九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

小鳩内閣    らくせき

2009年12月23日 09時59分13秒 | Weblog
小澤さんの院政を小鳩内閣といったそうです。
上手いですね。
誰ですか?その方にザブトン3枚!

おばと、と読むのかな?
こばと、とも読めます。
こばと内閣と読むと、お母さんの庇護のもとに、とも。

いずれにせよ。お見事。

   

今朝の中日に厚生労働省の30代の人が
覆面インタビューで語っていました。
大臣は自分の得意分野で頭が一杯。
でも役所の守備範囲はひろい。
自分の不得意の分野を官僚にまかせるのか?
へたに動くとコチンとやられるので
皆、日和見とか・・・・

かっての自民党政治では業界が巾をきかせていた。
業界の利害調整が政治家と官僚のしごとだった。
国民ではなく業界に顔をむけて仕事をしてきた。
と反省。

社会保障は大事。それを手厚くするには増税しかない。
だから官僚としてシッカリしないと・・・
と、分かってはいるんですが・・・
とのこと。

官僚と政治家の関係を改めるには時間がかかりそう。
最低でも10年、へたしたら30年かかるかな?
いずれにせよ官僚の分野で、
国民主権が実行されようとしていることは
間違いないでしょう。

こんなこと明治維新以降、一度もなかったこと。
私の目の黒いうちにどこまで見届けられるかな?









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高速道路の100キロ制限は?     らくせき

2009年12月22日 15時52分13秒 | Weblog
以前から高速道路のスピード制限が100キロということに
かすかな違和感がありました。
韓国では120キロに引き上げるとのこと。
スピードについての朝鮮日報に記事です。

  


1885年、ドイツのカール・ベンツが、時速16キロで走る
ガソリンエンジン車を発明した当時、
ドイツの内務省は運行許可を出すに当たり、
「市街地では時速6キロ、郊外では11キロ」という速度制限を設けた。
ベンツは内務相を招いて試乗会を行ったが、
そのスピードは牛乳配達の馬車に追い越されるほどだった。
ベンツと事前に口裏を合わせていた馬車の御者が、
「何だ、自動車がそんなに遅いのか、そんなもの捨てちまえ!」とからかった。
内務相が「車が遅い」と不平を漏らしたのに対し、
ベンツは「速度制限があるため、ゆっくり走った」と答えた。
これを受け、世界初の速度制限は撤回された。

ドイツのアウトバーンでは、すでに1930年代には時速300キロで
走ったという記録がある。
最近では、スピードを出しすぎる車が増えたため、
事故が多発する地域では速度制限を設け、
都心部では時速100キロ、郊外では130キロで走行するよう推奨している。
速度制限がない区域では、ドイツ人は時速140キロ程度で走行するという。
だが、アウトバーンで発生する事故は、ドイツ全体の事故件数の10%程度で、
事故率は米国の3分の1にすぎない。


高速道路の最高時速を55マイル(89キロ)に制限する米国の速度規制は、
1995年に改正されるまで、禁酒法に次いで最も守られない法律だった。
米国人たちはこれを「偽善の最たるもの」と呼んだ。
95年に33州が制限速度を引き上げたところ、死亡事故の発生率はむしろ低下し、
制限速度を引き上げなかった州よりも事故が少ないという結果となった。
交通工学研究者のレイブ教授は85年、「高速道路の制限速度を
引き上げることと、死亡事故の発生率には関連性はない。
速度が異なる車が一緒に走っている方がずっと危険だ」と述べたが、
これが立証された形だ。

韓国警察庁は21日、西海岸高速道路、中部高速道路、
論山-天安高速道路など8路線で最高時速を110キロから120キロに
引き上げるとともに、一部の区間では100キロから110キロに
引き上げる方針を発表した。

   

みなさんは、どうお考えですか?
たしかに高速道路で、ノロノロ走っている車は
キケンを誘発しそうですね。
私も若いころなら即、賛成でしたが・・・
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{日本の対米外交をおとしめてしまった鳩山首相 } 天木プログより

2009年12月22日 11時01分05秒 | Weblog
★オバマさんも、鳩山さんも政権交代の期待が大きかっただけにその後のプレや実行力に期待はずれな面が指摘されています。せっかちで批判的すぎると言われればそうですが、最近のお二人の言動は本質的なもののような気がします。そこを天木氏も憂慮しています。(天木ファン)
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日本の対米外交をおとしめてしまった鳩山首相                                                 天木直人

