フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

主よ人の望みの喜びよ

2012年04月18日 20時11分27秒 | 日記
ぬたりは使っていないが、ギター等の弦楽器の調音に使う道具に「ピッチパイプ」というものがある。
簡単に言えば、弦楽器の解放弦の音(ギターならミシソレラミ、ウクレレならソドミラ)が出る笛であり、この笛と同じ高さに弦の音を調整してやれば正しくチューニングできる、と言うシロモノ。
物自体が小さいし、チューナーと違い電池がなくても動く。音叉のように1音しか出ないなんてこともないから使いやすい、という利点のある道具ではある。
が、ぬたり個人の話をすれば、ピッチパイプの「ぷぅー」という音と、弦楽器の「ぽーん」という音質が違い過ぎて、まともにチューニングできたためしがなかったりする。だから昔は持っていたけど今は持っていない。ピッチパイプ持つくらいなら、チューナーの予備電池持って歩いたほうがいいので。
さてさてこのピッチパイプ。分解してみると音の出る仕組みは息を吹き込むことにより、薄い金属板を振動させ音を出すという構造。原理的に言えばハーモニカに近い道具である。
ぬたりはウクレレ用のピッチパイプを持っていたけれども、ハーモニカと言うのもウクレレと同じで割と軽く見られる楽器ではありますわね。大きさも小さいし、親戚の家に挫折して放り出されたハーモニカが転がってた、なんて経験ある方も多いんじゃないかと。吹けば音はまあ出るし。
ぬたりは同じように軽く見られるウクレレをやってからは、楽器に対して軽く見るということはなくなった(どんなもんでも極めれば深い)んだけれども、正直ハーモニカと言う楽器は眼中にはなかった。馬鹿にこそしていないが、興味は全くない感じ。ぬたりと同じ感覚でいる方も多かろう。

はい、ここまでが話の枕です(おい)

で、とりあえずは黙って下の動画を最後まで見て欲しい。



すげえ・・・。
ハーモニカひとつでカーネギーホールが総立ちのスタンディングオベーション。こうなると逆に楽器が小さいからこそ感動は増えますね。裸一貫満員の観客に立ち向かう感じ。少なくともぬたりはこの動画、鳥肌が立つほど相当に感動しました。



この人のベスト盤のCD思わず買っちゃいましたし。件の演奏も入ってます。
にしてもこんだけ凄い人なのに、日本版のCD発売はないみたいで。アマゾンには輸入盤しかなかった。
で、そのCD買ってみたら、この人ギターもやるので割とツボなんですが。アマゾンにあるやつ買い漁っちゃおうかな?

・・・しかしさださんと言いこの人と言い、ぬたりの琴線に触れる男性歌手はどうしてハゲ額を含む顔の面積が大きい人ばかりなんだかなあ(おい)
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昔の人に想像力にかかると那智の滝も「うひゃあ!」になるそうです

2012年04月17日 19時55分59秒 | 旅行&おでかけ
前日とうって変わっての晴天に気を良くしたぬたりは車の鍵を掴んでドライブをした。天気もいいので久しぶりのオープンドライブ。うん、やっぱり気持ち良い。完全オープンで走ってたら、道端の子供から「すっげー」なんて羨望の目で見られちゃいましたよ(マジです)。「ホントだ、すっげー」と話を合わせた隣の大人(父親かな?)の反応もナイスだ。少年よ、その気持ちを忘れるな。車ってのは楽しいもんなんだぞ。使い方さえ誤らなければ、決して社会や環境に必要以上に害なす存在ではないんだ。

ま、それは兎も角として、今回のドライブで見た場所は2か所なので、そこについてだけ話をふれましょうか。まずは長野県千曲市の山奥にひっそりとあるこの滝。



写真だと大きさがイマイチわかりずらいと思いますが、上から下まで公称20メートル、実際の感覚だとその半分くらいの感じですかね。正直そんなに大きな滝ではないです。日本の滝百選(百選とか三大○○とかこの手のはホントなんでもあるな)にも当たり前のように選ばれていない。
ぬたりがここを訪れた理由はたった一つ。地図見ていて気になったからだ。理由は次の写真を見てもらえば一目瞭然。

日本人はホントにこういうのが好きだよねえ(おい)





こういう風に横写真なら少しはそれっぽく見えるのかしら?(やめい)


