AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

願い

2006年07月08日 | ノンジャンル
 やはりおかしい。左側のスピーカーの音がおかしい。先日左側のスピーカーから歪みがでることがある、との記事を書いたが、それが一向に直らないのである。スピーカーコードを差し替えて確かめているので、アンプ類の不具合ではないことは確認済みである。来週の水曜日に上遠野さんとゼファンの担当者の方が見に来てくれることとなっているのだが、不安はますます深まるばかりである。

 歪みが出るまでいかなくても、左右のスピーカーで音の質感が相当変わってきてしまっている。Akimitsuさんは「真ん中を境に左右で音が全く違っている。左側は苦しそうに音を出している」と指摘されていたが、左側のスピーカーの音には雑味感があり、右側のスピーカーからはなめらかな本来の音が出ている。明らかに左側のスピーカーのDDDユニットに異変が起きているようだ。

 修理で直る程度のものであればいいのだが、音が出ないとか、完全に音が割れているとかはっきりした症状ではないので、その原因が把握できるかどうかが不明である。「製品の個体差の範囲内です。修理でどうにかなるものではありません。」との輸入元の判断が下された場合、その精神的なショックは計り知れない。

 DDDユニットを手荒く扱った覚えは全くない。DDDユニットの表面を穴のあくほど眺めても、傷があるわけでもない。やはり高度な技術によって作られたこのDDDユニットは結構気難しく神経質なところがあるのであろうか?今となってはどうしようもないのだが、一般的なユニットのスピーカーにしておけばよかったのだろうかと思ったりしてしまう。

 数多くのスピーカーを試聴した結果、その音が心の琴線ふれ、思い切って購入したHRS-120 CARBONであるので、長く付き合いたいと思っている。「な~んだ、こんなことが原因だったのか。」とほっと胸をなで下ろすことができる結末となることを、心から願わずにはいられない。
コメント