 私のオバマ大統領に対する期待は、とっくの昔に失望に変わっていたが、それでもかすかな期待を持とうと努力してきた。

 しかし、そのかすかな期待さえもが完全に断ち切られたのが、12月11日のノーベル平和賞受賞式におけるオバマ大統領の演説であった。

 二つの戦争を戦っている米国軍の最高司令官と自らを称し、正しい戦争がある、米国は正しい戦争を戦っている、と公言したオバマ大統領。

 その瞬間、私のオバマ大統領に対する最後の期待が消えうせた。

 鳩山首相もまた私にとっては、オバマ大統領のようになりつつある。

 政権交代を歓迎する一人である私は、鳩山首相の言動の数々に疑問を抱きつつも、なお、鳩山首相を好意的に見るように努めてきた。

 日米同盟関係についても、やっとこれで正しい日米関係を築こうとしている首相が現れたのではないか、と考えようとしてきた。

 しかし、どうやらその期待は裏切られそうだ。

 19日の報道は、COP15に出席中の鳩山首相の対米外交を次のように伝えている。

 ・・・鳩山由紀夫首相は18日夕(日本時間19日未明)、記者団に対し、17日夜のデンマーク女王主催晩餐(ばんさん)会で隣席になったクリントン米国務長官から、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の年内決着を先送りした経緯の説明を求められたことを明らかにした。

 それに対し鳩山首相はクリントン長官に、「選挙で民主党が勝ち、(県外移設を求める)沖縄県民の期待感が高まっている。日米合意が大変重いことはよく理解しているが、逆に(沖縄県名護市辺野古に移設する現行計画を)強行すると、大変危険だと感じている。新たな選択を考えて努力を始めている。しばらくの間、待っていていただきたい」と理解を求めたという。

 首相は記者団に「正確な言葉は覚えていないが、『よくわかった』という思いを伝えた」と述べ、クリントン長官は首相の説明を了解したとの考えを示した

 ・・・首相はまたCOP15の非公式首脳会議でオバマ米大統領とも言葉を交わしたが、「元気かい、というぐらいの話」だったとし、普天間移設問題には触れなかったという・・・

 私はこれを知って言葉を失った。これが鳩山首相の対米外交の現実である。

 普天間基地問題という現下の最重要問題を、晩餐会という社交の場で、しかもたまたま隣に座りあわせた時の話題ですませ、しかもその時の返答の言葉を正確に覚えていないのに米国側の理解が得られたと言ってのける。

 首脳会議でオバマ大統領に会ったのに、普天間基地問題を持ち出さず、いや、こちらから持ち出せず、「元気かい、というぐらいの話だった」と自ら記者を通じて国民に語るセンス。

 これは外交の冒涜である。

 来年を待つことなく、どうやら私は鳩山民主党の対米外交に裏切られることになりそうだ。
                               完

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COP15は成功?失敗?   らくせき

2009年12月22日 09時36分14秒 | Weblog
先進国と途上国の利益が正面から衝突。
ついに決裂か、と思われた最終局面。

奇妙な「留意」ということで決着。
これって成功なの?失敗なの?

そして会議の終ったころから大寒波が・・・

地球規模で、どこかチグハグナ印象を残した会議でした。

みなさんは、どう評価されますか?



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為替マリー? らくせき

2009年12月22日 09時34分41秒 | Weblog
円高が続くと「一円の円高で二十億円の損失」と
多国籍企業のパナソニックから悲鳴が。

しかしホントウはそんなに損はいていないそうです。
その救世主が「為替マリー」
海外で受け取るドルと支払うドルの差額だけを
決済するというもの。
円が介在しなければ、差損はでません。

また海外に拠点を持つ企業は現地通貨も持っており
現地通貨での決済も出来ます。
これも円高の影響をうけません。

パナソニックも、これで差損を小さくしているそうです。

我々のような年金生活の個人投資家は
証券会社のいうがまま・・・
こういう手立てもなく、損する時は、
キチンと損しています・・・

マリー
債権と債務を相殺する方法。
輸出入業者などが貿易取引毎に為替のカバーを行わずに、
インパクト・ローンや外貨預金などを利用して手数料削減を狙う手段。

   (赤旗より)

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不整脈ランナーの手記(7)心臓って不思議! 文科系

2009年12月21日 19時57分04秒 | 文芸作品
 6日に1時間で8.99キロ行けたと書いた。毎度言うように、ジムのランニング・マシンでウオームアップの歩行も含めてのことだ。それが以降は一転二転。
 9日に9.03キロと、3月の9.3キロにまた近づくことができた。以降、14日には心拍がおかしくって抑え、60分で6キロ。17日には8.6キロも、19日には一転して1キロも行けずにマシンから降りた。座って休んでも120の頻脈とあっては、どうしようもない。それが本日21日には、また激変。最初の30分近くまでは前回と同じような頻脈だったのだけれど、歩いたり走ったりをちょっと粘ってみた。するとどうだろう、30分近くになって心拍が落ち着いてきたのである。それからの快調なことは、前回のこんな表現が、まさにぴったりである。
「脚自身はこの2年半なかったように、非常な軽さを感じた。体内で何か質的変化が起こったような、そんな感じさえあった。足が何の無理もなく、すたすたと無限に前へ出て行く感じ。それが地面に落ちるときに生じる音もほとんど生じないのである。こんな時は、1時間の終わりに近づいても、何の疲れも感じない」
速度も春以来無かったはずの10.5キロ時まで上げてみたのだが、心拍も160を割る程度だった。これは前回予想したよりも5ばかり低い。これも好調さを物語っているということである。
 心臓って、不整脈って、全く不思議なものだと、首を傾げるばかりである。心臓自身の形とか、拍動、血流とかには ほぼ異常がない単発性の心房細動なのではあるが。
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こんな資料を見つけました。       只今