さて、件の滝からそのまま山道を走ると、一枚の小さな看板が目に付いた。
葛尾城跡→
村上義清の居城じゃんか、と反応できるのはヲタの証。これはちょっと見てみたいかも。
だが、その時点では迷いがあったのは事実。
ちなみにその時の所在地はグーグルマップで言うとここになる。地図中心の三叉路である。
ぬたりは向かって左から来ている。この道と直進する道は舗装されているが、右折する道は砂利道である。更には手元の県別マップルには道の記載がない。この状況ではさすがに入るには勇気がいる。
が、地味とは言えそれなりに名の知られた城跡であることと、看板もそれなりに新しいことから、そんなに荒れてもいまい&そんなに遠くもあるまい、と高をくくってこの砂利道に突入してみた。
ここまで話せば話の流れは読めたと思うが、城跡までの道はかなり荒れていてしかも道幅は極端に狭かった&それなりに距離があった。地図で見てみると三叉路から城跡までは直線距離で3キロ強。山道だとざっと6キロくらいはある計算になる。先ほどのリンク先の地図で当該の道を辿ってみてください(分かれ道では毎回右を選択のこと)。なかなか終点に行きつかないから。で、終点の先が目的の葛尾城跡。
車で走るのにその位で何を馬鹿な、と言うのは荒れた林道走ったことのない人のセリフ。動けなくなる恐怖、対向車の恐怖(すれ違いできるとこなんかほとんどない)、転落の恐怖(ガードレールなんかもちろんない)、方向転換できない恐怖、そういったものが同時に襲ってくるんですぜ。
挙句の果てに、ぬたりの愛車は車高の低いミニコンバーチブルだっつの。スピードは落としてたらから(時速は十数キロ程度)ダメージはほとんどないと思うけど、何度か腹を擦ったぞ。

へとへとになりながら(林道終点からさらに歩かされた)たどり着いた葛尾城跡。まあ眺めは良かったけどねえ・・・。






こんな感じの週末。とにかく葛尾城跡に至る林道の往復で消耗しきって、帰ってきてから土日の事をまとめだしたんだけれども、最終的にはまとめきらずに更新をすっぽかした次第。ホントに怖かったんだってば。
ま、「女陰の滝」はかなり前から気になっていたスポットでしたから、まずは行けてよかったですよ。実際行って現物見てみたら、「ああ、なるほどなあ」と思えましたしね。

なお、そんなとこに興味持って実際に足を運んでいるからモテねえんだよ、というツッコミは禁止とするのでそのつもりで。
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ワラウカドにはフクキタル

2012年04月16日 19時37分56秒 | 日記
さて、更新サボった土日のことをネタにしてみたりします。まずは土曜日。


どー考えてもぬたりのキャラじゃねえんだが、こんなものを見に行く。

想像できると思うがもちろんぬたりがチケット取った訳ではない。知り合いから「余ったので行かんか?」と誘われ、暇だったし行くことにしただけ。
・・・当日、職場関係の飲み会など企画されてなかったってばんな他人の幸せ祝うくらいならお笑い見てた方が何倍もマシだわとか思ったりしてないってば。

まあぬたりとてお笑いが嫌いな訳では断じてない。爆笑オンエアバトルなんてのはずいぶん初期から見ていたしね。
ただ、お笑いと言うのはある程度の傾向ってのがあるもんで、毎週のように複数番組を見てると、なんかいくつかのパターンにはめて見始めちゃって、なんとなく心から笑えなくなってる自分が当時いてね。以降全く見なくなっちゃった。飽きた、というと言い過ぎになるけど、まあ、そんな感じ。

とは言え、まあ出演者眺めていただければ、割と豪華な面々なのはお分かりいただけるかと。ですから最近はテレビを見ないぬたりだって楽しめるわけですよ。純粋に面白かったですね。頭空っぽにして楽しめたステージってのはいつ以来かしらね? さださんにせよ華ちゃんにせよ、基本的には面白い&楽しいんだけど、思わずハンカチに手が伸びる瞬間があるものなあ。
で、出演者のうち、「ライセンス」「NON STYLE」「COWCOW」「野生爆弾」は浅草花月で12:00~と14:00~をこなした後に前橋に、「麒麟」は昼は名古屋で仕事の後で前橋に、という状況。しかも「COWCOW」と「麒麟」は前橋のあとにテレビの仕事があるそうで。芸人さんって大変なんだなあ。

チケットには書いてませんが、個人的には永井佑一郎がヒットだったなあ。テレビで見てた時には大して面白く思わなかったけど、あのネタライブで見るといいわあ。ま、どの方もみんなそうだとは思ったなあ。やっぱりライブが一番なんですねお笑いって。その中でもテレビ向きじゃないネタの人もいるんだろうし、そういう人捕まえて「つまらない」とか「一発屋」とか「来年消える」とか断じちゃうんだから、テレビ(とそれ鵜呑みにする人)って残酷だわね。

ま、単純にゲラゲラ笑うってのはいいことです。別に溜まっちゃいないんだけど、ストレス発散にはなりましたな。
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へいおん!

