39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ダダリオT2チタニウムとEXP45

2010-01-26 23:12:16 | ギター

弦を張り替えて約1ヶ月経ちましたが、この弦は張り替え直後と何ら代わりのない音を出しています。

4弦は1ヶ月も経つとだいたいは3・4フレットあたりがメッキがはげて赤茶けてきて、音も生ぬるくなってくるものですが、このEXP45はうたい文句の通り、長持ちするようです。

さすがに、フレットの当たるところは黒ずんできていますが、未だに新品のようにメッキが光っています。

音も張り替え直後より少し落ち着いた感じで、良い感じで響いています。

だいたい低音弦は張り替え直後は金属音の混じった派手な音がするものですが、この弦は張り替え直後から落ち着いた低音が出ていて、その状態が変化せずに長続きするようです。

高音弦も未だにハリのあるいい音がしていて、A=442Hzにしたせいもあってか明るい音がしています。

ダダリオEXP45は正解ですね。本当に長持ちするようです。

今は高音弦は、EXP45のセットものではないですが、T2チタニウムがへたってきたら余っているセットものの高音弦に取り替えて、それがへたった頃にやっと低音弦も取り替え時期が来る。そんなサイクルになると無駄が無くて最高ですね。

あと3ヶ月ぐらい持ってくれないかなと思っています。

昨日少しさぼった分もあって、今日は少し張り切って2時間ほど練習しました。

手を使わないときは少しこわばった感じがしますが、少し動かすと元気になります。

仕事中にキーボードを打つときのように力を抜いて演奏すればいいのですが、どうしても左手は力が入ります。無駄な力を抜いて正確に押さえるというのは本当に難しいですね。


音を目で合わせることに慣れてはいけない

2010-01-26 09:23:40 | ギター

おはようございます。

やはり朝は朝日が射すと、気持ちがいいですよね。

昨日は、A=442Hz・440・438といろいろとピッチを変えて弾いてみた。

国際標準の440に対して、やはり一般的に言われているように、先入観かもしれないが442は明るく力強く、438は威厳のある落ち着いた音に感じる。

ついでに、バロック時代はA=415Hzで半音も低かったとどこかで見たような気がするのでそれもやってみた。

以前、手を傷めていたときに半音下げるにはと言うことで結局415にたどり着いていたのであるが、改めてやってみると、薄暗い中世の下町のような深く沈んだ響きで、これはこれで非常に面白い。

ただ、私のギターの欠点ももろに強調されるので当然これは不採用となる。

結局、A=442Hz・440・438については楽曲によって気分によって使い分けるのも良いかもしれない。例えば、バイオリンの曲は442でチェロの曲は438とか、編曲時に原調より上がっているか下がっているかとか、いろいろ考えてみるのも良いかもしれない。

以前は440の音叉一本だったのでこんなに細かくピッチを変えることは考えても見なかった。440の音叉で442に合わせる方法もあるらしいが、デジタルチューナーで便利な時代になったものである。

ただし、音を目で合わせることに慣れてはいけない、あくまでも耳で合わせることを忘れないようにしないと、演奏中に音程が狂ってきたこともわからないようでは困る。