まもなく華ちゃんのライブと言うことで、少しは気にして「good-bye」(←アマゾン。全曲試聴もできるよ)を聴いてて、だんだん飲み込めるようになってきましたね。
感覚のもんなので異論もあるだろうけれども、何となく前作「うたかた」あたりからポップな方向の曲が増えてるなあ、という印象がありましてね。今回で言えば「年上の彼」「シンデレラ」「good-bye」あたりね。以前であればこの手の曲はアルバムにせいぜい1曲しかなかったもの。だから以前に比べて「あれれ?」と言う感じで、とっつきがあまり良くなかったのね。まあ、ライブになれば相変わらずのピアノ弾き語りだから、活動全体を見れば方向性はそんなに変わってないけどもね。あくまでアルバムの話で。
言っておきますが、別に良し悪しの話をしたい訳じゃなくて、ぬたりは嗜好的に暗い歌の方を求める傾向にあるよ、と言うだけのことだからね。暗い歌の方が個人的にはスッと気持ちが入りやすいと言うだけで、明るい歌だって聴きますし、お気に入りがない訳じゃない。こういう話をすると「貶された」と思っちゃうファン心理というのはさださんの時で学習しましたしね。発言は慎重にもなりますよ、そら。
アルバムの第一印象なんてあてにならない、というのもそれこそさださんで学んだことで、聴き込んだり寝かせたりすると案外良くなる事も多いんだけど、今回の場合は聴き込んで、「なるほどね」と思えるようになってきた感じ。何故第一印象でぐっと引き込まれなかったかの自己分析も出来るようになった。当たり前の話ですけども、ぬたりが全面的に共感できる曲がそうそうある訳じゃないからなのね。だから自分なりに分析する時間が必要だった感じ。「年上の彼」なんかまさにそんな感じで、ぬたりは年上の異性と付き合っていたことはあれども、歌詞とはまるで逆。今思っても年下のぬたりの方が色々な面で(お財布も知識も経験も好きだという気持ちも)上だった。そんなこと言っちゃうと自惚れと自己愛がひどいなと思われちゃうかもしれんけど、実際そうだったんだからしょうがないじゃん(おい)
ま、その辺の話は話しても分かってもらえないので話を広げないが、要は歌詞に対して「そういう世界があるんだ」と咀嚼して理解するまでの時間がかかったと言うことで。
咀嚼に時間はかかったものの、大好きなシンガーソングライターのアルバムである。最初に聴いたときから心に残るフックがあるのが憎いところ。買ったときにちょっと触れたが、1曲目「ロスタイム」にもうそれがあった。サビの部分ではこう歌われる。
♪あなたは寂しさも不安も 愛し方も あたしに教えてくれた人
最後にお願い 好きな人の忘れ方を教えて
身が焦がれるような恋愛(と失恋)をしたことのある方は頷ける歌詞じゃあるまいか。恋愛ってのは相手の影響を激しく受けるもので、色々なことが変わる。そうして相手と一緒にいつまでもいたいと思っていくわけだ。が、失恋すれば一瞬にしてそれが無に帰す。その瞬間の思いのうちの一つの真実の形だろう。もう一緒にいられないなら、いっそ忘れられたらどんなに楽か。
ただ、この曲はこう終わってゆく。
♪出逢えたことも 離れたことも すべて夢みたいに過ぎてきた日々
あなたの声を あなたの温もりを 思うたび動けなくなる
忘れない 忘れたくない いつまでも
これがラストにあるからストンと落ちるべき所に落ちる。忘れられるもんなら忘れたいと思う。でも絶対に忘れたくないのが心からの恋愛というもの。
まあ、どちらかというと破滅型の恋愛の歌詞とも言えなくもなく、ここまでの恋愛したことない人も多いだろうし、あんな思いは多くの人にして欲しくはないわな、というのが経験者ぬたりの正直な気持ちではあるが(おい)
いずれにせよ、ここまで歌詞の世界を丁寧に紡げる人はそういない。それだけに、やっぱり華ちゃんに出逢えて良かったなあ、というのは正直なところ。
ま何が言いたいかと言うと「TAKOYAKI」は何気に良い曲だなあ、ということで(よりにもよってそれですか?)