2012年04月13日 19時09分56秒 | 日記
というわけで、これと言ってオチもネタもない平穏な毎日を送っております。

いや、こういう日々こそが幸せなんですよ。ぬたりが死ぬ時に思い浮かぶ走馬灯の一部には、こうしてポテチ食いながらのんびりネットしてる姿が、何とも言えない幸福感とともに映し出されると思うなあ。

ああそうそう。このポテチは今日はなんかお菓子とかアイスとかが無性に食べたくて、コンビニで適当にカゴに放りこんで買ってきたものなんだけれどもね。



適当に買った割には8点購入で1000円ちょうどという、近年まれにみる気持ちの良い体験をしてしまいましたな。


・・・どうでもいいですかそうですか。
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Oh みるく I miss you

2012年04月12日 19時44分55秒 | 日記
先日山形までドライブしましたわね。

 

そらまあ、大好物のおしどりミルクケーキはぎょうさん買い込んできたわけさ。

では、今日はこれで(マテコラ)
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家族はいない 太古の昔から

2012年04月11日 19時44分28秒 | 日記
ふらりと寄った書店にてマンガコーナーも物色。先日ガンスリの最新刊の発売に気付かず3ヶ月放置した、なんて事もあったしね。
そしたらこんなん見つけた。



鶴田謙二 さすらいエマノン

よもやこの作品の新刊が日の目を見ようとは(おい)

この作品、そもそもはSF界では遅筆で知られた梶尾真治さんの小説のコミカライズではあるんだけどね。で、漫画界では遅筆で知られた鶴田謙二さんの手によるコミカライズ(小説に挿絵も鶴田さん)。
混ぜちゃいけない洗剤あえて混ぜてみましたと言うか、塩酸と硫酸混ぜて王水作っちゃいましたというかね。素晴らしき遅筆の化学変化により、新刊を注意してチェックしていようにも、そもそも滅多に新巻が出ないシロモノ。
原作の方も何をまかり間違えたか9年ぶりの新刊なんか出ちゃって、今回はコミック版。ちょっと前には薄っぺらいムックも出てたから、何気に発刊が連発してますね。
次があるのか分からんけども(おい)
連載も終了しちゃったみたいだし。

原作本の多く(徳間デュアル文庫)が現在絶版だし、正直なところ他人に積極的に勧める気にもなんないんだけども、基本的には単発作品で、エマノンの設定はその都度説明が入りますし、いきなりコミック版買っても大丈夫。ですから興味のある方は是非。

独特の空気感を持った作品ですので、個人的には、知り合えて良かったな、とは思いますね。
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Over the Starlight

2012年04月10日 19時58分26秒 | ヲタネタ
話の腰を折る感じだったので、旅行記の時は取り上げなかったけども、旅先のコンビニでこんなものを購入。



映画の上映期間もほぼ終わってるというのに、稼ぎやがるなあ関連業界(いけしゃあしゃあとそれに釣られたお前が言うな)
んで、誰が入っていたかというとあずにゃんでしたがね。



にしても、だ。この手の開けるまで分からない系ので、最近あずにゃんづいているぬたりがいるなあ。






ぬたりはりっちゃんのファンなんだがなあ。あずにゃんファンに嫉妬されないことを願おうか(おい)
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参加したらハンカチ出してあくびしたかったんだが(さだファンはぬたり以外いないっつの)

2012年04月09日 19時29分26秒 | 日記
突然パタッとブログの更新が途絶えましたがね。

この時期はやれ飲み会だのなんだので忙しかったんで何となく更新しなかった、と言うのが真実でしてね。まあ、先日来特にネタもなく、オチの神の降臨もない基本的には平穏な日々ですしねえ。

