フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

昔の人に想像力にかかると那智の滝も「うひゃあ!」になるそうです

2012年04月17日 19時55分59秒 | 旅行&おでかけ
前日とうって変わっての晴天に気を良くしたぬたりは車の鍵を掴んでドライブをした。天気もいいので久しぶりのオープンドライブ。うん、やっぱり気持ち良い。完全オープンで走ってたら、道端の子供から「すっげー」なんて羨望の目で見られちゃいましたよ(マジです)。「ホントだ、すっげー」と話を合わせた隣の大人(父親かな?)の反応もナイスだ。少年よ、その気持ちを忘れるな。車ってのは楽しいもんなんだぞ。使い方さえ誤らなければ、決して社会や環境に必要以上に害なす存在ではないんだ。

ま、それは兎も角として、今回のドライブで見た場所は2か所なので、そこについてだけ話をふれましょうか。まずは長野県千曲市の山奥にひっそりとあるこの滝。



写真だと大きさがイマイチわかりずらいと思いますが、上から下まで公称20メートル、実際の感覚だとその半分くらいの感じですかね。正直そんなに大きな滝ではないです。日本の滝百選(百選とか三大○○とかこの手のはホントなんでもあるな)にも当たり前のように選ばれていない。
ぬたりがここを訪れた理由はたった一つ。地図見ていて気になったからだ。理由は次の写真を見てもらえば一目瞭然。

日本人はホントにこういうのが好きだよねえ(おい)





こういう風に横写真なら少しはそれっぽく見えるのかしら?(やめい)


さて、件の滝からそのまま山道を走ると、一枚の小さな看板が目に付いた。
葛尾城跡→
村上義清の居城じゃんか、と反応できるのはヲタの証。これはちょっと見てみたいかも。
だが、その時点では迷いがあったのは事実。
ちなみにその時の所在地はグーグルマップで言うとここになる。地図中心の三叉路である。
ぬたりは向かって左から来ている。この道と直進する道は舗装されているが、右折する道は砂利道である。更には手元の県別マップルには道の記載がない。この状況ではさすがに入るには勇気がいる。
が、地味とは言えそれなりに名の知られた城跡であることと、看板もそれなりに新しいことから、そんなに荒れてもいまい&そんなに遠くもあるまい、と高をくくってこの砂利道に突入してみた。
ここまで話せば話の流れは読めたと思うが、城跡までの道はかなり荒れていてしかも道幅は極端に狭かった&それなりに距離があった。地図で見てみると三叉路から城跡までは直線距離で3キロ強。山道だとざっと6キロくらいはある計算になる。先ほどのリンク先の地図で当該の道を辿ってみてください(分かれ道では毎回右を選択のこと)。なかなか終点に行きつかないから。で、終点の先が目的の葛尾城跡。
車で走るのにその位で何を馬鹿な、と言うのは荒れた林道走ったことのない人のセリフ。動けなくなる恐怖、対向車の恐怖(すれ違いできるとこなんかほとんどない)、転落の恐怖(ガードレールなんかもちろんない)、方向転換できない恐怖、そういったものが同時に襲ってくるんですぜ。
挙句の果てに、ぬたりの愛車は車高の低いミニコンバーチブルだっつの。スピードは落としてたらから(時速は十数キロ程度)ダメージはほとんどないと思うけど、何度か腹を擦ったぞ。

へとへとになりながら(林道終点からさらに歩かされた)たどり着いた葛尾城跡。まあ眺めは良かったけどねえ・・・。






こんな感じの週末。とにかく葛尾城跡に至る林道の往復で消耗しきって、帰ってきてから土日の事をまとめだしたんだけれども、最終的にはまとめきらずに更新をすっぽかした次第。ホントに怖かったんだってば。
ま、「女陰の滝」はかなり前から気になっていたスポットでしたから、まずは行けてよかったですよ。実際行って現物見てみたら、「ああ、なるほどなあ」と思えましたしね。

なお、そんなとこに興味持って実際に足を運んでいるからモテねえんだよ、というツッコミは禁止とするのでそのつもりで。
コメント
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