めて感じた次第です。

ここは住みたいところではないですが

やはりとても良い刺激的な場所ですね

移り住みたいなって思ってしまう青森とはまるで別世界。

どちらも刺激的。

私はずっとアルバトロスやるのだから
慣れないように
こういう時間大切にしようと思います。

近いうちまた東京来る事になるので

明日は朝起きてそのまま帰って仕事します。

今日のお休みありがとうございました

頑張ります




貝焼き味噌

2022-09-02 21:40:00 | Weblog



見た目がとても冴えませんなぁ

これが私の大好物
津軽の料理?!

貝焼き味噌

であります

青森の祖母の10年ものの天然ホタテの殻で作った貝焼き味噌であります

祖母の貝焼き味噌用の
ホタテの殻の大きさは

たまご2個入るとてつもなく大きな貝です

もう今や、そんな大きさの天然ホタテはないそうです。

使って使って焦げて黒くなってます
素敵すぎますよ。

私が持ってるのは探して探してやっと
ギリギリ卵1個入る程度。
ほぼ自分では作らないから
全然黒くなく。まだまだであります。

津軽では
お土産用に、貝焼き味噌用の天然ホタテの殻だけ
売っているほどであります。



これは青森駅前の居酒屋で食べた貝焼き味噌

生まれて初めて父以外の貝焼き味噌を食べました

なかなか美味しかったけど
お品があってなんか違いました

私の好みは
もっとしょっぱくて
卵がガタガタに固まったやつでして

子供の頃からの父のご飯No. 5に入る代物です

作り方は
ホタテの殻に水を入れ
煮干しを入れて出汁を取ります

そこへ味噌をとき

卵でとじてネギを入れる

それだけです。

それは父の作り方。

家庭によって違うのかもしれません。

居酒屋ではホタテ入ってたりするみたいですが

私にはホタテ入りは邪道ですな。

ホタテはホタテで別の料理がいい。

大好物のホタテすら入れなくて良いと思う美味さなのです。

なんだか、訳わかりませんが
ホタテの殻で作った味噌卵とじは

なんとも激ウマなんですわ私には。

作りたての初めはね、卵のトロトロ感あるんです。
多分きっと父もトロトロふぁふぁ感で仕上げるんです

ただ、私も妹もそれが予熱や火のかけすぎで固まって端が焦げてきた感じがとてもおいしく思うのです。

こればかりは食べて頂かないと伝わないかな。

貝焼き味噌レシピで検索すると

ホタテ入れてとか
ホタテ入りが尚美味しくなりますって書いてあるんだけど

私の見解は
ホタテ入ってなくてなくていい
ってか私はホタテ入りは居酒屋だけで
大好物の父の貝焼にホタテが入ったことなんて一度もなく美味いし

そして

絶対にホタテの殻で作らねばいけないです

あー皆んなに食べてもらいたいなぁ

津軽父ご飯

でも
ひどく感激はしないかな

ただ私にはソウルフードなだけだからね

家のご飯は
ずっと飽きない
自分を作った素敵な料理なんだなって

原点に戻った私です。