2009年12月21日 19時27分56秒 | Weblog
 
 一つは、宮内庁の「1ヵ月ルール」に関わるもので、「宮内庁から外務省」あて平成7年3月13日付であり、そこにはこうあります。
 『外国要人の謁見の正式願い出は、希望日の間近が多々あり、好ましくないのみならず、日程調整にも支障をきたしています。ついては平成7年度から、原則として希望日の1ヵ月以前に要請をされるよう願いたく、関係方面にもこの趣旨が徹底されるようお取り計らいください』。
 それから9年を経た平成16年2月3日、次のような通達が出ています。
 『やむを得ず1ヵ月ルールに抵触する願い出については、儀典総括官から式武官へ可及的速やかに通報の上、その取り扱いにつき貴官の意見を添えた文書を持って打診願います』
 「やむを得ない」場合を記述しているこの通達時の宮内庁次官は、現宮内庁長官。
  
 今一つは、「共通の防衛に対する同盟の義務」というアメリカ国防総省の報告書にあった数字の数々。
 アメリカに対する同盟国の直接支援額の一位、それは日本で全体の約80%を占める。二位は韓国で12%。三位以下は、クエート、アラブ首長国連合、ドイツ、イギリスと続き、ドイツ以下はいずれも1パーセントに満たない。
 これが、「思いやり予算」の全体像。
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本の紹介「人種主義の歴史」        坂井貴司

2009年12月21日 12時32分31秒 | Weblog
「朝鮮人、シナ人は日本から出て行け!」と叫ぶ在特会という組織が各地で活
発に活動しています。その在特会に対して、人種主義者、レイシストという批判
があります。
 
 では、人種主義(レイシズム)とは何か、それはいつ、どこで、どのような思
想を背景に生まれたのかを説明した画期的著作が出版されました。
 
 
「人種主義の歴史」

ジョージ・M・フレドリクソン著

みすず書房
定価 3,570円(本体3,400円)
ISBN 978-4-622-07507-3 C1010
2009年12月18日発行
http://www.msz.co.jp/book/detail/07507.html

「White power(白人の力)」と書いた文字と鉤十字のマークを付けたTシャツを
誇らしげに着た白人の青年(日の丸を掲げた在特会の参加者とそっくり!)の写
真が表紙になっています。

 著者のジョージ・M・フレドリクソン(1934年~2008年)は、米国と南
アフリカの人種関係の比較史研究で、両国の白人至上主義の歴史に関する多くの
業績を残した歴史家です。
 
 フレドリクソンは述べます。

 古代社会には自民族中心主義や外国人嫌悪はあっても、「人種」という概念は
存在しなかった。
 中世キリスト教社会に「ユダヤ人がイエスを殺した」とする反ユダヤ主義が生
まれた。
 1492年、コロンブスの「新大陸発見」で、ヨーロッパは異なる文明・文化
を持つ南北アメリカ大陸の先住民と接触した。ヨーロッパは利益を求め、先住民
族の社会を徹底的に破壊し、虐殺と奴隷化を進めた。そして、アフリカから膨大
な数の人々を奴隷としてアメリカに連行した。それを正当化するために、白人至
上主義というイデオロギーを作った。

 本書は、この反ユダヤ主義と白人至上主義が、ナチスドイツによるユダヤ人大
虐殺(ショアー、ホロコースト)を引き起こし、アメリカの奴隷制度、南アフリ
カのアパルトヘイト(人種隔離)を成立させたと述べます。 

 本書から、「黄色人種」である日本人が、同じ「黄色人種」である韓国・朝鮮
人や中国人を軽蔑し憎悪する歪んだ人種主義を抱く状況が読み取れます。
 
 巻末に「「日本の人種主義を見すえて」という一章がついています。
 
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「去年今年貫く棒の如きもの」 まもる

2009年12月21日 09時39分58秒 | Weblog
新年の句会のお題が「去年今年」になった。

どうしても頭をよぎるのが高浜虚子が昭和25年に作った句

「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」である。

大岡信も「去年今年とは、昨日が去年できょうは今年といいう一年の変わり目をとらえ、ぐんと大きく表現した新年の季語。虚子の句はこの季語の力を最大限に利用して、新春だけに限らず、去年をも今年をも丸抱えにして貫流する天地自然の理への思いをうたう。『貫く棒の如きもの』の強さは大したもので、快作にして怪作というべきか」と絶賛している。

この年末は特にこの句が意味を持っているように思う。政権交代は「貫く棒の如きもの」。戦後六十年のヘドロを一掃する政治改革。日米関係の見直しとアジア外交の推進。景気回復も金融市場の回復も「貫く棒の如きもの」なのである!!

