39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

そんなこんなで、一日が終わりました

2010-01-28 23:08:02 | ギター

いつもは風呂上がりにすぐギター弾くのだが、今日は9時からケンミンSHOWを見て、10時からギターを弾いた。

47都道府県それぞれ特徴があっておもしろいですねぇ。

広島県は、あまり方言も強くなく食べ物や風習も代わり映えしないし、あまり特徴が無いのでテレビ的にあまり扱ってくれません。

えっ?広島の方言が強くないわけ無いって?・・・

たしかに、住んでいる人間にはそれが方言だってわからないで使っている言葉もありますよねぇ。

でも、やっぱり広島弁はワリと標準語に近いと思いますよ・・・

風呂上がりのふやけた鼓膜がピンと張ってきたところで、急いでギターの練習をしました。

30分ほどの間に主な曲を一回弾きました。ほとんど休み無く弾いたので指がつかれました。

こんなことをしているから、そのうち疲れがたまってあっちが痛いこっちが痛いと、何日か休むことになるんです。

きょうは、音がよく出ました。よく聞こえたのかもしれませんが、爪が冷えてほどよく硬くなっているのもあるし、今日はエアコンをあまり焚いてなかったので部屋が乾燥してないのも関係があるかもしれません。

ちなみに、ギターケースの中は湿度が55%にあがっていました。

今日はアップル社からiPadの製品発表があり、その方の世界はあれこれ騒いでいたと思います。(ドラクエVIの発売がかすんでしまいました)

わたしも、「iPadはダイナブックか?」と言うことで少し記事にしたところ、いつもの倍以上のアクセスがありました。

この内容は、わかる人にはわかるんですが、アラン・ケイを知らない人には「なんなのこれ?」かもしれません。まあ、それでいいんです。

そんなこんなで、一日が終わりました。


iPadはダイナブックか?

2010-01-28 10:22:20 | iPad

いきなり変なタイトルだが、

ダイナブックとは、アップルフェローのアラン・ケイ(当時ゼロックスのパロアルト研究所)が提唱した理想のパーソナルコンピュータである。

Docu0040 このパーソナルコンピュータという言葉もアラン・ケイが最初に使ったと言っても良い。

(この、スーパーマリオのような顔は親しめる)

アランケイのダイナブックは、1960年代から暖めていた総合的な発想で、1977年に「パーソナル・ダイナミック・メディア」という題名の論文で初めて定義された。

その論文の中で、ダイナブックは次のように説明されている。

*** 以下引用 ***

形も大きさもノートと同じポータブルな入れ物に収まる独立式の情報操作機械で、この機械は人間の視覚、聴覚にまさる機能を持ち、何千ページもの参考資料、詩、手紙、レシピ、記録、絵、アニメーション、楽譜、音の波形、動的なシミュレーションなどを始め、記憶させ、変更したいもの全てを収め、後で取り出すことが出来る。

可能な限り小さく、持ち運び可能で、人間の感覚機能に迫る量の情報を出し入れできる装置。

ビジュアル出力は、少なくとも新聞の紙面より質が高くなくてはいけない。

オーディオ出力も、同様の基準達していなくてはいけない。

原因と結果の間には、感じ取れるほどの間があってはいけない。

*** 以上引用 ***

アラン・ケイは、液晶パネルを手にしたときに、パーソナルコンピュータはこれ以上大きくなる必要はないと言ったそうです。

まだパーソナルコンピュータの影も形もない時代にこれらのことを提唱し予言したアラン・ケイという人物はただ者ではない。

これらの機能を実現するには当時の大型コンピュータの数百倍数千倍の性能が必要とされたわけですが、シリコンチップの指数関数的性能の飛躍を知っていたかのように彼は完全に未来を見通していました。

日本の某電機メーカーがダイナブックという名のノートブックパソコンを発売しましたが、当時は私を含め多くの人が、アラン・ケイの超未来的発想に対しお茶を濁したようなちゃちな装置に怒りを感じたものです。(現在のWindowsOS搭載のノートパソコンとしては頑丈で一流です)

