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AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

6992:CF1980

2025年04月24日 | ノンジャンル
 中野坂上にある喫茶店Mimizukuには月に2,3回訪れる。時代の流れからは完全に取り残された感のある喫茶店である。その店内に一歩入り込むと、「昭和」にタイムスリップしたかのような感覚に浸れる。

 最近では若い世代の方の間で「レトロブーム」が密かに広がっていて、いわゆる「純喫茶」に対して興味を抱く方もいるようである。

 時折、こんな古い喫茶店にはそぐわないような若い女性のグループが店内に居たりする。

 今日の午後、喫茶店Mimizukuの木製の扉を開くと、4人掛けのテーブル席に若い女性の3人組が陣取っていた。

 ちらっとそちらの方に視線を向けてから、いつものようにカウンター席に座った。

 「大学生くらいかな・・・若い女性が3人もいると、店内の雰囲気が変わる。華やかで、明るい雰囲気になるな・・・」

 そんなことを思いながら、珈琲を頼んだ。珈琲がくるまで自分の背面に座っている若い女性3人組の会話に、ついつい耳をそばだててしまった。

 その会話を聞いていると、やはり純喫茶ファンのようであった。時折3人で集まって、あちらこちらのレトロ感溢れる純喫茶を巡っているようである。

 若い世代にとって、「スターバックス」などとは全く違う雰囲気が、かえって新鮮なのかもしれない。

 私のような還暦世代にあっては、この店は懐かしさ満載である。その一つがカウンターの上に置かれたSONY製の古いラジカセである。亡くなったご主人の遺品のようで3台あり、時折入れ替わる。

 今日、カウンターの上に置かれていたのは、CF-1980であった。発売当時大ヒットしたラジカセである。グレーとブラックのカラーリングが実にバランスが良く、カチッとしたデザインと相まって、実にハンサムである。「これは売れるよね・・・」と納得のデザインである。


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