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グランパス、連休中の見所 3 文科系

2008年04月28日 10時29分29秒 | スポーツ
大混戦! グランパスはまだ首位だ!

鹿島が大宮と引き分けて、2点の勝ち点差でグラがまだ首位なんです!

本当に上位チーム受難の週でした。見てください。
1位名古屋が17位に負け、
2位鹿島が7位と引き分け、
3位FC東京は15位に負け、
4位横浜も11位に負けて、
6位ガンバは10位に敗れた。
そして5位の浦和だけが8位の京都に勝ちました。高原の2点を含む4対ゼロです。よって勝ち点は、名古屋19点、鹿島17点、浦和16点で、これが1~3位です。

ドングリの背比べではなく、全体的に本当に強くなっているんだと思います。そりゃそうでしょう。プロリーグが最近できて、ここ10年ほどのうちに世界で最も伸びたと言われる日本に、新たなモチベーションが生まれたんですから。優勝すれば、去年の浦和のようにクラブとしてのアジアチャンピオンになることが可能で、そうなれば世界クラブチャンピオン大会に出られ、そこでも良い線行くと知られたんです。この闘いには国連加盟国と同数ほどの国々が参加しているという、世界最大のスポーツ・ゲームというわけです。

ごく最近のこの実力均衡は、どこも走り回ってプレスをかけ合うようになったことから生まれたのだと思います。そこで問われるのが、走りの質ということになりましょう。
「敵をどうやってムダ走りさせるか」「いつチームとして呼吸を合わせて最大限走るか」、「肝心なときに、瞬間スピードがあるか」、「特に敵味方のゴール前で、どう組織的に走るか」などが問題となってきます。もちろん、オシムが教えたように、「ボールに走らせて、人は合理的に動く」という「走りの倹約」も非常に大切になってきます。

その点で名古屋にはFW・杉本恵太という類い希なスプリンターが「代打の切り札」のように存在するのが、凄く強みになります。前回の7節終了時点の数字ですが、彼は7本シュートを打っただけなのに実に3点を獲得しています。得点1位5点が3人、4点が3人でしたから、13人いる7位の1人に入っています。「代打」ですから、出場時間当たりでは、ずば抜けた得点率になると思います。

「相手が疲れてきた時に出場してきて、Jリーグ1、2のスピードでぶっちぎって得点する組織作戦を持っているチーム」
相手にすれば実に嫌なチーム、選手でしょうね。名古屋は「杉本で負けなくてすんだゲーム」がいくつあったのでしょうか。


ところで、昨日の楽天・田中投手、非常に興味深かったですね。完封勝利で3勝目(1敗)を上げても不満たらたらなんです。「制球がばらばら。どこが悪いのか映像で考えてみたい」と言ったらしいです。
新聞によれば、野村監督は四回の四球について「あのあたり。大投手の片鱗というものが見えてこないのは」と述べたとありました。さらに「こういう内容だと原因不明のスランプに陥る可能性がある。もう一度しっかり走り込まないと」とも。
「無視、賞賛、批判」の後2者を上手くミックスしている? 

それにしても、完封しても本人も監督からも、呼吸を合わせたように不満たらたらとは! 先日のNHK特集にあったとおり、大投手の入り口に立っているということは確かだろうと思いました。
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2 コメント

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ヘボゴルフ (落石)
2008-04-28 15:58:11
ヘボなゴルフでも、ごくごく稀にスーパーショットが。
自分でも不思議なほど力みもなく自然に。
プロは、それを意識的につくっていくことらしい。
打線が打ち損ねて勝った試合と、
自分の投球が出来て勝った試合とは違うんでしょうね。
私などはいつも原因不明のスランプが通常です。


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お見事! (文科系)
2008-04-28 20:10:18
落石さん、お見事なコメント!

「プロは、それを意識的につくっていくことらしい」には、凄いエピソードを記憶しています。究極の意識化と言える。
昔近鉄にいた大投手、鈴木啓二の言葉を不思議にも覚えているのですよ。もの凄い言葉だからでしょうね。

「僕はシーズンちょっと前に一端フォームのそれぞれの部分をバラバラに一つづつに分解してしまいます。それからおもむろに組み立てていく。毎年そうやっています」
これは全てのギアとその統一を意識化するということ、その極地ですね。

「自分の投球が出来て」も、その通り。結果オーライの選手は大きくなれないでしょう。

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