AcousticTao

趣味であるオーディオ・ロードバイク・車・ゴルフなどに関して経験したことや感じたことを思いつくままに書いたものです。

空のラック

2006年07月07日 | ノンジャンル
 リスニングポイントの左側面には、前段機器を収納するためのラックが2つ置かれている。クワドラスパイアの3段のラックである。棚板はメイプルでポールはシルバーの爽やかな色使いである。一方のラックには、Emm LabsのCDトランスポートとDAコンバーターそれとAntelopeAudioのOCXが置かれている。プリアンプのBAT VK-51SEは想像以上に発熱があるため、ラックには収納せず、フィンランドバーチ合板のボードの上に置いている。そうすれば、天板の上の空間が広く取れ、放熱効果も上がる。そのため、もう一方のクワドラスパイアの3段のラックには、今現在オーディオ機器は何も収納されていない。空のラックである。

 しかし、このラックには一番上にアナログプレーヤー、2番目にアナログプレーヤーの電源部そして一番下の段にはフォノイコライザーが置かれる予定である。そうすると真ん中にプリアンプが平置き状態で設置されていて、左側のラックにはアナログ機器が、右側のラックにはデジタル機器が並ぶこととなる。そしてこれらのラックはリスニングポイントの左側面に並べられ、パーワーアンプのみがスピーカーの間の床に設置される。この配置だと部屋がとても広く整然と感じられる。

 そして、そのアナログ機器の選定であるが、様々な機器を試聴した結果、ほぼ結論がでた。それらのアナログ機器が実際に納品され、このラックにセッティングされるのは、リスニングルームのリフォームが済んでからであるので、1ケ月以上先の話である。リスニングルームの改造については第1回の打ち合わせが、来週の14日に行われることとなった。松浦さんとAkimitsuさんと施工業者との打ち合わせにより、具体的な日程が決まり、早ければ今月中にもプランの策定と工事の施工が開始される予定である。オーディオを聞くのに最適な構造の部屋での響きがどのようなものになるのか今から楽しみである。そして今は空のラックに収まる予定のアナログ機器がどのような美音を奏でてくれるのか、期待せずにはいられない。

空のラック

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