goo blog サービス終了のお知らせ 

九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

立ち止まって考える   只今

2010年11月25日 17時44分41秒 | Weblog
大相撲中継の画面に、「裁判員裁判で少年に初の死刑判決」というテロップがながれました。
 そこで思いだしたのは、昨年の三月に開かれた日本ペンクラブの「死刑を考える」シンポジュウムでのこと。
 死刑には反対という瀬戸内寂聴に、「大量虐殺した戦犯にも反対するか」と問われ、寂聴はこう答えました。
 「人それぞれ考え方の違いがあっても、死刑ということについて立ち止まって考えることがだいじなこと」で、「大量死刑と同じ戦争に反対して、一緒に牢屋へ行く友人の一人に瀬戸内寂聴がいる、と鶴見先生に仰有っていただいたが、私も88歳、惜しくない。ものを書く人間は想像力が命であり、その想像力で死刑囚のことを考えたい」。

 これに応えた処刑寸前の死刑囚の詠んだ句。
 「冬晴れの天よつかまるものが無い 尚道63歳」身を委ねる何もない冬晴
 
 「水ぬるむ落としきれない手の汚れ 公洋28歳」汚れを自覚している
 
 そして死刑執行は今日か明日かと30余年心揺れる大道寺将司の句。 
 「時として思いの滾る寒茜」 
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 。「庶民革命」(今日の『中... | トップ | 困った金親子     らくせき »
最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
裁判員は大変 (らくせき)
2010-11-26 09:53:47
記者会見で話していた裁判員の人。
これから死刑判決を一生背負っていくと。

これも大変です。

できれば死刑はないほうが良いでしょう。

でも、そのためには殺人を犯した人が
どう生きていくのか?という
これまた、とても難しい課題があって・・・

どちらが良いのか?
判断に迷います。



返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。