果たして新政権は、棒のごとく たくましく貫き通せるのであろうか?


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在特会の動きを的確に撃退しました。今後の教訓として!!!

2009年12月20日 17時37分41秒 | Weblog
★12・19緊急[集会報告と御礼]報告会 民族差別を許すな! 京都朝鮮学校襲撃事件を問う。
 と題したメールが届きました。私たちが十二月八日開戦記念日に行った「平和のともしびウォーク」でもフィナーレの集会の直後警備の警官がいなくなった後、右翼の青年が二人責任者に会わせろと要求し、護憲運動について話を聞きたいと執拗に迫り、来年は我われもこの会場でデモンストレイションをすると宣言していきました。此の日栄付近でも右翼街宣車が活発な活動をしたようです。
 こうした右翼系の活動が国民投票法の解禁にょつて活発になりそうです。
 そんな時、このメールの報告は教訓にもなり貴重です。紹介します。(まもる)
============================================================
右翼の妨害行為に対しては私たち(反ヘイトクライム)の側が意志を強くして警察や会館側など警備関係者にも法に基づく厳重な取り締まりを要請するなどの十全な準備を整えておけば、見事に右翼を撃退できる、という教訓を今度の経験は教えてくれているように思います。

右翼のあまりにも理不尽な主張、暴力行為は絶対に許さない、という世論の高まり(会場には右翼の暴力に抗議するために約200人もの方々が駆けつけてくれたのですね)が警察や会館側をも動かしたのだ、と思います。

なによりも人と人との連帯こそが力であり、民衆の武器である、ということを今度の経験は私たちに見事に教えてくれたように思います。

この教訓を広く広く私たち反ヘイトクライムの側で共有したいものだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前田 朗です。

12月20日

転載転送歓迎

集会報告です。

1)充実した報告会

最初に10分ほど京都朝鮮学校事件の映像を上映し、続いて京都朝鮮学校校長か
らの現地報告がありました(私は外にいたので、残念ながら聞くことができませ
んでした)。公園の利用に関して、在特会などの主張は事実に反することが明快
に報告されたそうです。次に私が集会の経過報告と、ヘイトクライムとは何かに
ついて少し話しました。さらに、金東鶴さんが、日本における朝鮮人差別、朝鮮
学校差別について、歴史的により広い文脈におきなおして報告がありました。会
場発言も、コンパクトにまとめた、いいお話が続きました。最後に床井茂(人権
セミナー実行委員長)が、日本人としてなさねばならないこととして、私たちの
課題をまとめる発言をしました。(警備関連でばたばたして、出たり入ったりし
ていたため、私は他の方の発言をきちんと聞けませんでしたので、旨く報告でき
ません。すみません)。

2)警察の警備

19日午前に麹町署に警備要請をしました。担当者は、「街宣情報があったので
警備に行く予定でした。外の警備は警察がしっかりやります。建物の中は施設と
集会主催者でやってください。開始前にきちんと打ち合わせをしましょう」。
午後3時頃にはすでに警察が出動し、警備体制が敷かれ始めました。4時半に警
備責任者ら5人の方がいらして、簡単な打ち合わせを行いました。右翼を中に入
れないようにするが、全部をおさえることはできないので、中に紛れ込む者もい
るから、集会の趣旨に反して騒ぐものは自分たちで排除してください、とのこと
でした。会場前には制服・私服の多数の警察官が配置され、しっかりと警備して
くれました。飯田橋駅寄りや九段寄りの路上に数台の警察装甲車が並んでいたそ
うです。
街宣終了時に、担当者がきて、終了したので警備体制を解くが、彼らが戻ってく
る可能性がないとは言えない、個別に残っているメンバーもいるので、監視は続
けるし、何かあれば即座に対応します、とのこと。
一言で言って、麹町署の警備は非常によく統制され、見事な体制でした。三鷹や
京都のケースとは違って、麹町署は警備のプロとして、市民の安全を守るために
万全の仕事をしてくれたと思います。

3)しごとセンターの警備

19日、しごとセンターもきっちりと警備体制を敷いてくれました。午後1時半
に要請にいったのですが、前日とはうってかわって、「注意事項・禁止事項」の
大きな張り紙、職員はハンドマイクと腕章を用意、そして警備会社の警備員も5
名に増員。西沢課長は「会館に出入りする人間の安全のために、できることは全
部やります。体を張ってやるつもりです」。
実際、4時半頃から街宣終了まで、職員と警備員が玄関前や玄関ホールで整然
と、毅然と、警備を行っていました。街宣終了後も、万が一、一部の右翼が残っ
ているかもしれないので、私たちの集会が終了するまで残られ、私たちの退場ま
ですべて確認。献身的なお仕事ぶりに頭が下がる思いでした。