・・・どうしてここで皆が残念がってる絵がぬたりの脳裏に浮かぶのかが我ながらよく分からないんだが。

厳密に言えば取り上げる話がないでもないんだけどもね。まだ機は熟さんし、今書いても面白くならない。ネタに昇華できたら、そのうち扱える日も来るでしょう。
とは言えこのまま更新しないと、実はぬたりは毎年紅白で派手なことする演歌歌手だった、とか、実は党の代表を勝手に解任され騒がれている政治家だった、とかのあらぬ噂を立てられてしまいかねないのでね、更新はしておきましょうね(んなわけあるか)

そんな形で何だかんだと忙しかったのだが、実は来週にも職場関係の飲み会をブッキングされていた。まあ職場関係とはいえ、先日ネタにしたぬたりを残して独身時代にサヨナラした同僚のお祝いを有志で祝ってあげよう、という趣旨なので、仕事とプライベートの真ん中くらいの飲み会ではあるんだけども。
仲の悪い同僚ではないし、ぬたりも当初は参加を予定していたのだが、当日どうしても外せない私用が出来てしまい、やむを得ず幹事に連絡。すいません。当日用事が出来ちゃいまして、参加できないんですよ。いやあ、私も嫁さん探しに行こうと思いまして。

「うん、そうか。頑張ってね」(真顔で)

冗談に決まってるお(´;ω;`)

そんなにもの欲しそうな顔してましたか私。

落ち込んだりもするけれど、ぬたりは元気です。多分・・・。
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ぬたりさんのお仕事日記 最終版

2012年04月04日 19時56分22秒 | ぬたりさんのおしごと日記
ぬたりさんは左遷されても今日もお仕事を頑張っています。

突然だが、青年海外協力隊というものがある。詳しくは知らなくても概ねこんなことするんじゃないかな?ということは皆さんご存じと思う。まあ分からなければ上記リンクをクリックって事で。
で、この青年海外協力隊は「青年」と言いつつ応募できる年齢は広く、20才から39才であれば応募できるわけである。アラフォーとは申せ、四捨ではなく五入して40のぬたりは実は応募できる年齢にある。
で、またこのあたりがある程度の規模の会社の凄いところで、青年海外協力隊参加のための休業というものが、ぬたりの勤める会社にはきちんと制度化されているのである。まあ条件読んでみると、「休業中は無給、退職手当計算月数からの除算、労災は一切認めない、給与査定上は休業期間の1/2は勤務しないものとみなす」と言った具合で、会社とすれば「協力隊から戻ってきてもとりあえず席はあるよ、窓際にあるかもしれんけど程度の制度であり、これを選択するのはかなりの覚悟がいる。
が、まあ出世を諦めているぬたりである。確かに会社での立身出世を考えればマイナスにしかならんが、その点に関しては全く興味がない。それに帰ってきても席があること自体恵まれていると言わざるを得ない。普通の会社なら年単位でそんな休業など認められるものではないものね。
仕事はあるとは申せ、極端な話をすればタダで海外に行ける。しかもそうそう観光では行けないような国ばっかり。ブルキナファソとかエルサルバドルとか東ティモールとか。未知への好奇心が強いぬたりには、これが魅力的に映るのは事実ですわね。

と言うわけで皆様。ぬたりはこの度青年海外協力隊に応募することになるわけないでしょそんなもの。
辞めるつもりが毛頭無いとは申せ、今の会社にいても先が知れているのは事実で、確かに行ってみたい気持ちがないではない。が、「語学」というぬたりには高すぎるハードルがある。日本語ですら満足に喋れないというのに。英語ですら高校時代に通知表が真っ赤に染まったというのに。

冗談はこの辺にして、先日までこの青年海外協力隊に参加する人が「試験を受験するにあたり、必要な実務経験を積むため」ということで、うちの出張所に半年ほど来ていましてね。数か月前ご奉公を終えて、試験を受験して合格していたわけ。ま、それだけなら別にぬたりは何も思わなかった。
が、数年前にやはりJICAの要請で研修生をうちの出張所が受けていたわけなのだが、その際は「試験に合格した人間に実務経験を積ませるため」に研修生が来ていた、という事実があるのだ。要するに順序が逆転しているのだ。「合格してから実務研修させる」から「実務経験させてから受験させる」にね。
良い意味で取ってあげるなら「実際に出来る人間を送り出したい」、意地悪な見方すれば「実務研修の経費なんかこっちで持ってられっかこの不景気なご時世に」というJICAの思惑は見えますけどね。まあ、この際そこはどうでもいい。
で、まあ彼を受け入れたのは中堅職員の一人の出身大学のツテで頼まれた、ってことなんだけども、まあこちらとすれば断る義理もない。一緒に仕事してくれるんだから、社内の口減らしが横行する昨今では単純に人足としてもありがたいし。
ただ、ここに来る彼のことを思うと若干心に引っ掛かるものがあったのも事実。うちの出張所は、同業他社と比べると規模が小さいのね。人員的な意味は勿論、予算的な面においても相当にな。
勢い、他社が機械でやるところも手作業でやることも多いし、器具関係も「補修」が業務として成り立つくらいにそらもう古いものをこき使う。勘違いしないでほしいが物を大事にしているのではない。新しい物を買う予算がないのだ。
そんなとこに突っ込まれる彼のことを思うと、そら心も少しは痛むわけでな。もっといいとこ行ければよかったのになあ、なんてな。実際ローテクな作業や器具の補修をずいぶんやってもらっていた。