今日、iPadが発表されましたが、これが本当のダイナブックの誕生ではないでしょうか。

これから、どんどん進化していって欲しいと思います。

アラン・ケイとダイナブックの詳しいことは、この本に書いてあります。

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ギタリスト用最高級サンドペーパー

2010-01-27 23:20:04 | つめ

今日はなぜか、薄っぺらな音しかでない。

昨日と違うのは、多少爪が伸びたかなぁ、と思って少し削ったので断面がなめらかでないのかもしれないが、見た目はつるつるになるまで磨いている。

ギターケースの中は、だいたい50%前後で60%近くなってくると調湿剤を少し天日干しすればすぐに50%に戻る。

いつもは、ケースから取り出したときに音が下がっているので、少しあげて弾いていると少しずつあがってくる。

これは、部屋の湿度がケースの中より高いためだ。今日はあまりあがらなかったのは、部屋の中が乾燥していると言うことだ。

その辺の湿度の変化も関係しているとも言えるのだろうが、そんなに敏感だとは思えない。

むしろ自分の耳を疑ってみた方が良いかもしれない。

加齢による難聴で高音が聞き取りにくくなっているし、いつも風呂上がりにギターを弾くと鼓膜がふやけているのか、余りよく聞こえないことがある。

まあ、いろいろあるのだろうが、昨日はけっこう艶のある音がしていたのに、今日の音はどうしたんだ、と言うことはよくある。気分によっても違うのかもしれないが、やはり爪のちょっとした具合でかわるようである。

先日ヤマハで「ギタリスト用最高級サンドペーパー株式会社ファナ」なるものを買ってきた。

3段階の目のサンドペーパーのセットで380円だ。

ガラスのヤスリでだいたい形を整えた後、このペーパーで特に爪の内側を磨くが、ぺらぺらの紙ではうまく磨けない。楕円形のスポンジの両サイドにサンドペーパーがついているやつが良いのだがそれがなかったのでしかたがない。

今まであまり爪にかまってなかったので、要領が悪いようだ。


ダダリオT2チタニウムとEXP45

2010-01-26 23:12:16 | ギター

弦を張り替えて約1ヶ月経ちましたが、この弦は張り替え直後と何ら代わりのない音を出しています。

4弦は1ヶ月も経つとだいたいは3・4フレットあたりがメッキがはげて赤茶けてきて、音も生ぬるくなってくるものですが、このEXP45はうたい文句の通り、長持ちするようです。

さすがに、フレットの当たるところは黒ずんできていますが、未だに新品のようにメッキが光っています。

音も張り替え直後より少し落ち着いた感じで、良い感じで響いています。

だいたい低音弦は張り替え直後は金属音の混じった派手な音がするものですが、この弦は張り替え直後から落ち着いた低音が出ていて、その状態が変化せずに長続きするようです。

高音弦も未だにハリのあるいい音がしていて、A=442Hzにしたせいもあってか明るい音がしています。

ダダリオEXP45は正解ですね。本当に長持ちするようです。

今は高音弦は、EXP45のセットものではないですが、T2チタニウムがへたってきたら余っているセットものの高音弦に取り替えて、それがへたった頃にやっと低音弦も取り替え時期が来る。そんなサイクルになると無駄が無くて最高ですね。

あと3ヶ月ぐらい持ってくれないかなと思っています。

昨日少しさぼった分もあって、今日は少し張り切って2時間ほど練習しました。

手を使わないときは少しこわばった感じがしますが、少し動かすと元気になります。

仕事中にキーボードを打つときのように力を抜いて演奏すればいいのですが、どうしても左手は力が入ります。無駄な力を抜いて正確に押さえるというのは本当に難しいですね。


音を目で合わせることに慣れてはいけない

2010-01-26 09:23:40 | ギター

おはようございます。

やはり朝は朝日が射すと、気持ちがいいですよね。

昨日は、A=442Hz・440・438といろいろとピッチを変えて弾いてみた。

国際標準の440に対して、やはり一般的に言われているように、先入観かもしれないが442は明るく力強く、438は威厳のある落ち着いた音に感じる。

ついでに、バロック時代はA=415Hzで半音も低かったとどこかで見たような気がするのでそれもやってみた。

以前、手を傷めていたときに半音下げるにはと言うことで結局415にたどり着いていたのであるが、改めてやってみると、薄暗い中世の下町のような深く沈んだ響きで、これはこれで非常に面白い。

ただ、私のギターの欠点ももろに強調されるので当然これは不採用となる。

結局、A=442Hz・440・438については楽曲によって気分によって使い分けるのも良いかもしれない。例えば、バイオリンの曲は442でチェロの曲は438とか、編曲時に原調より上がっているか下がっているかとか、いろいろ考えてみるのも良いかもしれない。

以前は440の音叉一本だったのでこんなに細かくピッチを変えることは考えても見なかった。440の音叉で442に合わせる方法もあるらしいが、デジタルチューナーで便利な時代になったものである。

ただし、音を目で合わせることに慣れてはいけない、あくまでも耳で合わせることを忘れないようにしないと、演奏中に音程が狂ってきたこともわからないようでは困る。