4)私たちの警備

会場セミナー室前では私たち自身が警備体制を敷きました。施設側がしっかりし
てくれたので、当初予想されたような混乱はなく、無事に済みました。とはい
え、実際には何人もの右翼が会館内に紛れ込んでいました。すでに午後2時には
何人もが中に入っていました。午後2時からの西谷文和さんのイラク報告会の時
点で、こちらの様子を探りに入れ替わり立ち代り出没していました。午後5時過
ぎには、廊下やエレベータホール前に押し入ってきました。廊下で暴言を吐く者
もいました。セミナー室に入ったものも2名いましたが、開会前に早期発見、退
場していただきました。いずれも廊下をうろうろしながら妨害を画策していたよ
うですが、何もできずに帰っていきました。

5)在特会

右翼は、会館玄関前に街宣車を乗りつけ、ワーワー騒いでいました。そこには約
30名。事前に会館内に入り込んで妨害行為をもくろんでいたメンバーたちも含
めると、おそらく全部で50名ほどが来ていたのではないかと思います。
抗議書を持ってきていると言うので、受け取ることにしました。警察が「受け取
るそうだ。どうする」と伝えたところ、なぜか「じゃあ、渡さない」となったそ
うです。意味不明。結局、私宛の抗議書を見ることもできませんでした。

6)御礼

集会実現のために多くの方たちのご協力、ご支援をいただきました。
万全の警備を敷いていただいた麹町署に感謝いたします。暴力集団の違法活動を
監視し、市民の安全を守るために任務を的確にこなされました。
街宣行動の対象にされたのは初めてと困惑しながらも、右翼の脅迫や恫喝に耐え
て、しっかりと警備体制を敷き、たんたんと職務をこなされたしごとセンター職
員と警備の方たちに感謝します。
自主的な防衛の為にボランティアで駆けつけてくださった警備協力者の方たちに
感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
休日の夜に、民族差別を許すな、朝鮮学校襲撃事件を許すなという思いを共有し
ていただき、各地からおこしいただいた参加者の皆さんに感謝いたします。

せっかく会場におこしいただいたのに、入場できずにお帰りいただくことになっ
た皆さん、大変申し訳ありませんでした。

SOSメールを転送していただいた皆さん、精神的支援のメールを送っていただ
いた皆さん、排外主義に眉をひそめ朝鮮学校襲撃事件に批判の声をあげられてい
る全国のみなさん、ご協力、ご支援、ありがとうございます。

7)これから

22日には、事件が起きた京都の市民の方たちによって集会が準備されていま
す。大阪での取り組みも準備中です。

人種主義、人種差別、排外主義は、被害者に対しては異様に攻撃的な形で現象し
ますが、実は、人間の弱さの現われでもあります。他者を侮蔑し、貶め、辱める
ことによって、自分の優位を確認したがるメンタリティは、おそらく多くの人々
の中に潜んでいるのかもしれません。在特会のような異常な犯罪集団による扇動
が一定の効果を持つのもそのためでしょう。こうした「病」を放置しておくと、
あっという間に社会に広がるかもしれません。人種差別の蔓延を防ぐために、適
時に的確に声をあげていくことが大切です。

みなさん

今後ともよろしくおねがいいたします。ありがとうございました。
………………………………………………………………………………


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映画『キャピタリズムーマネーは踊るー』  アメリカ資本主義の歴史的後進性

2009年12月19日 17時49分43秒 | Weblog
★プロメテウスの政治経済コラムにhttp://blog.goo.ne.jp/ehori/e/193ef9fbd411e8dbda5d0dfe1f1ff0f6
マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』(『Capitalism:A Love Story』)を観た感想が書かれていた。紹介したい。 (政経サーフィン)
=======================================================
マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』(『Capitalism:A Love Story』)を観た。『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、『シッコ』では医療問題と、アメリカの抱える問題を取り上げてきたマイケル・ムーア監督。今度のテーマは「アメリカ資本主義」だ。社会主義は悪と信じ、「民主主義=資本主義」と思い込んできたアメリカ人に対し、現在の資本主義はまるで「民主」を反映していないとムーアは訴える。2008年9月、リーマン・ブラザースは破綻し、大不況がやってきた。しかし実際はそれより以前からアメリカでは住宅ローン延滞のため、自宅を差し押さえられる人が増えていたのだ。「1%の富裕層が底辺の95%より多い富を独占」しているというアメリカでは、国民の税金が金持ちを救うために投入される。政治を富裕層が支配するという建国以来の政治経済社会システムがまったく進歩していないからだ。ムーアは$マークのついた袋を持ち、「僕たちの金を返せ!」とウォール街へ突入していく。

