RCAショートピンは、使っていないRCA入力端子にはめ込んで使う。我が家のオーディオ・ソースは一つしかない。使っているのはPHONO入力のみで、TUNER、EXTRA、TAPEの三つの入力端子が空いている状態であった。
2セットのショートピンをTUNERとEXTRAにはめ込んだ。TAPEにも試したが感度が高く設定されているようで、ショートピンを差し込むとハム音が生じたため、TAPE入力端子には何も設置しなかった。
この状態で、先ほどかけたヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番のレコードを再度かけてみた。「変わるな・・・」「これは効きますね・・・」ものは小さなものであるが、その影響度合いは「山椒は小粒でピリリと辛い・・・」という感じである。
ヴァイオリンのエネルギー感がアップして強く出る。音の背景がすっきりとして晴れやかな雰囲気に・・・しかし、ヴィンテージらしい奥ゆかしさはぐっと後退・・・自己主張をしっかりとする強い女性という雰囲気である。
気になったのはTAPE入力。かなり感度が高く設定されているようで、ここから外来ノイズを吸い込んでいる可能性はかなり高い。
そこで、ショートピンの真ん中の突起部分を外すと、ショートピンではなく単なるRCAカバーとなる多機能性を利用して、RCAカバーをTAPE入力端子に装着した。
TUNERとEXTRAのショートピンは外した。この状態で再度レコードをかけた。SNが良くなるのは前回同様であるが、その自己主張度合いは少しゆったりとした。まだ奥ゆかしさをも感じさせる。
「これなら、良いのでは・・・」という気がした。やりすぎると、音の硬度がアップしすぎてしまう傾向はあるが、うまく調整しながら使うと良い方向へ持っていけそうである。「これは使える・・・そして変化する度合が相当強い・・・」そう感じさせるアクセサリーである。
そして、次なる検証へ移ることに。銘機MERANTZ 7の登場である。shanshanさんのMarantz 7は最初期型。「300番台」のシリアルナンバーを持つ貴重な7である。
ウッドケースには入っていない。今のプリアンプの基準からみるとコンパクトな形状と言えるかもしれない。しかし、LEAK Point One Stereoを見慣れている眼からすると、かなりごつい感じがする。
その作り込みはしっかりとしていて、でんと構えている感じがする。「かっかってきなはれ・・・」といった声が聞こえてきそうな佇まいである。
LEAK Point One StereoにMC昇圧トランスから繋がれているRCAケーブルとパワーアンプへ繋がる専用ケーブルを外し、Point One Stereoを床に置いた。
Marantz 7を替わりにGTラックの天板に据えて配線を整える。これでプリアンプ:Marantz 7、パワーアンプ:LEAK TL-10という、かなり珍しいと思われる組み合わせによる音の確認作業の準備が整った。
先ほど純正LEAK組み合わせで聴いたヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番のレコードを再び取り出し、LINN LP12のターンテーブルに乗せた。そして、針をゆっくりと盤面に降ろした。
2セットのショートピンをTUNERとEXTRAにはめ込んだ。TAPEにも試したが感度が高く設定されているようで、ショートピンを差し込むとハム音が生じたため、TAPE入力端子には何も設置しなかった。
この状態で、先ほどかけたヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番のレコードを再度かけてみた。「変わるな・・・」「これは効きますね・・・」ものは小さなものであるが、その影響度合いは「山椒は小粒でピリリと辛い・・・」という感じである。
ヴァイオリンのエネルギー感がアップして強く出る。音の背景がすっきりとして晴れやかな雰囲気に・・・しかし、ヴィンテージらしい奥ゆかしさはぐっと後退・・・自己主張をしっかりとする強い女性という雰囲気である。
気になったのはTAPE入力。かなり感度が高く設定されているようで、ここから外来ノイズを吸い込んでいる可能性はかなり高い。
そこで、ショートピンの真ん中の突起部分を外すと、ショートピンではなく単なるRCAカバーとなる多機能性を利用して、RCAカバーをTAPE入力端子に装着した。
TUNERとEXTRAのショートピンは外した。この状態で再度レコードをかけた。SNが良くなるのは前回同様であるが、その自己主張度合いは少しゆったりとした。まだ奥ゆかしさをも感じさせる。
「これなら、良いのでは・・・」という気がした。やりすぎると、音の硬度がアップしすぎてしまう傾向はあるが、うまく調整しながら使うと良い方向へ持っていけそうである。「これは使える・・・そして変化する度合が相当強い・・・」そう感じさせるアクセサリーである。
そして、次なる検証へ移ることに。銘機MERANTZ 7の登場である。shanshanさんのMarantz 7は最初期型。「300番台」のシリアルナンバーを持つ貴重な7である。
ウッドケースには入っていない。今のプリアンプの基準からみるとコンパクトな形状と言えるかもしれない。しかし、LEAK Point One Stereoを見慣れている眼からすると、かなりごつい感じがする。
その作り込みはしっかりとしていて、でんと構えている感じがする。「かっかってきなはれ・・・」といった声が聞こえてきそうな佇まいである。
LEAK Point One StereoにMC昇圧トランスから繋がれているRCAケーブルとパワーアンプへ繋がる専用ケーブルを外し、Point One Stereoを床に置いた。
Marantz 7を替わりにGTラックの天板に据えて配線を整える。これでプリアンプ:Marantz 7、パワーアンプ:LEAK TL-10という、かなり珍しいと思われる組み合わせによる音の確認作業の準備が整った。
先ほど純正LEAK組み合わせで聴いたヘンデルのヴァイオリンソナタ第4番のレコードを再び取り出し、LINN LP12のターンテーブルに乗せた。そして、針をゆっくりと盤面に降ろした。