おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

心も晴れる

2024-10-11 11:07:58 | ランニング
 この1週間ほど、まるっきり太陽が顔を見せなかった。ランニングも2回連続ウインドブレーカーを着て走った。天気予報が曇りでも、常に霧雨が漂っているような天候続きで、洗濯物も乾かないし、畑に行く回数も少なくなる。分厚い雲のせいで、昼間っからライトをつけて走っている車もいるし、夕方は4時になると辺りが暗くなるという始末だ。これでは気分が盛り上がらないのだ。

 で、今日からしばらくは雨マークはなく、気温も上がるらしい。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、東北はそろそろ暖房なしではうすら寒くなっているから、気温が上がるとそれだけで気分も上がる。

 朝のうちはどんより曇っていて寒い。室内の気温計は16度だ。走るのにはちょうどいい気温だが、Tシャツ短パンになると結構寒い。もっとも10分も走れば暖かくなるので問題はない。あとは天気予報通り晴れ間が顔を出すことを期待して、ランニングに出発する。

 最初の1時間ほどは鉛色の空の下、冷たい風が吹く中を走り続けた。折り返し地点までくるとようやく青空が広がり始め、途端に周囲の景色は秋模様満載になった。不思議なことに天気が悪いと気分も塞ぎがちになり、青空が広がると心も晴れるのである。



 稲刈りをするのにコンバインが動いている。ヒヨドリが柿の実をつついている。風に揺れるススキの穂が、光を浴びて銀色に輝く。やっぱり爽やかな秋晴れは気持ちがいい。いつもより快調に走り続ける。



 明日まで待てばもっと天気も良くなるのかもしれないが、明日はドジャースとパドレスの試合がある。テレビで観戦するわけではないが、時々リアルタイムでネットで経過を確認しているので、なるべく今日のうちに走っておきたかったのだ。結果がわかってから見るスポーツダイジェストほど、つまらないものはない。



 2時間かけて走って帰ると、スマホの万歩計の距離は19.9キロと表示されていた。あと100メートル走るとキリが良かったんだけどな。
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