アメリカは、いまだ現代資本主義への進化を遂げることができない、遅れた資本主義の『帝国』」である。戦争や植民地政策以外の分野を見ても、京都議定書を拒否した地球環境問題への対応や、むきだしの資本の論理を「新自由主義」の名で世界に拡げようとし、国内の圧倒的多数の労働者階級を搾取と収奪のほしいままにしておく政治経済社会システムは、アメリカが北欧やEUの指導的諸国に対して、総体として「遅れた資本主義」になっていることを如実に示している。その遅れの主な要因は、資本を規制する「社会」の未熟にあり、それを一生懸命にまねているのが残念ながら昨今の日本の資本主義である。アメリカ資本主義は量的には世界への影響力を強くもっているが、経済の質の面では遅れた資本主義なのだ。

なぜアメリカ資本主義は遅れた資本主義になってしまったのか。マイケル・ムーア監督は、監督自身どこまで意識して描いたかはわからないが、映画の最後の方で、ニューディール政策を始めたルーズベルト大統領の最後の演説(1944年1月11日)を実写フィルムで見せる。それはアメリカ憲法で保障された「幸福の追求」をより具体的に実現するための新しい権利章典の提唱だった。ルーズベルトが掲げた権利は以下の通り。
社会に貢献し、正当な報酬を得られる仕事を持つ権利 
充分な食事、衣料、休暇を得る権利 
農家が農業で適正に暮らせる権利 
大手、中小を問わず、ビジネスにおいて不公平な競争や独占の妨害を受けない権利 
すべての世帯が適正な家を持てる権利 
適正な医療を受け、健康に暮らせる権利 
老齢、病気、事故、失業による経済的な危機から守られる権利 
良い教育を受ける権利
この演説の後すぐにルーズベルトは亡くなり、この権利章典は法制化されなかった。ムーアはこれを実現するのがアメリカの使命だと訴える。

私は、これは重要な指摘だと考える。近代資本主義は、封建的身分制度を否定して、各人に形式的な自由・平等を保障することによって、新しい時代をもたらした。しかし、それは同時に経済的には「自由放任」、軍事的には「戦争放任」の時代であった。二つの世界大戦を経てロシアにおける「社会主義」革命の影響も受けて、資本主義国は近代資本主義体制から現代資本主義体制に進化した。マルクス、エンゲルスやレーニンが多様な方法で「近代資本主義体制」の崩壊の必然性を論証したことを受けて、資本主義体制を維持しようとする立場からは、「修正の不可避性論」が提唱され、「近代資本主義体制」は「現代資本主義体制」に進化した。第二次大戦後、ドイツでも、日本でも、イタリアでも、すべての国民(当然に女性も)は、法の下に平等であり、すべての国民に「人間らしい生活」の保障を求める「社会国家」(福祉国家)を宣言した。大きな財産・経済活動と公共性の強い財産・経済活動を積極的に規制し、社会経済的弱者を社会的所得再分配によって保護する現代資本主義(修正資本主義)憲法体制が一般化したのだ。

ところが、アメリカは第二次大戦の事実上唯一の戦勝国として繁栄を謳歌し、ルーズベルト大統領が掲げた社会的権利の法制化を忘れてしまった。アメリカ合衆国憲法は、社会国家(福祉国家)の理念も、「戦争の違法化」原則も明示しない。その意味でアメリカは、現在もなお、「現代資本主義憲法」を持つに至っていない。マイケル・ムーア監督が描くアメリカの異様な政治・経済のありさま=その後進性は、まさに此処にあるのだ。
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日本4強への、長谷部誠の言葉  文科系 

2009年12月19日 11時16分46秒 | スポーツ
今週のサッカーダイジェストの特集は「日本の中盤は、世界を相手に通用するのか」。その冒頭企画が長谷部誠の対談である。「欧州で最も評価される日本人MF」との見出しが付してあったが、それも当然、世界第6位のドイツの、昨年度優勝チームでレギュラーを張った選手である。日本人でこれ以上の実績は、ローマ時代にトッティと同格扱いされて優勝経験を有する中田英寿以外にはない。
長谷部もまた、ナカタに似たオールラウンドプレイヤー、その言葉は非常に信用できる。自分を周囲と比べて査定し、すべての面を伸ばせてきた選手であって、つまり頭がよいのだと思う。例えば、こんな事を語ってみせる。それも打てば響くような調子で。

質問「12月8日のチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦では、ポルトガルのナニとマッチアップして、ほぼ仕事をさせなかった?」
答え「ああいう攻撃を武器にしている相手にも、やられる気はしませんね」
質問「マンチェスター・ユナイテッド戦の試合後には、手応えを得たと言っていた。具体的には?」
答え「攻撃の部分です。以前から守備にはある程度自信を持っていましたが、最近は攻撃の時にどんどん前に行けている。自分の調子が良いというのもあるんですけど、強いチームが相手でも攻撃面でいいプレーができて、これはやれるなと手応えを得られました」

