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朝鮮日報の社説より     らくせき

2011年10月18日 09時59分41秒 | Weblog
こんな社説を掲載していました。
足元が、少しづつ、しかし着実に変化しているんでなあ、という感じです。

ソウル大学、東京大学、中国・北京大学、ベトナム国家大学ハノイ校の総長が
先週東京大学に集まり、4校による共同学位制の推進について、
来年3月にソウルで実務会議を開催することに合意した。
4カ国間の共同学位制が実施されると、自分が入学した大学に通い、
途中で別の国の大学に留学して必要な単位を取れば、
2人の大学総長の職印が押された卒業証書を受け取ることになる。
これに先立ち、韓・日・中は来年から年間100人ずつ、
学生を別の2カ国に留学させ、そこで取った単位を認定する
「キャンパス・アジア計画」を実施することにした。

韓国と日本、中国は、世界の人口の22.3%、世界の国内総生産(GDP)の19.6%、
外貨保有額45.7%を占める超巨大経済圏域だ。
人口1億人のベトナムはこの5年間、年平均6%以上の高い経済成長率を記録し、
東南アジア国家のリーダーとして浮上している。
韓・日・中の北東アジア3カ国と東南アジア諸国連合(ASEAN)のリーダーである
ベトナムが、
各国の未来を背負う人材を共同で教育するということは、
世界経済の資本と技術革新の拠点である北東アジアと、
人口や資源の豊富な東南アジアが、
未来に向かってさらに密接な関係を構築するための橋を架ける作業となる。

この4カ国は(将来、北朝鮮が参加すれば、それも含めて)
旧中華文化圏であり、ある意味で過去の復活かも知れない。


 
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4 コメント

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大快挙だ! (文科系)
2011-10-18 13:03:43
 このニュース自身も、らくせきさんのこのニュース転載行為も、僕にはちょっとした快挙に映った。何よりも、我が国内外にいろんな妨害があるアジア友好が進むと、直感する。
 もちろん、こういうのをアメリカなどはまた「環太平洋大学交流」などと割り込んでくるに違いないのであって、手放しで喜ぶことはできない。がそれにしても、この4カ国とはそもそもいったい誰がどのように考え、持ち出したのか。驚異的な発想にも見える。一つの社会主義国?と、もう一つの「社会主義国」と、親米の日韓とは!これも多分、グローバリズムの必然的一帰結、それも歴史発展的結果に違いないと思うから何か特別に嬉しいのである。

 「どんな政治演説、どんな政策よりも、人間の社会的習慣の方が、政治に関わって、これを左右する恐るべき力を持つ」というのは、確かレーニンの発想、言葉。この記事で、そんな政治学大命題をさえ思い出していた。するとまた、こんな事も連想されたのであった。
『こんな途方もないこと! この言い出しっぺ、ひょっとしてこの4大学の誰か政治学者たちが何人か絡んでいるに違いない』
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補足です (文科系)
2011-10-18 16:25:29
 誤解の恐れがあるから補足です。
 この出来事の日韓側の提起者らがマルクス主義がかった人々だと、僕が観ているわけではありません。上のコメントでも書いたように「アメリカなどはまた『環太平洋大学交流』などと割り込んでくるに違いないのであって」どころか、日韓側からは「そういう人々」の提案だったかも知れません。それでも、この出来事が持つ将来への意味は上記の通りと語ったつもりです。だからレーニンの言葉をあげてこう述べたつもりです。
「どんな政治演説、どんな政策よりも、人間の社会的習慣の方が、政治に関わって、これを左右する恐るべき力を持つ」
 中国以上に、ベトナムが入っているのが大きいと観ました。
 なんにせよ、グローバリズの一帰結と観られるだけに、この動きは大きいと思います。らくせきさんありがとう。
返信する
4大学のそれぞれの研究者の皆さんへ (だいこん)
2011-10-18 17:41:45
 (1) 3600社以上ある上場企業(経団連加盟社が殆ど)のうち、法人税、法人事業税を1円も払わなくともいい会社が7割ある、と言われていますが、本当ですか?

 (2)小沢元民主党代表にかかる4億円の出所は、
   父親の遺産を安田信託銀行神田支店に、
  高利回りのビッグ・半年複利の変動金利型で運  用して生まれたものと言われていますが?

 以上のことは、永田町でもマスコミでもよく知られたことということですが、こうしたことを追求することを、「象牙の塔には閉じこもらない」というのではないでしょうか。
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質問 (文科系)
2011-10-19 13:45:54
 だいこんさんに質問です。
 上のコメントの意味、前との関係性が理解できません。ここで何故①②が出てくるのか。また①はともかく、②の全体的意味が分かりません。小沢裁判がためにするものと言う側面第一であることはもう証明済みと言えましょうし。
 とにかく説明不足では?

 また、象牙の塔批判には一般に、他方で盲点、欠点も多い。基礎的研究は現実と結びつきにくいものもあり、これが弱いと長期的にみてどうなのか? また、自民党政府の審議会など現実と結びつきたがった人々には、いわゆるスノッブな出世主義的曲学阿世人種も多かったはず。原子力学者は今や、そんなのばっかりだったと証明されたようなものだ。それが、研究者って? 小出、安斎がなんと立派に見えることか。
 今の世、マルクスの次の社会科学大命題を胸に手を当てて少しは思い出すべきではないでしょうか。
「支配階級は時代の思想手段も握る」
 つまりこういうこと。権力者の太鼓持ち学者というのはいつの世も、学問放棄の側面もあるということでしょう。 
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