台風の影響で、次の月曜日あたりが東北に影響があるらしい。せっかくの休日が大荒れの可能性が高いということは、今週の休みに続いてアウトドアは楽しめないではないか。そんなことなら、今日のうちに走ってこようと早めにカフェの準備を済ませ、1時間半ほどランニングすることにした。
と言っても、クタクタになるまで走れないので、1時間ほど熱心に走り、そのあとは30分ほどかけて歩いたり走ったりしながら家に帰ってきた。湿度も低く、涼しい風が吹いているので、まだまだ走り足りないが、これ以上は仕事に差し支えるのだ。
ところで、今朝の天気予報で、「あなたは季節の変化を何で感じますか」という質問を視聴者にしていた。結果は、一番多かった回答が「気温」で、二番目に多かったのが「日照時間」だった。妥当な答えとも思えるが、そういうものに季節の変化を強く感じるとしたら、なんだか寂しい気もした。
毎日散歩に出ていると、野鳥の姿や目にする植物で季節の変わり目を感じることは多い。雲の形や空の色にも季節の変化は色濃く反映する。
田んぼが黄色くなったり、柿の実が色づいたりといったことにも季節の変化を感じる。そうしたものに比べると、寒暖差などはあまり信用できないところがある。日照時間も、朝や夕方にしか感じることはできない。
それでも「気温」と「日照時間」が1位と2位を占めるというのは、それだけ都市生活をする人の数が多いということなのだろう。考えてみれば、都会にいて季節を感じるのは、気温、日照時間のほかに、あとはショーウインドウのディスプレイとか、陳列している品物とかから感じることの方が多いのである。
日本には四季があって素晴らしいと自慢していた日本人だが、近頃は人工的に作り出しているだけなのかもしれない。