どうだろう。マンUと言えば世界でまずベスト3に入るクラブ。そんなチーム相手に、守備ではマッチアップ相手に仕事をさせなかったはずと語り、攻撃でも「どんどん前に行けている」と豪語して見せた、この自信! この自信も当然なのであって、今年のチャンピオンズリーグ・マンU戦では、敵地オールド・トラフォードで先制点をアシストして見せ、イングランド人を驚かせているのである。
このように世界の頂点と戦って、これを身体で味わい尽くした選手が語る「ワールドカップベスト4に向けて」こそ、現下日本で最も信用できる情報だと言えまいか。不勉強で程度の低い日本の評論家の「予想」などは横に置いておいて、こんな彼が3ページびっしり述べたことをこそ、聞くべきである。
表題の事に絞って、結論とその訳とに分けて、彼の言葉を抜粋、要約してみる。彼の言外の言い分も含めて、僕の自己流解釈でやる。

①日本はまずフィジカルが足りず、守備が弱い。特に、中盤で世界的守備ができないといけない。(中盤でのその役割は僕がやる、DFは特にまだまだと、そんなことも言いたいらしい)
長谷部が語るその訳――世界1のクラブ・バルセロナでシャビ、イニエスタが注目されているが、彼らが活躍できるのは中盤の底にヤヤ・トゥーレがいるからだ。「世界の強豪は、必ずフィジカルの強い選手を中盤に置いている」。これについての質疑が、以下。
質問「長谷部選手と遠藤選手の後ろに、もうひとりフィジカル能力の高いMFが欲しいということ?」
答え「いや、逆に僕がそういう役割をしてもいいのかなと。でも僕はトゥーレ・ヤヤにはなれないんで、とにかく動き回って、身体を張れるところは張っていこうと思っています」(●)

②フィジカルの強さはすぐには完全カバーとはいかないから、よく走って数的有利を作り、集団で守ること。
質問「そしたら日本は、32カ国(ワールドカップ参加チーム)のなかで真ん中よりも上なのでは?」
「ハハハ。いや、でもそんなものですよ。ヨーロッパでプレーしている選手と大きな差はないけど、フィジカルとか小さなディテ-ルでまだ差があります。だから日本はチームで戦わなきゃいけない」
「サッカ-は11人でやるものだけど、全員が勝敗の責任を負うくらいの気持でやればもっと強くなるはず。だから、まずは自分がそうありたいと思っています」

彼の言い分は結局こうなる。「世界に出た日本人は、守備に自信があってこそ攻撃のリスクも冒せるのだが、世界の強豪相手には、フィジカル面で守備が弱みになる。走り回って、数的有利の守備を」と。前代表監督では、トルシェの「守備の文化が弱い」や、オシムの「走り回ってボールキープを高め、どこでも数的優位を。そうしてこそ攻撃のリスクも取れる」などの着眼点と同じだと思った次第だ。

最後に長谷部から最も聞くべき印象的かつ象徴的な部分を、抜粋してみる。上の(●)部分にはまるべき、続きの文章である。
質問「中田英寿さんのプレースタイルに、似てきたような気もするけど」
答え「僕はヒデさんと一緒にやったことはないですけど、自分がヨーロッパに来て、改めてあのフィジカルの強さがあったからこそ、世界で通用していたのだと思いました。06年のドイツ・ワールドカップのブラジル戦も、ひとりだけ身体で負けてなかった。ワールドカップではああいうプレーが必要になると思います」
頭の良い長谷部は、日本にいた時にもナカタをじっと見つめ、そこから学んでいたことが分かる。そして、フィジカルとは、身体の大きさだけではないということも。長谷部は179センチ、72キロ、中田は175センチ、72キロ。

長谷部誠、84年1月生まれの25歳。まだまだ大きな前途が待っていそう。すべての言葉が輝いている。
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日米安保条約を認める社民党の欺瞞 天木プログより

2009年12月19日 10時04分56秒 | Weblog
今朝(12月17日)のテレビ朝日「やじうまプラス」で社民党の阿部知子政審会長が驚くべき発言をした。それを私は見逃さなかった。

 「社民党は日米安保条約を認めるのか」、というコメンテーターの質問に対し、何のためらいもなく「もちろんです」と言い切ったのだ。

 その後に、「それが村山社民党の・・・」と言おうとして時間にさえぎられて終わってしまったが、これは重大な発言であった。

 護憲政党を売り物にする社民党の矛盾がいみじくも露呈した瞬間だ。


 日米安保条約という名の日米同盟を堅持する限り、憲法9条を持つ日本の平和外交はない。対等な日米関係はない。

 鳩山民主党政権の矛盾は、そのまま福島社民党の矛盾でもある。

 その矛盾を抱えながら「憲法9条を守る」政党だと名乗るだけたちが悪い。

 真の平和主義者、護憲論者に対する冒涜である。

★私も見て驚きました。  (天木ファン)