さあ、今日は宇都宮だ。楽しんでこよっと。
感覚のもんなので異論もあるだろうけれども、何となく前作「うたかた」あたりからポップな方向の曲が増えてるなあ、という印象がありましてね。今回で言えば「年上の彼」「シンデレラ」「good-bye」あたりね。以前であればこの手の曲はアルバムにせいぜい1曲しかなかったもの。だから以前に比べて「あれれ?」と言う感じで、とっつきがあまり良くなかったのね。まあ、ライブになれば相変わらずのピアノ弾き語りだから、活動全体を見れば方向性はそんなに変わってないけどもね。あくまでアルバムの話で。
言っておきますが、別に良し悪しの話をしたい訳じゃなくて、ぬたりは嗜好的に暗い歌の方を求める傾向にあるよ、と言うだけのことだからね。暗い歌の方が個人的にはスッと気持ちが入りやすいと言うだけで、明るい歌だって聴きますし、お気に入りがない訳じゃない。こういう話をすると「貶された」と思っちゃうファン心理というのはさださんの時で学習しましたしね。発言は慎重にもなりますよ、そら。
アルバムの第一印象なんてあてにならない、というのもそれこそさださんで学んだことで、聴き込んだり寝かせたりすると案外良くなる事も多いんだけど、今回の場合は聴き込んで、「なるほどね」と思えるようになってきた感じ。何故第一印象でぐっと引き込まれなかったかの自己分析も出来るようになった。当たり前の話ですけども、ぬたりが全面的に共感できる曲がそうそうある訳じゃないからなのね。だから自分なりに分析する時間が必要だった感じ。「年上の彼」なんかまさにそんな感じで、ぬたりは年上の異性と付き合っていたことはあれども、歌詞とはまるで逆。今思っても年下のぬたりの方が色々な面で(お財布も知識も経験も好きだという気持ちも)上だった。そんなこと言っちゃうと自惚れと自己愛がひどいなと思われちゃうかもしれんけど、実際そうだったんだからしょうがないじゃん(おい)
ま、その辺の話は話しても分かってもらえないので話を広げないが、要は歌詞に対して「そういう世界があるんだ」と咀嚼して理解するまでの時間がかかったと言うことで。
咀嚼に時間はかかったものの、大好きなシンガーソングライターのアルバムである。最初に聴いたときから心に残るフックがあるのが憎いところ。買ったときにちょっと触れたが、1曲目「ロスタイム」にもうそれがあった。サビの部分ではこう歌われる。
♪あなたは寂しさも不安も 愛し方も あたしに教えてくれた人
最後にお願い 好きな人の忘れ方を教えて
身が焦がれるような恋愛(と失恋)をしたことのある方は頷ける歌詞じゃあるまいか。恋愛ってのは相手の影響を激しく受けるもので、色々なことが変わる。そうして相手と一緒にいつまでもいたいと思っていくわけだ。が、失恋すれば一瞬にしてそれが無に帰す。その瞬間の思いのうちの一つの真実の形だろう。もう一緒にいられないなら、いっそ忘れられたらどんなに楽か。
ただ、この曲はこう終わってゆく。
♪出逢えたことも 離れたことも すべて夢みたいに過ぎてきた日々
あなたの声を あなたの温もりを 思うたび動けなくなる
忘れない 忘れたくない いつまでも
これがラストにあるからストンと落ちるべき所に落ちる。忘れられるもんなら忘れたいと思う。でも絶対に忘れたくないのが心からの恋愛というもの。
まあ、どちらかというと破滅型の恋愛の歌詞とも言えなくもなく、ここまでの恋愛したことない人も多いだろうし、あんな思いは多くの人にして欲しくはないわな、というのが経験者ぬたりの正直な気持ちではあるが(おい)
いずれにせよ、ここまで歌詞の世界を丁寧に紡げる人はそういない。それだけに、やっぱり華ちゃんに出逢えて良かったなあ、というのは正直なところ。
ま何が言いたいかと言うと「TAKOYAKI」は何気に良い曲だなあ、ということで(よりにもよってそれですか?)
さあ、今日は宇都宮だ。楽しんでこよっと。