AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

5899:LANCASTER

2022年04月26日 | ノンジャンル

 今日は狭山市にある「響工房」を訪れた。「響工房」を訪問するのは随分と久しぶりである。数年前には数ケ月ごとにMarantz Model7やModel2を車の荷室に詰め込んで運び込んでいた。

 どちらもとても古いオーディオ機器であるので故障が多かったのである。ここ2年程は比較的平穏な日々を過ごしていたので、足が遠のいていた。

 Maranzt Model7が少し前からノイズが不意に出ることがあったので、現在ベンチを暖めていることもあり、「今のうちに持っていこう・・・」ということになった。

 YAMAHAのGTラック3台を、イタリアのバッソコンティニュー社の高級3段ラック3台に入れ替えることによって、ベンチを暖める存在から第一線に復活するまでの間、Model7もしっかりと整備しておかないといけない。

 ということで、今日の午後にBMW iX3の荷室にエアパッキンにくるまれたModel7を積み込んで「響工房」に向かった。道が空いていれば自宅からは40分ほどで着く。

 今日は暑かった。最高気温は27度との予報であったが、確かにそれくらいの気温はあったようである。車の中はもっと暑くなる。

 「窓を開けただけではだめだろうな・・・」と判断してエアコンをつけた。EV車はエアコンをつけると、当然のことながら走行可能距離が減る。

 インパネには充電量が%で表示され、現状の走行状況であとどのくらい走れるかという航続可能距離が㎞で表示されるのであるが、エアコンをONにするとその航続可能距離の数値が10%ほど下がる。

 エアコンの吹き出し口からは爽やかな涼風が噴出した。その涼風を顔に受けながら車を走らせていくと、「響工房」に着いた。

 駐車場に車を停めて、工房の中にエアパッキンにくるまれた軽いプリアンプを持ち込むと、先客がいらしていた。

 そして工房の修理台の上には、Marantz Model7の姿があった。「あれっ・・・Model7ですね・・・」と告げると、工房の主は「そう、珍しく今日はModel7が2台揃うことになった・・・」と返答した。

 先客のOさんのModel7であった。Oさんはベテランのオーディオマニア。お会いするのは初めてであったが、話していると共通のオーディオマニアの知人がいることが分かって話が弾んだ。

 「スピーカーは何をお使いですか・・・?」「TANNNOYです・・・LANCASTERです・・・」「コーナー型ですか・・・?」「いえ、レクタンギュラー型エンクロージャーです・・・ユニットはモニターゴールドが入っています・・・」

 私の頭の中にはTANNOY LANCASTERのいかにもイギリス的な色合いのすっとした立ち姿の映像が映し出された。

 いろいろ会話していくと比較的近所のお住まいであることなども分かった。「では近いうちに、聴かせてください・・・」と申し込むと「もちろん、いいですよ・・・」との返答であった。

 Maranzt Model7とペアを組むパワーアンプは同じくMarantzのModel9とのこである。レコードプレーヤーはガラード、カートリッジはSPUを使われている。

 「王道ですね・・・間違いのない組み合わせです・・・」と応答すると「古い時代のクラシックのレコードを主に聴いています。1950年代のフランスのレコードが特に好きです・・・」とのことであった。ソフトにおいても好みが一致するようであった。

 OさんのModel7もノイズが出るようになったので「響工房」に持ち込まれていたようである。そのModel7が直った頃合いにOさんのお宅に伺うことにしよう。

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