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国連決議と憲法・・どちらが優先されるべきか? 平 和平

2009年12月19日 09時37分38秒 | Weblog
★国連決議があれば、自衛隊を派兵してもよいのか?
いま、小沢さんの影響力が増大し、彼の言うことは「正しい」と考える人が多くなっている様に思います。マスコミも彼の発言を検証し、批判すべきは批判すべきなのに無批判に近い状況で報道を続けています。
天皇と中国の国家副主席との会見でも彼の発言を検証することなく報道しました。そのことで国民の中に一定の混乱を与えています。これらに関して私の考えを述べます。

イ.「国連決議」に基づく自衛隊派兵は憲法違反だと思います。
① 憲法前文には、平和に関して「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、」(中略)「われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」「日本国民は(中略)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した」と定めています。
政府の行為によって戦争を起こさないことを決意したのです。
② 次に、日本政府は国連に加盟するとき、憲法九条があり、武力を使えない」ことを条件にして加盟をしています。
③ 国連の決議は、加盟国に決定したことを従わせる強制力はありません。
④ 国連決議と憲法とどちらを優先するのか?
 法学者の多数説は、改変のハードルが高い「憲法」が優先される。です。これには、日米安保条約など条約にも適用される考えです。日米同盟があるから・・、などと言う大臣たちは考え直していただきたいと思います。
元に戻ります。国連憲章の第2条7項には「いずれかの国の国内管轄内にある事項に干渉をする権限を国連に与えるものでなく、(中略)憲章に基づく解決を(中略)加盟国に要求するものではない」と述べ、加盟国の事項(この場合、憲法)を尊重することを定めています。
⑤ 小沢さんは、国連決議を前提に自衛隊を派兵する事を持論にしていますが、
これが憲法に違反し、国連加盟の経緯にも反する意見であることは、①~④を
読めば明らかではないでしょうか。

ロ.天皇と習近平氏の会見は国事行為でない。
憲法第3条で「天皇の国事に関するすべての行為には内閣の助言と承認を必要とし、内閣がその責任を負う」と書かれ、第7条に国事行為が列挙されています。このように国事行為は限定的なものです。
 それに照らせば、今回の問題は「外国の賓客」(中国の国家副主席)への接遇
ですから国事行為には該当しません。小沢さんこそ憲法をよく読み、正確に解釈すべきです。
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グアムはアメリカの正式な領土ではない・・・となると   天木プログより

2009年12月18日 09時50分10秒 | Weblog
★基地のグアム移転がベストと言われているが、グアムはアメリカの正式な領土ではなく、住民にアメリカ憲法が保障されてはいないという。となれば、基地のグアム移転とは何なのか?
天木氏のこの記事は目に鱗であった。   (天木ファン)
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「声の届かない弱者を救うのが政治ではないのか」   天木直人

 これから書くことは、自分自身にも問いかける事でもある。

 普天間問題を語るとき、我々はふたことめには辺野古住民の負担の軽減を口にする。

 その負担軽減のために普天間基地を県外移転せよと言う。

 国内のほかの場所に移してもそれは負担のたらいまわしだから国外移転しかないと言う。

 だからグアム移転だという。米国がグアム移転を受け入れれば一番いいと言う。

 しかしグアムはどういう所かと思いを馳せた日本人がどれほどいるだろう。

 グアムはもちろん日本領土ではない。

 しかしグアムは米国でもない。

 16世紀にスペインによって植民地化されたグアムは、1898年の米西戦争によって戦利品として米国に割譲され、第二次世界大戦では日本軍の攻撃を受け日本に占領されたという。

 日本の敗北により米国に奪還されたグアムは、1950年に、米議会で制定された法律により、未編入領域とされ、米国憲法が完全には適用されない海外領土であるという。

 世界に残る16の「非自治区地域」の一つであり、住民は米国籍こそ与えられているが、連邦レベルの選挙権のない絶対的弱者である。

 この事を私に教えてくれたのは、イラク戦争に反対して辞職した元米国軍人であり外交官であった平和活動家アン・ライトさんである。

 彼女は言う。グアム移転は、発言権を持たない地元住民の意向をほとんど聞くことなく、09年2月にクリントン国務長官が訪日して日米間で最終合意した。

 いまそのグアムへの海兵隊基地の全面移転を日本が声高に叫んでいる。

 しかし、それはグアムの沖縄化ではないのかとアンさんは言う。

 それどころか、そこにはグアムの住民の意思はまったく存在しない。

 この指摘は我々日本人の胸に突き刺さる。

 米軍基地は、声の届かない住民の暮らしている場所に移転させるものではない。

 米国主権の下で、その声が米国政府に正当に反映される米国領土にこそ移転さるべきものではないのか。

 そもそも、米軍基地は、それが必要であると国民が認める米国の領土にとどめるべきものだ。

 この本質的な議論をせずして、沖縄住民の負担軽減ばかりをいう日本は正しいのか。

 政治の役割は声の届かない絶対的な弱者の痛みに思いを馳せる事にあるのではないか。

 日本の政治家の猛省を促したい。

                       完

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