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書評「安倍晋三の正体」(祥伝社新書)   文科系

2023年07月08日 10時57分59秒 | 国内政治・経済・社会問題
 作家、適菜収(テキナオサム)が書いたこの本の内容を紹介したい。この全10章は、安倍について僕が思っていた以上の事をいろいろ教えてくれる。何回かに分けてぱらぱらと書くつもりだが、この第一回目は作者自身による「本書の構成」を転載する。

『本書では、テーマごとに、安倍という男の正体を明らかにしていく。
 第一章では極めて特異な人間が総理大臣になり、その政権下で一気にわが国が解体された理由について説明する。背後にはアメリカの世界戦略変更とわが国の知的基盤の崩壊がある。
 第二章では外交問題を扱う。対米、対ロシア、対韓国、対中国、対北朝鮮・・・。安倍は外交ですべて失敗し、全方位売国路線を突き進んだ。(中略)
 第三章では経済を扱った。(中略)
 第四章では安倍の政治観を検証した。安倍は保守を自称しながら、保守の対極にあるような政策を一貫して打ち出した。ここでは、いかがわしい勢力、偽装保守が政権中枢に食い込んだ理由も説明する。
 第五章では安倍が垂れ流した嘘・デマを検証した。にわかには信じがたいものが多いが、そこを確認すれば、総理大臣が嘘やデマを流したというより、職業的デマゴーグが総理大臣をやっていたという事実が明らかになる。
 第六章では安倍のバカ発言の数々を振り返った。バカがバカを担いだ結果、日本はバカな国になってしまった。
 第七章では安倍に関する一連の事件を取り上げた。安倍は追及から逃げ回り、結局何ひとつ解決しなかった。
 第八章では安倍と反社会勢力・詐欺組織・カルト宗教の関係を扱った。
 第九章では安倍の歴史観を検証した。その歴史観は極めて幼い。そもそも歴史を知らないので、議論は成立せず、妄想だけが暴走した。
 第一〇章では安倍の憲法観を取り上げた。改憲によって安倍が何をやろうとしていたかを示す』


 安倍という人間の質は、普通の言語能力と人間認識とを持っている大人なら、その国会答弁や態度を少し見聴きすれば分かるものだ。嘘、逃げ、誤魔化し、果ては恫喝・・・。が、この本ではそれ以上のことが「これでもか」と描き出されている。

 以降、彼が実際に発した言葉など、いろんな歴史的証拠をこの本からここに紹介していくつもりだ。こういう総理大臣の下でこそ、日本国家がここまで劣化したのである。
「国境なき記者団」発表の「報道の自由度」が、2010年には世界11位だったが、2016年には72位まで下がっている。嘘の政治を保守すべく、いろんな事を隠し、誤魔化す政治体制になっていったからだろう。中でも、国家基幹統計の改竄はこの間の国家実態を取り返しの付かぬ暗黒部分にしてしまった。国家基幹統計の政治における重要役割を理解できない頭脳の持ち主だったのである。「国家基幹統計に永遠の暗黒部分を作った日本国総理大臣」。
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