そんな彼がとうとう任務地へ間もなく旅立つという事で、指導係として任に当たっていた同僚に連絡があったらしい。休み時間にその話になった。なんか言ってました彼?
「うん、行き先はアフリカらしいよ。んで、「器具も少ないアフリカで役に立ちそうな技術をたくさん教えてもらって、同期の中でも鼻が高いです!」とか喜んでたよ」

なんつーか災い転じて福となすというか、他のトコなら機械等でやる作業も手でやってもらわざるを得なかった分、そういうスキルは身につけていただいた模様で。まあともかく彼にはアフリカで頑張ってほしいと思いつつも、「いらんことも手でやらされてスキルが身についた」と言われても、ちっとも褒められた気がしないのはホントもうどうしようかなあ、と思う今日この頃でありましたとさ。
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君はトロピカル

2012年04月03日 20時13分15秒 | 日記
人面魚見たり即身仏見たりしていたら、アマゾンさんがまた荷物持ってきましたよ。
と言っても今回は本や映像ソフトではない。

タカラトミーのおかしなグレフルチューチュー
使い方は宣伝動画を見ていただくのが早いが。


・・・ま、タカラトミーですからかなりに微妙なセンスなのは兎も角として(おい)。要するに手軽に生ジュースが作れる道具な訳。
ともかくこれは物としては面白い。みんな思うことは同じなのか、発売前に既にアマゾンではグリーンが既に売り切れ。まあこちとら色はどうでもいいんで、ピンクを予約購入したわけ。
とりあえず、スーパーでグレープフルーツを買ってきた。んで説明のとおりにやる。まずは付属のヘタ取りパーツで中心の繊維を引き抜く。

この商品にマッチ棒はついていません(比較用)
こんなもんで中心の繊維がきれいに取れるのかよ、と思ったら、あら不思議。スポッと簡単に取れた。
穴が空いたら、器具を差し込んで取っ手を回す。回数は約100回。上部に目印がついていて、一度沈んで、再度上がってきたら出来上がり。ちなみに説明書には、下に力をかけすぎると底に穴があいてしまいます。と書いてありますな。
フロリダの農家のおじさんが丹精込めて育てたグレープフルーツを1個ダメにする。

不器用、ですから、などと高倉健を真似ても覆水は盆に帰らない。とりあえず2個目を取出し注意深く作業を進める。んで、今度は何とかできた。


見ずらいだろうけども、確かに中はちゃんとジュースになってます。ではストローを刺していただきます。


・・・ん、まあ、美味しいですね(リアクション薄いぞ)

いや、勘違いしないでほしいが、相当に果肉が残ったグレープフルーツジュースな訳だから、もちろん美味しい。こんなジュースはなかなか売りもんではお目にかかれまい。
が、まあ、かつて体験したことがない味、と言うわけでもないわけで。それこそ手絞りでも同じものを作ることは可能ではあるだろう。構造上、種も取り除くことは不可能だし。後は手絞りでジュース作った人なら分かると思うが、1個の果汁量って、案外大したことないんだよね。

そんな具合で、他人にも勧めるグッズかと言うと、まあおもちゃとして楽しめるならぜひどうぞ、って感じ。丸のグレープフルーツにストローぶっ刺して、「生ジュースです」と勧めて喜んでくれるシャレの分かるお客さんがいる場合は重宝しそうね。単純にパーティーグッズとしても面白いかも。ただまあ、純粋に調理器具と考えるとかなり物足りない道具ではありますね。

個人的には面白いからいいんですけど。偏りがちの独身男の食生活に置いては、果物ってのはむしろ積極的に摂取するべき食材ですしね。
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