おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

暴れん坊将軍

2019-10-24 11:17:39 | 福島

 小さな子供やペットがやらかしたイタズラが、おもしろ動画で紹介されることがある。冷蔵庫の中のものをぶちまけたり、化粧品をイタズラしてあちこちに塗りたくったり、トイレットペーパーやティッシュを部屋中に散らかしたりと、親や飼い主からすれば唖然とさせられるものが多いはずだが、動画を撮影しているところをみると、ガッカリを通り越してすでに一緒になって面白がっている様子も見て取れる。

 我が家で言えば、トトはおとなしく手がかかるようなことは一切なかったが、ドリは破壊王でとにかく手当たり次第にその巨体を使って破壊して回っていた。襖を破り障子を破り、柱に傷をつけ、花壇を掘りまくりと手に負えないことが多かった。

 愛護センターからやって来たせいか、びっくりするほどおとなしかったテオは、近頃はだんだんイタズラ坊主としての才能を開花させつつあるようで、どうせならトトに似てくれればと思うものの、そう簡単にはいかないようだ。

 最初に始めたイタズラは、花壇を掘り起こすことだ。あちこちに自分が入れるくらいの穴を開け、植わっていた植物を絶滅させる勢いである。花壇に入れなくすると、とにかく土が露出しているところなら、どこでもとりあえず掘ってみなければ気が済まない様子で、いつも鼻の頭を真っ白にしている。

 テオにかじられて犠牲になったスリッパの数も、かなりの数に上る。なにやら黒い物体を口にくわえていると思えば、ヘッドホンのコードを引きちぎり、布団の上で暴れたと思えば土を掘り返すように前足でひっかく。今朝はトイレに起き戻ってくると、テオがクッションを破り、その中からクッションの中身を全部取り出し、部屋中にぶちまけているではないか。これにはさすがに呆然となった。動画に撮ればお金になりそうなほどだ。

 さて、こういう時は多くの親や飼い主と同じく、いたずらに対して笑うしかない。笑わなければ怒りが爆発するからである。我が家の暴れん坊将軍は、次は何をやらかすのだろうか。

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1 コメント

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破壊王 (gumrie)
2019-10-24 13:27:13
我が家の猫たちは元野良猫です
家猫になり
身体も丈夫になり
もう年寄りのはずが
今も悪戯と破壊が止まりません

怒ると
死んだふりをする手強さ、、

馬鹿馬鹿しいやら
なんだか
いつも
力なく笑ってしまいます

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