祝、またまた週間閲覧数が新記録! 14941! 先週12961で、先々週が14239と、3週続きで発足5年のベスト2,3,1位でした。継続は力ですね。
1 判明している事実
韓国の公共放送KBSが、4月7日の「9時のニュース」である特集を流した。特集の題名はこういうもの「謎の第3ブイ・なぜ?」。田中氏は、この内容をこう要約している。
沈没した天安艦の艦尾が見つかった場所は第1ブイが目印であり、艦首が見つかった第2ブイとは、潮に流されたらしく約6キロ離れている。が、このいずれのブイもペンニョン島から2キロ離れた沖合にある。ところが、ペンニョン島の断崖絶壁から数百メートルの所に第3ブイがあって、そこに『米軍の潜水艦とおぼしき巨大な物体が沈没しており、韓国軍の潜水隊が捜索にあたり、米軍ヘリコプター(シーホーク)が米兵の遺体とみられる物体を運び去る映像を、報じている』。そして『韓国や米国の当局は、天安艦と同じ時間帯に、すぐ近くで米軍潜水艦が沈没したことを、ひた隠しにしている』。なお、この第3ブイでは、韓国潜水隊1准尉の作業中死亡事故があって、その慰霊祭には駐韓国米大使と在韓米軍司令官が列席し、米軍からの見舞金が払われている。この慰霊祭は、両艦の沈没事故11日後の4月7日のことであった。もしも北朝鮮関与が疑われているなら、こんなのどかな光景を演じることは不可能なはずだ。この島はほぼ国境地帯にあって、平壌までは170キロしか離れていないのだ。またなお、第1、2ブイの作業は民間会社に委託されたが、第3ブイの捜索は韓国軍の艦船、特殊潜水隊が行っている。
『その後、韓国のいくつかの新聞や雑誌がこの件を報じた。韓国当局は、これらの報道について事実ではないと強く否定し「誤報」をしたKBSを名誉毀損で告訴した。裁判を受け、KBSのウエブサイトでは、問題の特集についての動画や記事が公開停止になっている』
2 田中氏の推理
米軍はペンニョン島の絶壁下の深海に原子力潜水艦を長期潜航させて、北の無線傍受や警戒任務に当たっていた。北からはちょうど死角に当たる場所である。なおこのことは、韓国軍には知らされていなかった。以下は、田中氏の文章を抜粋する。
『天安艦は、ペンニョン島の南の沖合を航行するはずが、予定より岸に近づき、その結果、韓国軍に存在を知らされていない米潜水艦の存在を探知し、北朝鮮の潜水艦が潜入していると勘違いして発砲し、攻撃されたので米潜水艦も瞬時に撃ち返し、2艘とも沈没するという誤認の末の同士討ちが起きたのではないか』
3 僕の意見
KBSって、韓国のNHK、公共放送だ。偽記事など流すとは到底思えない。内容が凄くリアルだし、検閲圧力を加えた政府もきちんとした反論はしていないようだし。
何故これほどまで強行な検閲に及んだのか。そっちの方が余程不気味だ。アジアでの反米機運勃発への恐れ? 放射能汚染のパニック対策? それとも何かの軍事エスカレートの前触れ、布石? いずれにしても一種のファッショだ。怖い。
1 判明している事実
韓国の公共放送KBSが、4月7日の「9時のニュース」である特集を流した。特集の題名はこういうもの「謎の第3ブイ・なぜ?」。田中氏は、この内容をこう要約している。
沈没した天安艦の艦尾が見つかった場所は第1ブイが目印であり、艦首が見つかった第2ブイとは、潮に流されたらしく約6キロ離れている。が、このいずれのブイもペンニョン島から2キロ離れた沖合にある。ところが、ペンニョン島の断崖絶壁から数百メートルの所に第3ブイがあって、そこに『米軍の潜水艦とおぼしき巨大な物体が沈没しており、韓国軍の潜水隊が捜索にあたり、米軍ヘリコプター(シーホーク)が米兵の遺体とみられる物体を運び去る映像を、報じている』。そして『韓国や米国の当局は、天安艦と同じ時間帯に、すぐ近くで米軍潜水艦が沈没したことを、ひた隠しにしている』。なお、この第3ブイでは、韓国潜水隊1准尉の作業中死亡事故があって、その慰霊祭には駐韓国米大使と在韓米軍司令官が列席し、米軍からの見舞金が払われている。この慰霊祭は、両艦の沈没事故11日後の4月7日のことであった。もしも北朝鮮関与が疑われているなら、こんなのどかな光景を演じることは不可能なはずだ。この島はほぼ国境地帯にあって、平壌までは170キロしか離れていないのだ。またなお、第1、2ブイの作業は民間会社に委託されたが、第3ブイの捜索は韓国軍の艦船、特殊潜水隊が行っている。
『その後、韓国のいくつかの新聞や雑誌がこの件を報じた。韓国当局は、これらの報道について事実ではないと強く否定し「誤報」をしたKBSを名誉毀損で告訴した。裁判を受け、KBSのウエブサイトでは、問題の特集についての動画や記事が公開停止になっている』
2 田中氏の推理
米軍はペンニョン島の絶壁下の深海に原子力潜水艦を長期潜航させて、北の無線傍受や警戒任務に当たっていた。北からはちょうど死角に当たる場所である。なおこのことは、韓国軍には知らされていなかった。以下は、田中氏の文章を抜粋する。
『天安艦は、ペンニョン島の南の沖合を航行するはずが、予定より岸に近づき、その結果、韓国軍に存在を知らされていない米潜水艦の存在を探知し、北朝鮮の潜水艦が潜入していると勘違いして発砲し、攻撃されたので米潜水艦も瞬時に撃ち返し、2艘とも沈没するという誤認の末の同士討ちが起きたのではないか』
3 僕の意見
KBSって、韓国のNHK、公共放送だ。偽記事など流すとは到底思えない。内容が凄くリアルだし、検閲圧力を加えた政府もきちんとした反論はしていないようだし。
何故これほどまで強行な検閲に及んだのか。そっちの方が余程不気味だ。アジアでの反米機運勃発への恐れ? 放射能汚染のパニック対策? それとも何かの軍事エスカレートの前触れ、布石? いずれにしても一種のファッショだ。怖い。
両国の気持ちは分からなくもないですね。
イラク戦争でもアフガニスタンでも
同士討ちが一番コワイと兵士が
言っていましたが、
避けられないことなんでしょうね。
とくに司令系統が違う
多国籍軍の場合は。
掲載すべきでしょう。
韓国も日本もアメリカも、この事実を必死に隠しているようだが、その狙いが知りたい。なんせ、検索してもこれ以外にはこの説は全く出てこないもの。それどころか、このKBS特集の話すらが全く出てこない。ただ「怪説」が流れているが、とだけ出てくる。この隠蔽の必死さは、そういう強権発動は一体なんなんだろう?
そこで、軍事オタクの知り合いに問い合わせてみた。答はこう。
①原潜はしょっちゅう沈んでいる。が、原子炉シールは万全で、大丈夫。
②アメリカの原潜ではありえない。哨戒艦では原潜は倒せないし、アメリカは公表して対処してきたから。隠し通せないことをよく知っているからだ。
さてさて、それでも僕の疑問は消えない。彼の語ったことは一般論だろう。世界やアメリカが非常時だったらどうする。こんなふうに
全面株安の世界経済に与える影響? 深刻な世界経済情勢から何か重大な軍事的エスカレートでも狙っている? 現世界情勢下でアメリカ式アジア管理体制が破綻したら?!という恐れ?
新しい「韓国版9.11の『陰謀』」という米国人記者もいるらしい。